いいねと売上
「いいね」と売上は似ている。
どちらも増えるとうれしい。そして、少ないと悲しい。
「いいね」と売上は似ている。
どちらも多いと「すごいね」と言われ、気分が良くなる。
「いいね」と売上は似ている。
どちらも数字を伸ばしたくなる。そして、いつしか数字を伸ばすことを意識してしまう。
しかし、売上が伸びても利益が残らなければ事業としては意味がない。それは「いいね」獲得のために虚構をあげているようなものだ。
かといって、個人商店はただ利益をあげる装置でもない。一人一人の顔が見える商いで、楽しんでもらえた価値の総計が売上でもある。
こう考えると、売上を下げてでも利益は残すというのは、けっこう難しい判断だ。
お客さんに楽しんでもらえそうな投資はワクワクするけど、経費削減はちっともワクワクしない。
小商いの価値とはなんだろうか?
いつも自分の中で揺れている。
今日は、左に・・。明日は、右に・・。
年明けから、ちょっと値上げします。ごめんなさい。