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ADHD、自閉症スペクトラム併発する不登校男児実例

学校では通級しながら、気が向いた時だけ登校する小学3年生男児Tくん

放デイに週1で通う、小学3年生男児のTくんは、基本的に気が向いた時、行きたいときだけ学校に通っており、普段は家に引きこもっています。いわゆる不登校児といえます。家に引きこもっているときは、テレビをみたりゲームをしたり、好きな車のおもちゃでひたすら遊ぶという自分の世界を堪能しています。
Tくんが学校に行きたくない理由は、本人は「楽しくない」といいます。慣れている場所や同じルーティンが崩れたりすると対応できなくなる面があり、一度つまづいてしまうと嫌になってしまう面があります。低学年のころは、親が付き添いなんとか学校に通わせていましたが、学年が上がるにつれて、学習面、友人関係でつまづき、それも嫌になってしまったようです。今ではクラスメイトと顔を合わせたりするのも嫌になっており、放課後、担任の先生に会いに(担任の先生は好きなのです)、こっそり学校に行き雑談をしたり、宿題を一緒にやったりして帰ってきています。そんなTくんの特徴、性格面をくみ取りながら、放デイでどのように過ごしているのかをお伝えしていきます。

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