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(オタク)抱き枕カバーの生地について語る回
かれこれ10年以上続いている趣味に抱き枕カバー収集があります。
気付いたら結構な枚数になっていたので、最近は買うものを厳選していますが、まぁ増える一方ですね!
今回はそんな二次元オタクを惑わす抱き枕カバー……の生地についてのお話。
オタク抱き枕カバーとは
二次元オタクの方々には説明不要と思いますが、オタク抱き枕カバーとは、キャラクターイラストをほぼ等身大に印刷した抱き枕カバーです。
一般的なものは160cm x 50cmで両面印刷となっています。
全年齢向けから成人向け、男性向けも女性向けも、まぁ色々ありますが、基本的に成人男性向けです。
え、今悲しい気持ちになった?
価格は現在は10,000-15,000円くらいです。
平均すると送料別の税込で13,000円あたりでしょうか。
最低でも10,000円はするので、高いです。
雑誌やゲームに特典として付属するものだと安い生地を使ったものなんかもありますが、あれらは本当に残念なので、絵柄が良いものが無償特典とかで出てくるとオタクは血涙を流してしまうのです。
あとフリマサイトとかに出てる、なんかめっちゃ安いやつの多くはコピー品だから買うのはやめようね……!!
ちなみに中身は別売りで、ちゃんとしたものを選ぶとそれも1万円オーバーです。
レギュレーション的にも価格的にも、数ある二次元キャラグッズの中で、だいぶ大人向けのグッズです。
マジで高くて狂う
抱き枕カバー生地とは
そんな抱き枕カバーですが、印刷・縫製をしているメーカーによって使用している生地が違います。
現在流通しているものは基本的には2wayトリコットと呼ばれる化繊生地なのですが、各社独自の仕様を生地メーカーに発注して作っています。
そして、そのそれぞれに名前がついています。
歴の長い抱き枕カバーオタクならだいたい把握しているでしょう。
私みたいな抱き枕カバーオタクになると、買おうかどうか悩んだらメーカーを見て最終判断をすることもあります。
それくらい大事なんです。
抱き枕カバー生地に求められるもの
高価なグッズではありますが、それなりに我々のニーズが反映されているため、実際手にするとなぜ高価なのか分かります。
では何が求められているのでしょうか?
印刷品質
二次元系のグッズで1番大切なところです。
特に抱き枕カバーはほぼ等身大のグッズとなるため、印刷品質は特に大事です。
細かい線や色味といった部分ですが、これらは大きく目に入るので、これがダメだと他が良くても残念に感じてしまいます。
高額なグッズなので、せっかくなら作家の表現を余すことなく楽しみたいですし。
ただし注意しておきたいのは、印刷だけではなく、入稿データや色校正も大事というところです。
どんなに印刷機が良くてもそれを御すのは人なので、そこで事故ってたらどうしようもないですから。
手触り、抱き心地
抱き枕カバーとして大事なところはここです。
高価な抱き枕カバーに初めて触れた方の多くは感動すると思います。
絹のような手触りというか、部分的には絹を超えているものもありますからね。今の主流の生地はその独特の触り心地を実現するための表面加工がなされており、各社工夫を凝らしているところです。
メーカー毎、製品毎、もっと細かくいうと製造時期によっても触り心地が変わってきます。
抱き心地に関しては本体によるところが大きいですが、生地でも変わります。
抱いた時の柔らかさだったりとかは、生地の伸び方なんかに加えて、本体に対するサイズ感でも感触が変わってきます。
みなさん好き嫌いはあるでしょうが、まぁ寝具なので、1番よく眠れた抱き枕カバー生地がその人にとっての1番というのは間違い無いでしょう。
耐久性
抱き枕カバーはとても手触りが良い反面、傷が入りやすいです。
どのくらい入りやすいかというと、ガサガサに肌荒れした手で強めに撫でれば1発KOな場合もあるくらいです。
あと、爪切り直後でヤスリがけしてなかったりすると、引っかかって1発KOです。
これで1万円オーバーってマジ!?
そして、ちゃんと抱き枕として使うなら一緒に寝ることになるので、寝てる間に何かやってしまっても傷が入らない程度の耐久性が求められます。
慣れてくると傷付けない抱き方みたいなのもわかってくるのですが、そんなの気にしてられねぇって人もいますし。
いつでも好きな作品の予備が手に入るのなら良いですが、滅多に再販しない受注生産なことが多いので、同じ作品をめちゃくちゃな量買うオタクもいます。
業が深すぎる……。
縫製、ファスナー
縫製については、どこもそれなりに良いと思います。
少なくとも私は縫製がクソでキレてしまったことは……ありますね。
最近もありました。
今まで100枚以上(数えてはいないけど100枚以上使ってきたのは確か)の抱き枕カバーを使用してきましたが、幸いなことに、使っていて縫い目が破れたりほつれてきたりといったことは今まで経験したことがないのですが、サイズ感や開口部の作りといったところでメーカーの違いはあります。
サイズは160x50というぼんやりした共通規格みたいな何かはあるのですが、実際のところメーカーによって数cm違う場合もあります。
個体差によるものも大きいですが、実際使っていると、メーカーによって微妙に違いを感じるところです。
この数cmが意外と大きいです。
そして開口部の作り。
これが縫製関係では個人的に1番大事なところで、開口部が可能な限り大きい方が抱き枕カバーの脱着が楽になります。
抱き枕カバーを大量に持っていると、寝る前の数分でどれだけ楽に交換できるかみたいなのはすごく大事なところです。
また、これにはチャックも関わってきますが、今の主流の生地はみんなYKKファスナーなので、YKKじゃないと云々みたいな話はあまり聞かなくなりました。
過去の生地、マイナー謎生地、海外製……だとYKKじゃない場合もありますが、今のところ事故ったことはないので、個人的にはこだわりはありません。
現在手に入る抱き枕カバーの生地
では現在国内で一般的に使用されているオタク枕の生地を見ていきましょう。
A&J ライクトロンリッチ
2023年末あたりにリリースされた生地です。
生地の特徴は、厚手なことと、手触りが良いところでしょうか。
厚手なので、抱き枕本体の側生地の違いを感じづらい気がするので、謎の安定感があります。
そして、厚手ながらやわらかさもしっかりあります。
手触りのヌルヌル感は先代より強化され、耐久性も大幅に改善されたように思います。
今はこれが1番好き。
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印刷の品質は1番良いと思います。
色表現も繊細さも高い次元でまとまっていて、ハズレがありません。
今回載っけた写真のものなど、たまにサンプル画像との色味の違いが大きいこともありますが、それでも仕上がりにまとまりがあるところが良いですね。
縫製は開口部が大きめでとても良い感じです。
ただしA&Jの縫製は、個体差はあるものの160x50のジャストサイズに近いので、本体が微妙にデカかったりするとちょっと伸びます。
ちょっと伸びるとどうなるかというと、縦横比が若干崩れてイラストの見栄えが悪くなる場合があります。
もちろんA&Jの本体であればピッタリです。
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包装はこんな感じ。他社と比べて大きく見える畳み方で、折りたたむとA4くらいになります。
ちょっとビニール袋が破れやすいですが、この袋が破れるような扱いを中身のカバーにすると確実に傷が入りますから、初心者の方は気をつけましょう。
たぶんそういう警告の意味を込めてこんなフニャフニャ包装にしてるのだと思います。
この写真のものはかなり綺麗な状態で届いたものですが、イベントなどで現地購入して帰ってきたら袋がシワシワになってるとかはあるあるですね。
生地のネームカードは裏面に入っています。
A&J ライクトロン
ライクトロンリッチの先代モデルです。
生産終了かと思いきや、2025年現在でもライクトロン生地を使用した抱き枕カバーが新作として出てくることがたまにあります。
セカンドラインという扱いなのでしょうか?
知っている範囲だと、つい先日届いた某出版社のラノベのキャラグッズはこれでしたね。
生地としては手触りと印刷品質重視で、特に印刷品質はリリース時から今までずっと評価され続けています。
正直なところ、私はライクトロンが特別好きなわけではなく、一時期はライクトロンだから買うのやめておくかと思うこともありました。
しかしある時、触り心地のひんやり感が控えめであることに気づいてしまってからは、一気に好きな生地になりました。
適度に薄いので、体温の馴染みもすごく良いと思います。
ただし耐久性が低めなので、初心者が手を出すと一晩で傷だらけになる可能性もあります。
そうしてぼくらは成長してきたんだ……。
結構なご長寿生地(記事執筆時点でリリースから10年以上経っている気がする)ですが、私の主観では何度かマイナーアップデートが行われています。
手触りが微妙に変わったり、耐久性が良くなったり。
2020年以降くらいになるともう”仕上がった感”があり、耐久性も個人的に許せる程度まで良くなりました。
メーカー公式にアナウンスがあったものだと、ライクトロンリッチ登場の少し前あたりに、印刷クオリティが上がりましたってものだけだったと思います。
こんな生地がセカンドラインにあるのは強いですね……。
包装はライクトロンリッチと同じです。
ちなみにA&Jから無地のライクトロン生地抱き枕カバーが販売されています。
オタク以外にもおすすめ。
フレス アクアヴェール
こちらの生地は一部のエロゲーメーカー御用達なのに加え、同人作家にも人気がある生地です。
特徴としては、印刷品質と手触り重視…あれ、どこかで聞きましたね?
特に細かい線などの繊細な表現の再現性がとても高いです。
生地密度が高いことと表面加工の組み合わせにより、布目がほぼ見えず、それにより繊細な描写が崩れにくいのだと思います。
色味はたまーにブレる気がしますが、概ねサンプル通りだと思います。
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他にも、どの生地よりも薄手なところも特徴でしょうか。
適切な本体を選べば、生地の存在感が薄くなり、とても一体感があって良いと思います。
中綿や側生地がゴワゴワしているとそれもはっきり伝わってしまうので、後述のサイズの面と合わせて、それなりに本体を選ぶのかなと。
耐久性はイマイチです。表面加工のせいなのか、手のちょっとした角質とかが引っかかりやすいと思います。
個人的な感覚では、ライクトロンと同じくらい傷が入りやすいです。(あれ?)
こちらはマイナーアップデートが公表されており、最近v3になったようです。
公表されていないマイチェンはもっと行われていると思うのですが、v3というのは大きめのテコ入れが2回目ってことでしょう。
ちなみにv2はv2とは呼ばれておらず、メーカーのSNSでゆるくアナウンスがあった程度でしたね。
毎回耐久性が改善とか言っている気がしますが、大幅改善しているらしいv3は果たして……。(まだ手に入れていないし、今のところ欲しい作品がなくて、これから入手する予定もない)
それともうひとつ特徴があって、それは安さです。
どうやら他のメーカーより割安なようで、少数ロットにも対応と、同人作家の財布に優しいです。
複数生地で作品をリリースしているところでも、アクアヴェール版だけ他より安く販売していたりします。
といっても販売価格で数百円程度の違いなので、メチャクソ安いというわけではありません。
縫製は、微妙!!
というのも、サイズが若干大きいからです。
個体差はあるものの、概ね161~162cm x 51cm程度で、平均すると他メーカーより1−2cm大きいかな?ってサイズなので、A&Jの本体だとちょっと布が余るような感じが出てしまいます。
数字にするとそんなでもないのですが、実際の使い心地は生地の伸縮の違いとかもあるので、この程度の差でも大きな違いになっちゃうんですよね。
ちなみにこの話をイベントに出展していたメーカーの方に話したのですが、その時の担当者様はその辺り把握していなかったようで、まぁ個体差もあるしねーで終わってしまいました。
みなさんの所有するアクアヴェール抱き枕はどうでしょうか?
もちろんフレスの本体(ウィズアクアnext)を使うとピッタリなのですが、今度はそのデカい本体を微妙に小さい開口部に捩じ込む必要が出てきます。
一応開口部のサイズはA&Jと同じくらいですが、ファスナーの可動域がA&Jよりほんの少し狭いのと、本体のせいでちょっと……。
それと、その本体をA&Jの生地に使おうとすると、今度はカバーが伸びて……。
この話はやめよう!! やめやめ!!
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包装はこんな感じ。
こちらは破れにくい素材の袋で、写真じゃわからないですが中の台紙が厚めなので、製品包装のクオリティとしてはとても良いと思います。
他メーカーと違ってパリッとしてて素敵。
ただしサイズが微妙なので、未開封品保管用の箱のサイズが他の生地と違ってくるので面倒です。
カードは裏面に2枚入っています。
フレス アクアプレミア
とっくに製造終了していますが、中古品を探している方向けに紹介しておきます。
この生地の特徴は、耐久性がそれなりにあって触り心地が柔らかいところですね。
現行のアクアヴェールと比べると少し生地が厚く、表面処理もツルツルしすぎていないことで、いい感じに柔らかいです。
洗濯するとまた感触が変わったりで、味わい深い生地でした。
フレスの生地の中では今でも1番好きな生地です。
耐久性がそれなりにあるというのは、特別良くはないけど、別に悪くもないということです。
これは個人的な感想ですが、アクアヴェールと比べるとアクアプレミアの方がよかったです。
というのもテスト環境(生地評価環境)と実際の使用環境は違うわけで、少なくとも私が自宅で使用する限りでは、洗濯を繰り返し長年使ったアクアプレミア生地のカバーの方が傷が入ることが少なかったからです。
ただし、毛や繊維ゴミを噛みやすいと言った面はあります。
これも例に漏れずマイチェンを重ねており、特に末期のものは手触りのスベスベ感と柔らかさのバランスが良く、とても好きでした。
ただしひとつだけ問題があって、印刷クオリティがあまりよろしくない時期がありました。
例えば、Aさんの作品はサンプル画像の印象そのままに近いのに、Bさんの作品はサンプルと色味が大きく異なっていたりとか、そういうブレがとても大きかったです。
特に肌色の表現でしょうか。
これはたぶん印刷のせいだけではなく、色校正なんかの問題もあったと思います。
中期以降はだいぶ改善されたように思います。
ちなみにこの記事のカバー画像の背景に使用した抱き枕カバーはアクアプレミアのものです。(1番手に取りやすいところにあったので)
しろもうふ 桜餅
しろもうふは会社名ではなくブランド名なのですが、会社名をデカデカと公表しているわけではないので、とりあえずブランド名で呼びます。
で、この桜餅の特徴は、さらっとした触り心地と耐久性の高さです。
さらっとしていると言っても、それは抱き枕カバー生地の中でのことで、他の2wayトリコットの布製品と比べるとヌメヌメ感はちゃんとあります。
また、やわらかさの面では他メーカーにやや劣り、畳みジワもできやすいです。
実際の抱き枕カバーとしての使用感は、やや生地の主張が強いけど、なんか安心感があるなといった感じですね。
個人的にはライクトロンリッチが出るまでは最推し生地でした。
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印刷品質は総じて良いです。
とても良いのですが、他社も良くなっているので、最近はほぼ横並びという印象です。
線の表現は他社の方が少し良いかもしれません。
布目が写真でもはっきりと見えるので、その影響ですね。
色表現はとても安定感があり、サンプル画像との差を感じることがほとんどありません。
この辺り色校正関係のオペレーションがしっかりしていそうで良いと思います。
印刷の話のついでにインク飛びの話をしましょう。
インク飛びとは文字通りで、印刷の工程でインクが飛び散って付着することを言います。
基本的に検品で弾かれるはずですが、稀に検品を潜り抜けて私たちの手元にやってきてしまう場合があります。
検品を潜り抜けるくらいの極少量ではありますが、それがキャラの顔周りとかだとすごく気になるんですよね。
過去にインク飛びしたものを引いてしまったことは2回あるのですが、その2回ともほぼ同時期の桜餅でした。(そのうちの1枚はあまりにクリティカルだったので交換していただきました)
その後は当たっていないです。
耐久性は本当に素晴らしいです。
何枚も使っていますが、大きな引っ掻き傷をつけてしまったことは一度もありません。
それと、布目は近づくとはっきり見える程度の大きさなのですが、そこに繊維ゴミや毛を噛んでしまうことが滅多にないので、大変扱いやすい生地だと思います。
この生地なら予備とか考えずに購入できるという安心感がありますね。
初心者に激しくオススメ。
縫製はとても良いです。
まず開口部は1番広いです。
そして裏側がとてもさらさらしているので、滑り止め加工が施された本体も入れやすいです。
サイズはやや大きめですが、明らかに余るような感じはA&Jの本体ではありませんでした。
それでいながら、フレスのややでかい本体も無理なく使えます。
手持ちの本体との相性の面ではとても都合が良いです。
こちらもマイチェンを重ねていますが、特に大きく変わったところは表面処理とチャック部分でしょうか。
表面処理は初期のものは特に手触りが良かったです。
最近は普通ですね。
ファスナーはYKK製ですが、ちょっと特殊な伸びるファスナーに変更されたり、それが製造終了してしまったとかで、普通のファスナーに戻ったりといったことがありました。
これは公式に案内があった記憶があります。
しかし、開口部を極力広く取る縫製となっているため、普通のチャックでも扱いやすさが大きく低下することはありませんでした。
印刷クオリティは特に変わったようには感じません。
総じて、マイチェンを重ねるごとに普通になっていったような気がします。
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包装はこんな感じ。
表面にカードが入ってます。
畳みサイズが小さめで、A4くらいです。(まれに大きい畳みサイズの場合もあります。)
袋が破れにくいのと相まって、未開封品の保管がしやすいです。
台紙はアクアヴェールより柔らかめですが、生地の特性なのか、くっきりした畳みジワが入りやすいです。
使っていくうちに解消しますが、保管の仕方によってもシワが入ることがあります。
こんな感じで優秀な生地、印刷、縫製なのですが、しろもうふは主に個人や小規模な事業者向けにサービスを展開しているようで、ゲーム会社や出版社といったところの商業作品での採用例がほとんどありません。
ですから、人によってはほとんど触れてこなかったという方もいると思います。
しろもうふ 白桜
生産終了生地ですが、これからの人救済用に一応紹介。
と言っても、この生地はわりと短命だったので、これからこの生地の作品を中古品で探そうとしても、今だと結構少ないんじゃないかなと思います。
特徴としては、超スベスベな触り心地で、生地はやや厚め、耐久性は最強クラスといった感じでしょうか。
印刷品質は現行の桜餅と同程度で、この生地がリリースされたときは印刷品質でA&Jと並ぶようなメーカーが出てきちまったかと思いましたね。
実際の抱き心地としては、生地の主張が激しい(やたらスベスベしててちょっと厚い)ので、合わない人は合わないかもしれません。
個人的にはとても好きな生地だったので、桜餅に変わった時はちょっと残念に思った記憶があります。
それぞれに良さがありますし、どちらも耐久性があって長持ちするので、お持ちの方は大切になさってください。(某アレ風)
みっちり紹介したら思ったより長くなっちゃった
……と、これらが現在の国内製造の主要な抱き枕カバー生地となります。
他にもあるっちゃあるのですが、紹介しているとキリがないですから。
で、どれが好きなん?
現行生地ならライクトロンリッチが1番好きですね。
出た時はあまりの変わりように賛否あったと思いますが、リッチというだけあって確かに高級感がある仕上がりですし、何より耐久性が改善したのがとても響いたように感じます。
始めた届いた時の感想が、”この生地、重い…?”だったくらい別物だったのですが、使ってみるとライクトロンの良さはだいぶ残っていて、さらに新しい要素や上積みもあって、まさに正統進化でした。
次点で桜餅です。
耐久性が高いので気楽に扱えるところが良いです。
少なくとも傷に対する耐久性はバッチリなので、適切に保管・使用すればかなり長期間使えると思います。
それでいて印刷品質は安定していて、触り心地も良好なので、隙がない構成です。
そういう意味では大変コスパが良い生地だと思います。
ただちょっと冬場は相性が悪い気がして、最近はあまり使っていません。
しろ”もうふ”とは一体なんだったのか……。(毛布とは言っていない
順番的にはそろそろこれも新生地が出てくるんじゃないかなと思っていますが、耐久性は変わらずでお願いしたいところです。
アクアヴェールは…なんというか、アクアヴェールだから買おうとはならないけど、アクアヴェールだからちょっと悩むな …というのはまぁまぁありますね。
この生地が発表された時はまさか、熟成を重ねた過去生地の良いところを全部ぶん投げて、新規コンセプトで作っちゃったとは思ってなかったですよ。
v3アップデートにはほんのり期待をしていますが、わざわざ買って試すのは馬鹿らしいので、今後欲しい作品が出てきたらということにしましょう。
今の所概ね好評なので、悪くなったということはないでしょう。
良い抱き枕ライフを
好みの生地がわかると購入に悩んだ時の判断材料にもなったり、安眠が加速したり、色々捗りますよね?
いろいろな生地の作品を集めるのも楽しいと思います。
先ほども書きましたが、寒い時期は触り心地がひんやりしにくい生地が嬉しかったりとかしますから。
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みなさんはどの生地が好きですか?
なぜ好きなのかも気になるところです。
この記事を最後まで読んでくれた抱き枕オタクの方はコメントしていってくれるとうれしいです。
ちゃんとnote続けてるから褒めてほしい……!!!!