作り手さんに聞く【wood work toto】木工アクセサリー
作り手さんに聞く、第7回目は、木工アクセサリーを扱う、wood work totoさんです。木を組み合わせて作られているのに、どことなく手作り感とは異なる感じ。どうやって作られているのでしょうか? 早速伺っていきましょう!
アクセサリーの素材・テーマについて
・使用素材は何ですか?
木材を使っています。
国産の木材は製材所などで出る端材を活用しています。
・この素材を使おうと思った理由とは?
世界中に目を向けてみると、様々な色や質感の木があり 木材だけでも幅広い表現の可能性がある事に気づき、木にこだわってものづくりしています。
・テーマやこだわりポイントは?
お客様から「木に見えなかった」とよく言われます。 珍しい色の木を使ったり、丁寧に仕上げてあったり、形が均一であったり こだわりを突き詰めていくと、そういうことになるみたいです。
作家さんのプロフィール
・プロフィール
お名前 : 岩崎 リュウジ
ご出身や経歴など :
茨城県日立市出身
千葉工業大学工学部デザイン学科卒
製造業勤務を経て、現在木工作家として活動中
・アクセサリー作家になった経緯
製造業での経験を、何か他のことに活用できないかと模索する中で、プラスチック樹脂の精密加工の技術を木材に転用し、いろいろと細工物を作り始めました。
作家を始めた2012年ごろ、木のアクセサリーを作っている人がほとんどいなかった事もあり、本格的に取り組むようになりました。
・作家になってみて、生活スタイルに変化はありましたか?
休みが無くなりました(笑)
いつもモノづくりの事考えていますし、何かしら作業してます。
・転機になった出来事
東日本大震災の後、やはりいろいろ考えました。
日本の製造業の世界に息苦しさも感じていたということもあり、自分で作りたいものを作って暮らしていく。
そんな当たり前の事をしていこうと考えるようになりました。
見て欲しいポイント
・作品作りには、パーソナルな部分が影響すると思います。作風にどのように表現されていますか?
学生時代はインダストリアルデザインを学んだのですが、 デザインがまさに工業的だと言われたことはあります。
機械図面とずっと向き合ってきたので、引く線がかなり影響を受けていると思います。
・作家としての現在と、未来の目標とは?
コロナ禍でこの2年、活動は相当制限されましたが、 今までやってこなかった動物モチーフなどのジャンルにも挑戦してきました。
アクセサリー以外の作品も今後充実させていきたいです。
また折を見ながら、行ったことのない遠くの街での展示会やイベントなどへの参加も増やしていきたいと考えています。
ノオトへ向けて一言
自然の木材の色を活かした作品です。SNS映えするようなキラキラしたものではありませんが、普段使いにちょうどよい作品です。
ぜひお立ち寄りください。
『wood work toto』の岩崎さん、ありがとうございました。
こちらのサイトで情報を発信しているので、ぜひ覗いてみてください。
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