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OpenFOAMを勉強するための本
私がこれまで購入したOpenFOAMの本をまとめてみた。webで検索すれば、何も本を買うことなくOpenFOAMは勉強できると思うが、本は体系的にまとまっているため、初心者が一通り勉強したり、辞書的に手元に置いておくにはよいと思う。個人的にはOpenFOAMをこれから使い始めるならば、一番初めに読むべきはOpenFOAM User Guideが一番よいと思っている。
OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2016/6/17
オープンCAE学会 (編集)
初心者がOpenFOAMを始めるならこの1冊。この本の通りに捜査していくことで一通りのOpenFOAMの操作を学ぶことができる。
OpenFOAMプログラミング (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/12/19
Tomislav Mari´c (著), Jens H¨opken (著), Kyle Mooney (著), 柳瀬 眞一郎 (翻訳), 高見 敏弘 (翻訳), & 3 その他
OpenFOAMのバージョンは古いものの、CFDの理論からOpenFOAMの一通りの説明がされておりとてもわかりやすい。
OpenFOAMライブラリリファレンス (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2020/5/1
株式会社テラバイト (著), 人見 大輔 (著)
OpenFOAMのクラスライブラリについてまとめられており、カスタマイズを行うのであれば手元にあると辞書として活用できる。解析ソルバーについては基本的な非圧縮性、圧縮性ソルバー以外にはVOFと粒子追跡の解説しかないのは残念だが、この範囲の内容は丁寧に解説されている。