見出し画像

酔い老い4コマ 2022/03/23

今日は4コマを更新した。

4コマではジジイのダル絡みを非難するような展開にしてしまったが、どちらかというと私自身は"ジジイ側"の人間だと思っている。しょうもないことを言いがちだし、なのでできればこういった軽口が許容される社会であって欲しい思いがある。

というか、"ダル絡み"という言葉が悪辣過ぎる。"ダルい絡み"って率直すぎるだろ。もうちょっとオブラートに包めよ。字面が失礼すぎる。どうして老人のちっぽけなジョークを多めに見てやれないのか。

しかし……実際に喰らうと「はー……しんどい」と思ってしまうのも事実だ。それはシラフで酔っ払いの相手をしているときの感覚に近い。そのしんどさは、まあ言ってしまえば「つまらん」からなんだろう。というより、許せるつまらなさのラインにギャップが生じているのだ。

酔っぱらうことで「おもしろさ(≒つまらなくなさ)」の許容ラインが下がっており、普段だったら言わないようなクソしょうもない駄洒落とかも口から出てしまっているということだ。なので酔っ払いの言葉はシラフの人間にとってアホのたわ言にしか聞こえないのである。気を付けるべきは、酔っ払いのユーモアなのだ。

だが、おもしろさの許容ラインが低いというのは別に悪いことではない。むしろ良いことだ。何事も楽しんだり笑えたりできる方が良いに決まってるし、そのためにアルコールを摂取して酔っぱらうことで人生が楽しくなるならそれは称賛すべきことだろう。しょうもない軽口を放つ老人だって楽しいと思って言っているはずだ。そう考えると、「老いる」というのは「平常時が酔っ払いに近づく」ということなのだろうか。うーん。良い事なのか悪いことなのか、わからない。

しかし……私の描いているハイパーエンターテイメンツ4コマがもし50年後とかも続いていたら、それはもうわけわからんものになっていることだけは確かだろう。既に人から理解されないものもいくつか描いてしまっているし、この割合が増えていって最終的に完全に意味不明なモノになっているかもしれない。既にその片鱗はある。何故なら私は4コマに描くことが思いつかないと、飲んでいるコーラに少しだけウイスキーを混ぜているからだ。

というより、私の4コマを"読む側の人間"が酔っぱらってればよいのでは? 酔うことで4コマがより面白く感じられるし、それなら私も気楽に描くことができる。完全にWIN=WINだろう。これは名案な気がする。今は水曜の正午12時とかいう一番アルコールと遠いタイミングで更新しているが、これはかなり大きな機会損失をしている気がしてきた。今後は金曜21時の更新にして、読む前に『※※注意!※※ テキーラを年齢の数だけショットでやってから読むこと!!!』と注意書きをしよう。

………………これが本当の成人向け漫画ってな! ガハハ!!!(酔っ払ったジジイのユーモア)


いいなと思ったら応援しよう!