2021年プリンタ改造歴
このnoteは 3Dプリンター改造記録 Advent Calendar 2021 5日目の記事です。
今年改造したプリンタが3台ほどあるのでまとめていきます。
一台目はAnycubic i3 mega-sです。一番多く活躍してくれたプリンタでした。
Kaikaノズルへの交換
2020年から試作ノズルは使用させてもらっていましたが正式版が発売されましたので早速購入し使用しました
かなり吐出性が良く、これがあれば一気にレベルアップが望めるノズルです
高いけど、価格の価値はあります。詰まりにくく高精度なら0.15mmが良いです。高速に綺麗に出したいなら0.4mmが良いと思います。
とりあえず一度使うことは推奨します。
高さ設定を間違えてダメになってしましました…
ダイヤルゲージを購入しアタッチメントを作成しました。テーブルの高さ調整でBL Touchなんかを使えばいいのですが配線がめんどくさかったので手動で調整するようにしました。組み付けの際に直角なのか、平面度出ているかの確認にも使えるのでお勧めです。
https://www.monotaro.com/p/6383/9144/
プラットフォームシートを再度使いました。前々から時々使っていましたが反りやすいフィラメントにかかなり有用です。
https://www.monotaro.com/g/03484486/
これは同じパーツなのですが当初ダイレクトエクストルーダ化する際にPETGを使っていました。結構熱で溶けることが判明しました。
PC-CFで印刷するようにして解決しています。
日本製のブッシュベアリングに交換しました。結構i3 megaはベアリングの品質が良くないみたいで途中で引っかかっていることがありました。
これに変えることでスムーズに動くようになっています。
FlashForge社のCreator3を会社で所有していますが、初期モデルということもありなかなか課題を抱えています。
プラっとフォームが上のような形で数多くあるくぼみにテーブルをひっかけるような形です。
これが引っかからない。そして平面にならない。熱伝導率が悪い
この問題を解決するためにプラットフォームを一新することにしました
テーブル上のピンをすべて外しフラットにします。
5mm厚のアルミテーブルを用意しておきます。
マグネットを貼ってプラットフォームシートが密着できるようにしました
レベリングもかなり安定するようになりました。
最後は3月に作成したVoronを改造しました
i3megaと同じようにダイヤルゲージを搭載しています。
voron0はメッシュベッドレベリングがありませんのでこれで調整しておくと挟んだ感覚等のあやふやなところから脱することができます。
ダイレクト化しました。Sherpa miniです。かなり軽くVoronに載せやすいサイズです。ちょっと重くなるので速度は出せないですがTPUや硬いフィラメントを送るのにはかなり有用です。
速度をやはり出したくなってしまったのでM4エクストルーダ―に変更しました。モーターサイズがNEMA17になるのでかなり低温で動かせるようになります。
Voron0にもピッタリつけることができます。
以上が今年改造した第行的なものになります。
現在はSnakeOil-XYを作成中でこれが完成すればVoron0を高温化改造に挑むつもりです。
目指せPEEK