もしもしもしも②〜信長がもし
日常会話で頻繁に登場する箸休め的なフレーズとして
「日本は単一民族の島国国家だから、ガラパゴス化するのもしかたないねぇ。」
>>>>思考停止<<<<
色々と突っ込みどころが満載な気もしますが、少なくとも鎖国は長かったですね。
200年くらい鎖国していましたから、閉鎖的な根本思想が根付くのは仕方がないと思います。
ただ似たような地理関係にあるグレートブリテン及び北アイルランド連合の国語が世界の共通語の地位を得るまでに至っている事を考えると(単一民族とかなんとかは一旦ほっぽり出すと)島国というのは絶対的な理由ではないと思います。
確かにイギリスはヨーロッパの大陸部と比べるとガラパゴス化している気もしますが、この二国の似ているようで違うようなところと言えば
「日の昇る国」か「日の沈まない国」か
🌄🌄🌄
???
まあこれに尽きてしまうところで早期決着は付くでしょう。
ではなぜ、日本は沈まぬ太陽を手に入れられなかったかとなると
もしもしの激しいお話になりますが
致命的な失着は
秀吉の朝鮮出兵になるのではないでしょうか。
ヨーロッパの歴史の中では幾度も戦争は起こっていますが、大陸で繋がっている故かある程度の固定期間はあっても領土は流動しがちです。
アジアの広く中国と称される広大な範囲でも何度も皇帝が入れ替わり立ち替わりです。
ここで共通する観点はユーラシア大陸側は遡ること紀元前から、強大な主権国が入れ替わり立ち替わりで攻略が難しいだけでなく、攻略したところで長い平定を築くのは容易ではないということです。
仮に朝鮮出兵に成功して、ある程度の大陸への侵攻が可能だとしても、基盤は海を挟んだ島国にあります。
こうなると、一番地理的にアクセスの容易な朝鮮半島を軸として、押しては引いての泥沼の消耗戦に潜在的に陥る可能性は高そうです。
信長が暗殺された理由は謎のままですが、確実に16世紀の戦国時代の日本は歴史上に最も野心や実力、ひとことで言えば「とてつもない勢い」を得ていた時代です。
こんなの机上の空論に過ぎないのですが、この勢いを外側に発散できていたら何か面白そうです。
そのうち(といっても何年スパンかわかりませんが)
信長が天下統一を完遂したIFで
大英帝国の他にもう一国の太陽の沈まない国と称された、スペイン帝国と既に接触を持っていた信長らの戦国大名が、太平洋に乗り出し
まだ開拓途中の新大陸を…😪😪😪