もしもしもしも③〜余談
いやー😅
だいぶ放置してました😵
Google alpha 碁 シリーズに関することは後からまた記事にするとして、囲碁における不思議なバグみたいな無限ループの状態があります。
サンコウ(三コウ)と呼ばれるものです。
そもそもコウ(一コウ)はお互いに交互に取り合うことで無限ループが発生する現象なのですが、これは頻繁に発生するためルールで無限ループしては駄目なことになっています。
ニコウの場合、無限ループが2つ発生するのですが、全体の状況に合わせてどちらかが譲らざるを得なくなります。
しかし極稀にサンコウ(三コウ)というものが発生します。
これは無限ループが3つできる状態で、この3コウが発生してしまうと完全なる無限ループとなります。
この場合、囲碁で唯一の無勝負の引き分けとなります。
明治以前は黒と白で引き分けがありえたのですが、白の方が後手でハンデを背負っているため実質は白の優勢で引き分け扱いです。
現代はコミという半目(0.5)の陣地が少なくとも白に付加されるので引き分けは通常ありえません。
異常な引き分けがこのサンコウです。
凶兆の達しと古より言われ、信長暗殺前夜はサンコウが発生したという説がいくつかあります。
創作という説もありますが、要するに死兆星(某北斗の拳)のようなものです。
これはおそらく囲碁というルールを生み出した当初、こんな現象が起こることは予想されていなかったでしょう。
ルールを組んだ後に発生したバグのようなものです。
このバグって実はかなり重要な要素なのでは…?
と少し考えております。
(続きたい😌願望)