CAE学習のための動画を作成しました
CAEは通常、特定のソフトウェアのセミナーに参加して学ぶことが一般的です。そして、CAEを適切に使いこなすために必要な工学や数値計算の知識は、参考書などを用いて自己学習することが一般的です。そこで、自己学習をサポートするための教材を作成しました。
このコースはCAEの初心者を対象としています。初めてCAEを使用する技術者や、CAEの経験が浅い技術者の方々に、特定のソフトウェアに依存しない汎用的な知識を身につけていただけるように構成しました。また、解析実務を直接担当しない方々でも、CAE解析の担当者と実務的な対話ができるようになることを目指しています。
CAEを効果的に活用し成果を上げるためには、ソフトウェアの操作だけではなく、その基本原理の理解やノウハウが不可欠です。このコースでは、機械的な挙動や強度を評価するために必要な、特定のソフトウェアに依存しない汎用的な知識をコンパクトにまとめて提供します。単位系、応力とひずみ、材料特性の基本、要素選択やメッシュ分割のコツ、線形と非線形の違いなど、初心者が間違えやすいポイントや、経験者が見落としがちなポイントも含めて解説しています。
有限要素法(FEM)の詳細な理論に深入りすることなく、基本的な考え方や使い方に焦点を当てて解説しています。前提知識として、工業高校・高専・大学の理系学部などで力学の学習経験がある方の受講を想定していますが、重要なポイントはコース内でも解説・復習しているため、詳しくない方でも問題ありません。CAEソフトウェアの準備や操作経験は不要です。CAEに取り組む際に知っておきたい知識を、このコースで学習できます。
YoutubeやUdemyには、特定ソフトウェアの紹介や教材がありますが、CAEそのものを学ぶ日本語の教材は非常に少ないです。このコースが皆さんの学習に役立つことを願っています。ご興味のある方は、下記から学習プラットフォームUdemyのコース紹介ページをご覧ください。
CAE技術は日々進化を続けており、製品開発において不可欠なツールとなっています。本コースで習得したスキルが、皆様の業務改善やキャリア向上につながることを願っています。