Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Asphericalの話
こんばんはアイザワです。
前回が中々に小賢しい小生意気な話だったので今日はみんな大好きレンズの話。
今回セレクトしたのはみんな大好きVoigtlander.
その中でもNOKTON 50mm F1.2です。
コシナフォクトレンダーも大分と歴史が長く現在(2023年6月)ではライカMマウント互換の50mmだけで
・NOKTON 50mm F1 Aspherical
・NOKTON 50mm F1.2 Aspherical
・NOKTON Vintage Line50mm F1.5 Aspherical II
・APO-LANTHAR50mm F2 Aspherical
・HELIAR Vintage Line 50mm F3.5
・HELIAR classic 50mm F1.5
なんと6本もの50mmレンズがラインナップされているのです。なかなかに狂っていますね。
正直F1.2の後にF1なんて一体何処のニーズに応えているのでしょうか。
この数ある50mmの中で私がF1.2を選らんだのはたまたま普段バケペンを使っている知人のまるで中判のような作例を見たからに他なりません。
コシナフォクトレンダーのラインナップはかなりわかりにくく、クラシックやヴィンテージ、無冠とありそれがヘリテージデザインと相まってもはや何がクラシックでヴィンテージでヘリテージな懐古趣味なのかわからなくなります。
その中でもこの無冠のF1.2、最新の設計を入れつつの良い塩梅の古さが残る良いレンズなのです。
どうです?このなんとも言えないゆるさ。
緩く芯がのこり少し癖を残したボケ方をします。
ほらほら良いでしょう?
こう見てみると人物撮影においては1990年から2010年くらいあたりの時代のレンズ設計が丁度良いものが多かったのではないかと思います。
※このレンズがどの時代をモチーフにしてるのかは知らんけど...
一部のメーカーではこの解雇的な写りを再販しているところもありますね。
そしてこのレンズの以外と知られていないオススメのポイントとして開放F1.2にも関わらず最大絞りがF22という点も挙げられます。
通常この手の大口径レンズはF16までがおおいですね。ところがこちらはなんとF22まで絞れるのです。
F22なんて使わない?いやいや日中のスローシャッターやストロボとのシンクロでのコントロールであると無いとでは利便性が大きく異なります。
この魅惑のNewOldなレンズ。
貴方も是非体感してみて欲しいのです。