JWWCADのレイヤグループをCADWe'll Tfasのシートに振り分ける方法
こんばんは。先日SFCファイルの記事を書きましたが、今回もSFCファイルネタを書こうと思います。
前回はCADWe'll Tfas上でJWWデータをSFCファイルに変換しましたが、今回はJWWCADソフト上でJWWデータをSFCファイルに変換します。
・・・するとどうなるのか?
なんとJWWデータのレイヤグループがCADWe'll Tfasのシートに振り分けられます!
例えばJWWCAD上のレイヤグループが以下で作成されているJWWデータがあるとします。
[0]平面図
[1]設備図
[2]電気図
このJWWデータのレイヤグループがCADWe'll Tfasでは以下のようなシート分けとなります。
-GLay-0- 平面図
-GLay-1- 設備図
-GLay-2- 電気図
※「GLay」はレイヤグループの意味だと思われます。
(オブジェクトが入っているレイヤグループすべてシート分けされるようです)
【作業手順・概要】
1.JWWCADソフトでJWWデータを開く
2.メニューの「ファイル」→「SFC形式で保存」を左クリックしてSFCデータとして保存する
※またはメニューの「ファイル」→「名前をつけて保存」で、保存形式をsfcまたはp21を選択して保存でもOK(sfcとp21はどちらもSXFファイルなので)
3.CADWe'll TfasソフトでSXFファイル(sfcまたはp21)を開く
上記のようにシート分けされます。(エクセルのシートタブみたいですが、CADソフトなのでシートはレイヤの扱いと同じように重ね合わせてあります)
JWWデータのレイヤグループがそれぞれ尺度が違う場合もそれにあわせてシート毎に尺度を設定して変換されます。
どんな時に使い道があるかというと、現在使い道がわかりません(^^;
JWWデータのレイヤグループの尺度違いをどうやってCADWe'll Tfasで調整するか?と悩んだ時に発見したのですが、別の解決方法(下の記事参照)が見つかったので活用されてません。
更に今回の変換はデータによっては一部分が化けてしまう恐れがあるので、実務としてはどうなのかなぁという感じです。
面白いことにJWWデータをCADWe'll Tfas上でSFCファイルに変換してもシート分けしてくれないんですよね。
なのでレイヤグループをシート分けしたい場合は必ずJWWCADソフト上で変換しないとだめなのです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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