フーガはユーガ 読了
こんばんは。
先日図書館に行ったら文庫本エリアの「最近返却された本」コーナーに伊坂幸太郎氏の「フーガはユーガ」があったので借りてみた。
伊坂さんの本は切ない。でもそれを飄々と表現してるのが救われてる感じがある。
今回もそんな本でした。
以下ネタバレ入りますので未読の方は本を読んでからでどうぞ〜。
後半、帰りの電車の中で読んでたら「フーガが亡くなったのか」と悲しくなってしまい家では読むの辛いかも…と思いファミレスで晩御飯食べながら続きを読むことにした。
しかしフーガは亡くなっておらず、結局ユーガが亡くなったというラストで結構ラストは涙なしでは読めませんでした。
あとちょっと気になったのは「ワタヤホコル」。
これってこれって「ワタヤノボル」をもじったの??と村上春樹氏の「ねじ巻島クロニクル」を思い出してしまいました(笑)
作者が違うし偶然なのかしらん?それにしてももじってるとしか思えん。
ねじ巻島クロニクルのワタヤノボルさんは邪悪だけどワタヤホコル君はいい人だからやっぱり単なる偶然なのかなあ…とあれこれ考えてしまいました。
しかし伊坂幸太郎氏の小説は読後感が良い。
なんか人生って色々あるけどまあいっかって気分になる。
バイバイ、ブラックバードも面白かった。
ところで伊坂幸太郎氏のエッセイを読んで今年峩々温泉と仙台に行ってきたんですよ。
エッセイを読むまでは仙台出身だと知らず、また彼の小説に仙台がよく出てくることにも気付きませんでした。
エッセイを読んで仙台に旅行に行った後に「フーガはユーガ」を読んであの公園かー!とちょっと地理感がわかりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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