テンプレートの縮尺を変えたい(モデル編1)

出張IJCAD教育では、テンプレートとは何かをご説明しながら、企業様専用のテンプレートを作成します。

新規で図面作成を行うユーザーにとっては、自社規程のテンプレートを持ち、全員が同じテンプレートを使用することで、印刷や納品までを作業標準化して成果を得ることができ、作業効率が向上します。

まだテンプレートを使っていない方は、今からでも勉強してみてくださいね。

よくある質問が、「テンプレートの印刷尺度(図面尺度)が変わったときにどうしたらよいか」ということ。

同じことを思う方が多いのではないでしょうか。

パターンを覚えれば簡単です!


「IJCADトレーニングブック基礎編」で、振り返りながら解説します。

(括弧内の参考ページは、特記の無いものは第二版~第六版まで同じです)


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◆ベースデータはこちら◆
練習問題(p134-137)
1.図面設定 2、用紙枠と図面枠の作図 

↑2項目で図面設定をしたものが「ベースデータ」とします

印刷時の用紙サイズA4、縮尺1:10

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◆印刷時の用紙サイズA4、縮尺1:20◆

「モデル」で完成図面を作る場合(レイアウト未使用)

1)尺度変更(第二版~第四版:p61、第五版~第六版:p60)

  図面枠、表題欄など全て選択し、大きさを変更する。

  尺度変更の基点:(用紙枠左下角)

  尺度:2 (20÷10)


2)寸法スタイル管理(p82)

  現在設定されている寸法スタイル管理の名前変更し、

  該当の寸法スタイル修正を行う。

  「フィット」タブ

  全体の尺度:20


3)文字記入(p78)

  印刷時の文字高さ:3mm

  CAD上の文字高さ:60mm(3×20=60)


4)線種尺度(p72)

  破線や一点鎖線などの線種を使用しているなどの場合。

  グローバル線種尺度:現在の設定の2倍程度でまずは確認

  (図面上のバランスで任意判断)


5)ページ設定(p126)

  「モデル」の場合は印刷時の設定を行います。

  尺度を1:20に変更


6)名前をつけて保存 ファイルの種類:テンプレート

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「用紙サイズを変更したいときはどうなるのか」や、「レイアウトはどうするのか」などもありますよね。

また次回の記事にします~。

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