効率アップへの近道! IJCADでテンプレートを利用するメリット
IJCADで図面を作成・修正するにあたって、次のようなお悩みはありませんか?
これらのお悩みはテンプレートを有効活用すれば解決することが可能です。今回は、CAD図面のお悩みを解決策・テンプレートのメリットをお伝えします。
《お悩み1》図面ごとに画層や印刷などの設定をしているが面倒だ
IJCADでは図面ファイル(*.dwg)ごとに画層、文字・寸法・引出線スタイル、印刷の設定、図面枠やレイアウトの準備が必要となります。図面ファイルを開くたびにそれを行うと、初めの設定・準備でかなり時間を要します。また、他の図面と設定を揃えるために複数の図面を開いて設定内容を逐一確認していると、面倒に感じられるでしょう。
そんなとき、テンプレートの出番です。必要な設定をあらかじめテンプレート(*.dwt)として保存すれば、テンプレートを読み込むだけでそれらの設定が済んだ状態の図面ファイルが開きます。図面の種類に応じたテンプレートを作成しておけば、どの種類の図面でも同じ設定で書いていくことができます。
《お悩み2》職場内で図面の様式を統一させたい
職場・部署・チームなど組織内で複数の人が図面を作成する場合、書き手によって仕上がりが異なることがあります。文字や寸法の見た目、図形の色分け、印刷時の設定などを各自で行うことによって、その設定内容にばらつきが生じ、均一な図面データになりません。
そこで、共通の仕様となる各設定をテンプレートに保存し、誰でも同じように図面の作成・印刷ができるベースを用意しておきます。組織全体でそのテンプレートを利用すると、図面設定に関する指示をあれこれ出さなくとも自ずと図面の様式が統一されることになり、クオリティの均一化を実現できるようになります
《お悩み3》CAD作業の時間を短縮したい、作業効率を上げたい
CADを毎日のように長時間使う方でも、たまにしか使わない方でも、面倒な作業や無駄な手間は極力減らしたいと思うことでしょう。それを叶える一つの手段がテンプレートを利用することです。
ここまでお伝えしたように、テンプレートを利用するメリットは「いつでも誰でも同じ様式で図面を作成できること」です。テンプレートの作成さえしておけば、利用するたび細かい図面設定を行う手間を省いて時間を有効活用することができ、いつでも誰でも作業効率アップを図れます。効率的な作業は生産性の向上にも繋がるでしょう。
以上、今回はIJCADでテンプレートを利用するメリットをご紹介しました。
テンプレートで肝心となるのは、作成する際にどのような設定をしておくかです。