きっと「帰省」
北米両親宅にいます。
家族の皆は日本でお留守番です。
今回の渡米は仕事ではなく、かといってバカンスでもなく、なんと表現するのがぴったりなんだろうと考えていたのですが、ふつうに「帰省」でした。北米両親宅は私のもう一つの実家なのです。
北米両親とは私が高校留学していたイギリスで出会いました。私は当時17歳だったので、もう35年の長い長いつきあいです。イギリス留学の1年目で運悪く大変な目にあっていた私を拾ってくれたのが北米両親でした。
その後、私はアメリカの大学に進学し、(数年後日本に戻り)、北米両親は、そのあとにアメリカに移住してきました。移住というのはおかしいかもしれません。北米母はイギリス人なので「移住」でしょうが、北米父はアメリカ人なので「本帰国」でしょう。
北米両親は私の人生を変えた、私にとってとても大きな存在です。北米両親に出会っていなかったら、私は二十歳もまともに迎えられなかったかもしれません。子育て中もずっと助けられました。大学院中もずっと助けられました。そろそろ私が支える番だと思うのですが、まだ支えられています。
北米両親ももう高齢だし、恩返しをしていきたいのです。私が望むカタチの恩返しはできそうにありませんが、会いにくることが微々たる恩返しになるのなら、もろもろ許す限り会いにこよう!
というわけで今ここにいます。
ちなみに業務は普段通りに行う予定です。