おっとりさん
ここのところ学び場について書いていたのでちょっと緊張しました。緊張というか、お仕事モードになるのです。いつものように気の抜けた状態でゆるゆる書こうと思ったんですが、ムリでした。
今日はでも気を抜いていきましょう。
じつは今週はうちのマヤさんが吐きまくっていて少し大変でした。
日中ならまだいいのですが、起き抜けに、階段、廊下、リビングのこちらからあちらまで、放置された汚物の点々を目にするのです。一瞬でどっと疲れます。
ぽて。ぽて。
ぽて、ぽて、ぽて。
ヘンゼルとグレーテルかい。
猫は確かに吐きやすいし、マヤさんは長毛だからかまたよく吐くのだけれど、今回は毛玉ではないものばかりだったし、一晩でここまで大量に吐くことも初めてだったので、これは危険だと思いました。食欲もなかったし甘えもひどかったし、これはもう絶対に危険です。
そんなわけで久しぶりに焦って獣医さんに連れて行ったのでした。久しぶりに焦ったのではなく、久しぶりに獣医さんに行った、です。焦るのは全然久しぶりではありません。
結果、触診や血液検査からみてもまったく問題なく、高齢猫は避けて通れない腎臓病でもありませんでした。ほ。。。
おそらく胃腸がちょっと弱っているか何かだろうと。点滴と注射をしてしばらく様子を見ることにしましょうということで、ほ。。なのかな?
マヤさんは獣医さんでも本当におとなしくて、今回もまた驚かれたり喜ばれたりしました。私にとっては2匹目の猫ですが、初めてのくるちゃんも大型犬のように達観していたので、激しい猫というのがいったいどんな猛獣なのか想像がつきません。
獣医さん曰く、激しい子は性別関係なくちょっと触れただけでもシャーシャー大暴れで、虎のようになる子もいるのだそう。診察現場もかなりの緊張を強いられるのだそうです。
一方、マヤさんは、体温計をおしりに入れられたときも注射されたときも恐ろしく静かにされるがままでした。キャリーバッグから出し入れされるときだけ少し意志を見せましたが、あとはされるがままの「液体」です。
「マヤちゃんはほんとにおっとりさん」「お利口さんだね~」と何度も褒めていただきながら、どうして私の子どもたちはみんな内弁慶なんだろうと不思議に思いました。私の育て方が関係してるのかもしれません。
マヤさんが「おっとりさん」と獣医さんで大変な評判だったことを伝えると家族は(なぜか)とても嬉しそうでした。「おっとりさん」という響きが気に入ったのでしょう。私も気に入りました。
そういえば気の抜けた日記のトップ画像はマヤさんに統一しています。誰か気づいていたかな🙃