2度目のクリエポ出展のおさらい(後篇)
前半は前向きポジティプにイベントの様子をお届けしました。
正直、その反面しんどいことはたくさんあるのでその辺もせきららに書いていきます。
大変なことも当然あるので覚悟!
1番は何より費用!
他府県からの参加だとざっくりですが、滞在、出店費、交通費、発送費、制作物、全部で28万くらいはふっ飛びますーーーうおーー
ざっくり30万は覚悟したほうが良い。
昔は出展費5〜6万だったと聞いてびっくり。今や早割で14〜15万です。
イラスト業は、発注イラスト数が1点のお仕事を1件貰えてもなかなかそれが、10万を超えることって難しいように思います。(媒体にもよりますが)
となると何件お仕事が入って出展料がペイできるのか、、、。
東京以外からだとその上に宿泊3日間、交通費、発送料が乗って滞在中の飲食代もあります。計算してみてください。
お仕事をゲットするためにお金を払う。
自力で営業すればできることも多々あります。
出展したのに1件もお仕事がこない場合も当然ある。
どこに価値を置くかで、クリエポに参加するかしないかが決まりそうです。
私はまだ出会ったことのない人との直接の出逢いやつながりを求めていることが半分くらいあるので、お仕事に繋がらなかったとしても参加する意味はあるなと感じているので参加しています。
知らない業界の人の話を聞くのはとても刺激的で、自分にとって価値があることだからです。
そこはあんまり、いらないかも、、、となる方は、人に会わずにできる営業方法はいくらでもあるのでそちらにお金をかけたほうが断然おすすめです!
体弱さんはご注意!
3日間の声出しは体力勝負!
まず喉やられます。普段しゃべらない職業の方、声が小さい方は要注意!
前に出て声をかけた方が、パンフレットは手に取ってもらえます。
3日間声を出せるようエネルギー配分、喉のコンディションを考えながら頑張るのがコツです。のど飴、暖かい飲み物と水は絶対常備してください。
喉の調子悪い?と思ったら、1日目、2日目は無理せず合間に休みを入れる。
3日目が一番しゃべる可能性大なのでパワーを残しておきましょう。
そして、マスクはつけた方がいいです!
顔を覚えてほしいから、できる限り付けないで去年は挑みましたが大失敗でした。
私は体があまり強くないので、人より抗体がよわよわです。
普段、家からほとんどでないし、人混みにも行かないので、ちょっとした風邪ウイルスがいると、すぐもらってしまいます。
3日立っぱで疲労困憊状態のマスク無しはかなり危険な状況!
去年はしっかり会場でコロナをもって帰りました。
マスクは必須です。
マスクのいい所は、もう1点あります。
長時間ずっと笑顔で対応は難しいです(特に3日目)。
マスクをしていると、疲れた表情を隠せるので、笑顔をつくらず顔を休めることができます!
お仕事をもらえるかはほぼ運(だと思う)
このイベントでここまでお金と労力を使って、お仕事が獲得できるのか?!
が、一番不安なところだと思います。
1つもこなかったーという人は、自分のテイストに合うなと思ってくれる企業様との出会うタイミングが掴めなかったということです。
絵がだめだからだ~実力が〜てわけでは決してないなと。イベントの雰囲気を見て感じています。(もちろんお仕事を受けれるレベルの技術、コミュニケーション能力、環境はマストでの話ではありますが)
出会うタイミングを逃さないように、パンフレットをもらってもらう人を増やすこと。名刺交換できる人を1人でも増やすことが、何より重要のように思いました。
発送料をケチった結果の失敗談
タペストリー発送料を失敗しました。
前回は、折り畳んで段ボールにまとめて発送したのですが、折り目が気になってしまい、今回は筒状に入れた状態でクロネコヤマトで発送してみました。
結果、筒状1本で2000円越え!!
佐川の方が少し安いようですが、やってしまいました、、、。
手持ちでよかったやん。。
搬出荷物を手持ちで帰った結果。失敗しました。(無謀すぎ)
今回パンフがほぼ履けて、段ボールで送ったものが全てトランクと手提げに入るので、筒は処分してタペストリーは畳んで搬出。
送る荷物がなくなった分、送料も発送の列に並ぶこともなくさっと帰れる!!ラッキーーーー!とルンルンで荷造りしていたのですが、、、、。
70枚ほど残ってるパンフの束や、参考資料や本、折り畳みの金属ラック。
トランクと手提げが激重!!!!!!
休み休みホテルに向かって、ちょっとずつ運んだのですが体の疲れが限界でした。重すぎて持ち上げるのにも歩くにも限界で。
背負ったら後ろに転げるし。大の大人が道端で何をしてるんだろう。
それでも意地でも発送したくなくて、なんとか京都までその調子で帰りましたが。アパートの2階の階段がトドメです。
もう2度とこんなことにならないようにしようと心に誓いました。
今年のクリエポ後のまとめ
私はこのイベントでお仕事につなげる事も重要ですが、自分のイラストをどう活かせるかをリサーチするために参加しています。
お客様と話すことで生の反応を見て、自分の方向性や、やりたいお仕事を再認識したいからです。
自分以外にも絵をお仕事にして頑張っている作家さんを見たり、他の業界のお話を聞くのもすごく楽しいです。
なかなか期間中歩いて見回る時間の余裕がないのですが、ブースに来ていただいた方とおしゃべりでき視野が広がるのもワクワクします。
来年は夏にしたいことがぼやっとあるので、出展はおやすみしますが、再来年また挑戦したいと思います^^
ちなみに今年はイベント終了後、すぐに何件かご相談のお問い合わせをいただき、良いご縁を本当にありがとうございます。
追記:イベント終了後3ヶ月、今回の出費分は取り戻せ+になっています★
caco|イラストレーター
京都在住|TIS会員|青色作品◦透明感|ラジオとアニメと都市伝説が好き
手描きのイラスト、デジタルイラスト両方で制作します。
どうぶつ、植物、女の子が得意です。
Instagramにて作品を更新しておりますのでぜひフォローください。
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