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#35 この子育て支援策で少子化どうなる?②

首相官邸のホームページ、見たことありますか?

自分は正直、殆ど見たことないんですが、今回「少子化対策 2024」で検索したら上の方に出てきたので少し覗いてみたんですよね。

そこにはこのように書かれています。(R6.9.13現在)

このままでは、2030年代に入ると、我が国の若年人口は現在の倍速で急減することになり、少子化はもはや歯止めの利かない状況になります。
2030年代に入るまでの6~7年が、少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスです。
このため、以下の具体的政策について、「加速化プラン」として、今後3年間の集中取組期間において、できる限り前倒しして実施します。

首相官邸ホームページ

今、この2024年から2030年の数年間が、日本人が今後存在できるか否かの瀬戸際らしいです・・・。

前回も書きましたが、人口ピラミッドは既に数十年前からわかっていたはずなのに、遅くとも団塊ジュニア世代が適齢期だった30年前~20年前に手を施していたら、こんなことにはなっていない訳です。

ちなみに、平成29年に公表された2000年と2050年の日本の人口ピラミッドは次のとおりです。これ、2050年のはコロナ前の将来推測ですので、今計算したら年少人口はもっともっともっと少ないでしょうね。

国立社会保障・人口問題研究所ホームページ (https://www.ipss.go.jp/)
国立社会保障・人口問題研究所ホームページ (https://www.ipss.go.jp/)

こうなることが分かり切っていたのに、自分たちの首を繋げるために高齢者が有利になる政策ばかり優先して行ってきた当時の政府政治家、これは与党も野党も地方議員も含む全ての政治家たちの怠慢で、今、こうなっている訳です。

そんな訳で、これから出産適齢期を迎える若者、とりわけ女性たち(20歳~35歳くらいですかね)は、滅茶苦茶プレッシャー掛けられてますよね・・・


だって、日本が滅亡するかどうかが掛かってる訳ですから・・・


逆に、10年後とか20年後、なんて言われるんですかね?

「お前らが出産しなかったから、日本、亡くなるじゃないか!!」

「こんなに色々政策つくってやったのに、何なんだお前らは!!」

なんて言う輩、絶対出てくるんじゃないですかね??


まぁ、将来のことは予測がつきませんので、話を今日書きたかった内容に戻したいと思いますが、前回の改正児童手当法に続き、今日は「この子育て支援策で少子化どうなる?」の2回目と言うことで、児童手当以外の確定している少子化支援策について触れたいと思います。

✅高等教育費の援助

この支援策には驚きました。
驚くと言うより、呆れて物が言えません。

これは文部科学省のホームページに掲載されているものです。

我が家の子は2人(大学3年、高校3年)ですので、この支援策からは1円も援助がありません。

しかし、うちの子と幼稚園から一緒だった子の家は3人兄弟(大学2年、高校3年、高校1年)なので、仮に全て私立で、長女が大学院へ進学して親の扶養に入っていた場合はおそらくこれだけ援助がある訳ですよね?

(違っていたらどなたか教えて下さい!)

いやいやいや、これ凄いね、マジで。

仮に大学の学費を初年度140万円、2年から110万円、大学院の学費を初年度85万円、2年次65万円とした場合の必要なお金を比較してみると・・・

上が我が家、下が友だちの家・・・。
倍以上の差があるじゃん・・・。
多分この家、この浮いたお金で車買って海外旅行いくわ・・・

訂正
上の下の表の長女さんの大学院の学費を入れていませんでした!
2カ年で150万円追加となりますので、合計学費は328+150=478万円です!
お詫びして訂正します
m(_ _)m

双子の家庭とか、支援全くなくて発狂しそうだねマジで・・・


それに、「この制度があるなら子どももう1人つくるか」なんて絶対思わないと思うのですが、、


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