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cacashi_1🌈人事・労務
2024年9月26日 05:16
今日は「就業規則にあると役に立つ規則」の2回目です。①つ目はこちら。今回も重要な規則が目白押しです。兎に角「自社に適切な規則を入れる」が鉄則です。第43条 休暇等の賃金モデル就業規則にある通り、次の休暇や休業が規則にある場合は、休暇等を取得したときに賃金を支払うか支払わないかは勿論のこと、雇用身分(社員やパートといった身分)で同じなのか異なるのかなど、必ず記載しておきましょう。
2024年9月25日 06:20
1つ前の労務編(#13)の最後で就業規則の重要性を述べた中で、特に、次の2点はとても重要であることを書きました。厚労省公表のモデル規則ではなく、「自社に最適な」規則にすること。作成した規則は従業員に周知すること。(詳しくはこちらをまずご覧ください)では、どのように作成したら良いか、どういった条文があると良いのか、役に立つ就業規則には何が書いてあるのか、今日はその点について書いていき
2024年9月23日 05:58
これはもう十数年前の話になるが、労働基準監督署の職員が僕に言った言葉について、今日は書いてみたいと思う。今でもはっきり覚えている、絶対に忘れられない言葉だ。当時、僕が雇用されていた企業の経営状況は、世の中の景気動向を反映し、良くて前年度維持、悪いと売り上げも利益も右肩下がりという最悪な状況が断続的に続いていた。回転資金を確保するために赤字とわかっていても仕事を受注したり、過度な競争が横行
2024年9月22日 16:18
僕は今、とある中小企業の人事労務部門で働いている。中途採用でこの会社に入って15年、入社当時の配属は総務部だったが、社労士試験に合格したことをきっかけに人事部へ異動し、その後の会社の組織変更と何度かの役職昇格を経て、今は人事部と労務部を統合した部門の統括管理を任されている。統合した部門の統括管理と言ってもそこはたかだか500人の中小企業、部下や業務の管理だけをやっていれば済むわけもなく、部
2024年9月15日 00:22
前回までに、「児童手当法」「高等教育費の援助」「育児休業給付金(出生後休業支援給付金)」の3つの側面から直近の子育て支援策をみてきました。まだ確認していなかった方は、こちらからどうぞ!出産適齢期の方たち、これから出産適齢期を迎える方たち、そしてその方の配偶者となる皆さんたちは「ヨッシャー、子ども3人以上出産するぜっ!」って思えたでしょうか?さて、子育て支援策はこれだけに留まらないようで
2024年9月14日 08:15
自慢には全くならないですが、うちの会社ではほんの数年前まで育児休業を取得する従業員はいませんでした。原因は色々想定できて、・女性従業員が少なかった・出産する段階で自己都合で退職していった・育児休業を取得できると知らなかった・育児休業なんか取得させて貰えないだろうと思っていた・育児休業を取得したら辞めさせられると思っていた・育児休業を取得したら復職できないと思っていた・育児休業なん
2024年9月13日 00:35
首相官邸のホームページ、見たことありますか?自分は正直、殆ど見たことないんですが、今回「少子化対策 2024」で検索したら上の方に出てきたので少し覗いてみたんですよね。そこにはこのように書かれています。(R6.9.13現在)今、この2024年から2030年の数年間が、日本人が今後存在できるか否かの瀬戸際らしいです・・・。前回も書きましたが、人口ピラミッドは既に数十年前からわかってい
2024年9月12日 06:08
そう言えば、この前ポストに届いてた役所からの封筒どうしたっけ?不意に思い出して家の中を探したら、封筒の中身は「児童手当のお知らせ」と「児童手当認定請求書」でした。。あぶないあぶない、忘れるところでした。。児童手当は中学を卒業した3月で受給が終了していましたが、この前の法改正で「令和6年10月」から、また受給できるようになったみたいですね。そんな訳で、「この子育て支援策で少子化どうなる
2024年9月11日 06:39
人事・労務の仕事に携わっていると、まぁほんと、色んな人に出会うのですが、今日はその中でも、今までに出会った「問題社員」について書いてみたいと思います。✅布教活動を行う問題社員厚生労働省が発刊している「採用選考時に配慮すべき事項(令和6年度版)」には次のとおり記載されていて、面接時などで「思想・信条にかかわる事柄を把握すること」はNGとされています。うちの会社もそうですが、多くの企業の採
2024年9月9日 14:34
従業員の労務管理という仕事柄、事業場の臨検があった場合には労働基準監督署の監督官とやりとりを行っているのですが、今日はそんな私が出会った労働基準監督官の忘れられない言動を書いてみたいと思います。結構いくつもあるのでとりあえず「①」です。。最近は事ある毎に報道もされているので、担当者でなくても聞いた事があるかも知れませんが、労働災害が起きると事業主の『安全配慮義務』が問われます。数年前のこ
2024年9月3日 05:43
先月8月29日に、厚生労働省は各都道府県の地方最低賃金審議会が調査・審議して決めた今年度の最低賃金(時間給)を公表しました。7月25日の中央最低賃金審議会で全てのランクで50円の加算を答申していましたが、全ての地域で目安を上回る結果となりました。詳しくみると、最低は秋田県の951円(昨年度より+54円)、最高は東京都の1,163円(昨年度より+50円)、最も引き上げ額が高いのは徳島県
2024年9月2日 05:17
今年の12月、正確には「令和6年12月2日」に今の健康保険証の仕組みは廃止され、「マイナ保険証」による医療機関等の受診を基本とした仕組みに変わります。これは「1961年(昭和36年)」から続いてきた、健康保険証を医療機関に提示して医療サービスを受けるという仕組みの中で言えば、とても大きな制度改正と言えます。✅一体化の問題点ただ、実際にはいくつかの問題(下記に記載)が解決されないまま(推
2024年9月1日 06:09
今日は「社会保険の適用拡大に向けてやること」の3回目、以下の項目のうち、9番目~12番目について解説していきます。✅令和4年4月~10月にやったこと企業規模によりますが、当社では、新たに追加となる人数と、他の仕事との兼ね合いを勘案し、凡そ、次の手順で令和4年の4月から準備を始めました。事務担当者が理解する当社が10月1日より特定適用事業所となることを全従業員に周知する適用拡大対