素人目による剣道の魅力
我が家の息子2人は剣道道場に通っている。
通い始めて2年、というところ。
何故、剣道道場なのか。
子どもが生まれる前から、いつか息子を授かったら
剣道をやらせたいと考えていた。
私自身は全く、経験者ではない。竹刀を握ったこともなかった。
それでも私は剣道の魅力に、美しさに夢中だったのだ。
友人に、子どもには剣道をやらせたいんだ、と話すと大抵
「くさいじゃん」
「防具代とか結構かかりそうだよね」
「なんでわざわざ剣道?」
と、眉をひそめられたものだ。
私が考える剣道の魅力は大きく分けて3点だ。
1 礼節が身につくこと
とにかくよい。圧倒的に良い。
面付けの所作、着装という観点。
黙想の張りつめる空気感。先生方への礼、礼、礼。
正座するときに床を触らないとか、
先生が座った後、上級生から順に座るとか。
かっこいい。美しい。
道場の先生方は元全日本選手の方など、立派な方ばかり。
立ち振る舞いが違う。素人、見ていてほれぼれしちゃう。
2 段位を取得できること
打算的考え・・・。
級位、段位を取得できることで得られる自信もあるだろう。
なんか就職にも強そう。わかんないけど。
3 個人・団体、それぞれの試合があること
夫を見ていて強く思っていたことだ。
夫は、ひいき目もあるが、運動ができる。よくできる。
そんな彼が夢中になったスポーツはバスケットボールだった。
どれくらい夢中かというと、大学一部リーグに所属していたことや
今我が家の庭に、バスケットコートがあることで示せるかと思う。
バスケをしている夫は、かっこいい。(照)
ただ、バスケットボールは、団体競技である。チームプレイが物を言う。
メンバーが揃わなければ、勝てないのだ。
結局、あらゆる所から優秀な選手をとってくる強豪校が強いのだ。
私は、スラムダンクのようなことは、まずないのだろうと思っている。
一方、剣道などの個人戦、団体戦のあるスポーツは違う。かもしれない。
団体戦で味わうことができる、団結力。それぞれの責任。
個人戦で発揮する、個々の力。
息子たちには己の実力を存分に発揮してほしい。
とにかく全国大会へいってほしい。
そうでなきゃ、そのスポーツを「やっていた」って言えない。
私はずっと、そんな気がしている。
ちょっとその辺の感情についても、文章でまとめてみたい。