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念願の「藤子・F・不二雄ミュージアム」
2025年8月14日、川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました。藤子・F・不二雄(藤本弘氏)は「ドラえもん」や「パーマン」などを描いた漫画家で、安孫子素雄氏と二人で、藤子不二雄というペンネームで執筆していました。「F」は藤本の頭文字を意味して、ペンネームが表現されています。
私は小学生の頃からドラえもんが好きでマンガを買ってもらい読んでいました。昨年2024年の7月25日、単行本(コミックス)第1巻が刊行50周年を迎え、自分の購読50周年記念としても訪れてみたかった場所です。
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最寄りの「登戸駅」は新宿駅から電車で15分という便利なロケーションなのも、ぜひ行きたい!と思った理由のひとつ。駅の看板がすでにこんな感じです。発車メロディーはテンションが上がってしまい、聞き損ねました。
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電車を降りるとすでにドラえもんだらけで笑います。フォトスポットも色々あって、好きな人なら駅構内だけで30分以上遊べるのではないでしょうか?というか、知らないですぐに改札を出てしまうのは大変もったいないです。
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駅はなにやら工事中で、ミュージアム行きのバス停の位置が変更になっていました。駅舎の2階から見えるコンビニ前にあり、10~15分間隔でわかりやすいカラフルなバスが来ます。無料シャトルバスではないので大人220円。バスの車内もドラえもんだらけで、とても楽しいので色々お見逃しなく。
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5分くらいであっという間に到着。徒歩でも行けるとHPに書いてありましたが、この時期はとても暑くて歩く気になりませんでした。
川崎にあるのは先生が住んでいたからで、ミュージアムは2011年にオープンしました。この建物の外観、窓の部分はドラえもんの最初のマンガのコマ割と同じになっています。こんな遊び心がたまりません。
チケットは事前に日時を指定して購入済み。大人1,000円。私は入館時間11時~12時のものを買いましたが、もう少し早い時間でもよかったかも。
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広い常設展示と企画展示のコーナーには、直筆の生原稿がズラリと展示されていて圧倒されます。また貴重な品物もたくさん展示されていて、藤子不二雄の自伝的漫画作品「まんが道」に登場する手塚治虫氏の漫画「新・宝島」や、我孫子氏と作った直筆の雑誌「少太陽」があって目を疑いました。
他にも仕事部屋の再現や私物の展示もたくさんあって、想像以上にスケールの大きな展示コーナーで大満足!ちなみに撮影禁止エリアなので、残念ながら写真はありません。ミュージアムのガイドブックがあるといいのにね。
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ここ以外は小さな子供でも楽しく過ごせるエリアがいっぱい。マンガ読み放題のコーナーや、キャラクターが総登場するオリジナル映画の上映、「みんなのひろば」には体験コーナーもたくさんあります。
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カプセルトイはミュージアム限定で、みんなが欲しいであろう「ドラえもん」が出ませんでしたが、次に私が好きなマンガ、『キテレツ大百科』のキャラクター、「コロ助」が出たので嬉しかったです。
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食事もできるミュージアムカフェにはユニークなメニューが色々あります。混んでいたので入館してすぐに番号札を取ったのですが、遊んでいたらすぐに順番がきて慌てました。私は最初からここでランチをとるつもりだったので、「アンキパンビーフシチュー」1,850円をオーダー。アンキパンを食べられる日がくるとは夢にも思わなかったと、感激してウルウルしながら食べました。ちなみにドラえもんのぬいぐるみは私が持参した私物です。
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ミュージアムの屋上スペースには「はらっぱ」という自然を楽しめるスペースがあり、キャラクターと一緒に写真を撮れるフォトスポットがあちこちにあります。この日は暑くて長く外にいたくなかったのですが、涼しい時期には憩いの場になりますね。
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このミュージアムでもディズニーランドのように「バースデーステッカー」をもらえると聞いていたので、ちょっと恥ずかしかったのですが受付で「今月誕生月なんですが・・・」と言い、ハガキとシールをもらいました。一応「大人げなくてすみません」と謝ったら、「お子様だけではなく、大人の方にもお配りしていますから大丈夫ですよ。おめでとうございます!」と笑顔言ってもらえました。勇気を出してよかった。(笑)
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ほぼ「ドラえもんミュージアム」みたいな館内ですが、詳しい人は楽しめる他の展示もたくさんあります。ミュージアムショップはあまり広くないのですが、ここでしか買えないオリジナルグッズもありました。私は来館した記念にと、ミュージアム限定のドラえもんのピンバッチを購入。
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ちなみに昨年は、藤本弘先生の生誕90周年、ミュージアムは先日入館者500万人を達成したそうです。そして単行本刊行50周年と、本当に記念すべき年にここを訪れることができました。
館内の展示を見学していたら子どもの頃の思い出がよみがえってきて、自分でも戸惑うくらい何度も泣きそうになりながら館内を巡り、本当に幸せな時間を過ごすことができました。好きな方はぜひ足を運んでみてください。
◆ 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム