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昨日の君の出来事を知って明日の君を考える。

=======今、この瞬間の自分の話=======

#おうち時間を充実させてやろうと考えたら散財しました

漫画を買うし、本を買うし、運動したいなとエアロバイクを買うし、家の中でもおしゃれ気分になりたいとスニーカーを買いました。

それ以外は全くお金を使わない生活でひたすら働いています。

さて、そんな中で、人とのやりとりは、SlackやZOOM、LINE、FBメッセンジャーが中心に。
時々電話もするけれど、だいたいはこうして今、まさに、なうに、打っているテキスト文字が中心になるのです。

文字でしかコミュニケーションをしない日々。会話するのは仕事帰りの親と週末のzoomでの仲間との飲み会くらいです。
それがあるだけでもまぁ1人で働き詰めるよりいいのですが、やっぱり、人は音声コミュニケーションが大切だと実感。

家ではほとんど音楽よりも、ラジオを流している時間が増えたなぁと思うのです。
普段は一方的に情報を送っているように聞こえるラジオ。だけど、やっぱり、「人に語りかけるインタラクティブメディア」なんだなと思いました。
見えない相手との双方向コミュニケーション、いいじゃないですか。すごくいいじゃないですか。

そこに集まるみんなの手紙を、パーソナリティが通訳となり、知らない人たちで共有する。よく考えたら、チャットで共有しながら物事を進める今の仕事の仕方と
そんなに変わらないんじゃあいかなぁラジオ。とか思います。

「明日に向って撃て! 」という「映画は、どこか、目的感があるのできっと何かしらの理由があるんだと思うんですが(見たことない)、
空気に向かって目的もなくつぶやいたり、話したりするのは、少し切ない。と、誰に伝えるのでもなく文字を打っている今、思うのです。
ちなみに、ステレオからはローリングストーンズのライブアルバムが流れています。
理由は、ストーンズ見に行きたいなぁと思ったからです。

さて、そんな感じで考え直してみると、ラジオってきっと、最も受け手を想像し合うメディアなんじゃないかなと思いました。
補完しなう。いいじゃないかと。

そうして共有していくと、人は逆もしたくなる、何か、人に見られたくないやりとりとかをじっくりと筆を進めながらしてみたいなと思いました。

=======今から立ち戻った数日前と明日以降の話=======

「既読」が少しきつい。文字コミュニケーションばかりしていると書きましたが、読まれているかわかってしまう。
その瞬間に慣れてしまった自分たちは、返事が来るまでの時間を、少しネガティブな感情で過ごしてしまう悪い癖がついてしまった。

伝言板も、留守電も、多分eメールも(not 開封通知)、見られているかわからないものをじーっと待ちながら、期待を抱いているものだったはず。

と、考えたら「手紙」のやりとりがしてみたくなりました。

通っている短歌教室でさえも、メールとメッセンジャーのやりとりで済む今。誰かに便りを出しつつ、届いたかを気にしながら、返事を待ってみたい。

むしろ知らない人でもいいので、想像力を全開にしたやりとりをしてみたくなったのです。

誰かに手紙を出してみたいけど、今は案外住所とか知らないもので、どうしたものかと思うのだけど、手紙のやりとり、いいなと思いました。

手紙は大体国内なら最大3日くらいで届くでしょう。つまり、書いてある内容を僕が受け取って目にするのは、数日前の君の出来事なのです。

読んでいる瞬間は、手紙を書いた差出人は、違うことをして、新しい時間を過ごしている。

もし、外に出て夜空におおいぬ座のシリウスが見えていたら、その光は7年前の光です。でも、シリウスを見たらきっと、過去を振り返らなくて、今よりも先を感じてみたくなるはずです。妄想ですけど。

だから、手紙をもらうということは、きっと数日前の出来事を振り返りながら、明日からの相手の姿を想像してみることなのかもしれないなぁと思い、
物事を伝えるのは、速度よりも深度と角度で痛くなり、手紙を出したくなりました。


と思ったんだけど、誰に出せばいいのだろう。いきなり、昔の職場とかに書いたらやばいだろう。というかみんなリモートでいない。

バーチャル世界で共有したがりな僕らです。少しだけ、秘密の時間も欲しいものです。

その辺はもう少し模索してみましょう。

※ここに書かれていることはお風呂場で考えたことなので、今ではなく、数時間前の自分の話です。

そして文通を始めました。




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増田ダイスケ
新しいzine作るか、旅行行きます。

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