【発見】知っていたら友達に自慢できる見つけたらガッツポーズの洋楽たち【今日からシティガール】

最近思ったんですよ。

「結婚したい(正式には再婚ですけどね!!!!!!)」と。

そして、そんなことを考えながら色々な女性に言われたんですけど、「楽しそうじゃん」と。こっちも言いたいよ。「楽しそうじゃん!」と。

そうやってまた趣味に生きるお一人様が増えていくのです。


でも、レコードのリリースやカルチャーの更新は僕らの婚活事情なんて構ってくれないわけで、今日も素敵な音楽がたくさん目の前に現れて、そして、部屋はレコードで埋め尽くされていき、自分のカルチャー偏差値は上がっていくんですよ。

で、まぁ、気分なんで、いくつか好きなものを紹介しようかなと。

先日、ロンドンの老舗超絶名門レコードレーベル&ショップ、Rough Tradeから2019年のベストアルバム100が発表になりました。もちろん、ほとんど購入させていただき、DJでも部屋でも近所のジャズ喫茶でも楽しませていただいているんですけど、

(最高なんで全部聴いてください)

そんなところでは収まらないくらい世界では才能が溢れていてそれぞれの界隈でシーンが生まれているのです。要は、「自分の軸足はどこか」でしかないんですけど、気になる音楽が増えているということはそれを享受できるということでとても幸せなことなんですよ。

BRAINSTORY  / BUCK

とりあえず言っておきたいんですけど、「おしゃ家ソムリエおしゃ子」という漫画に登場したサードウェーブ男子の部屋編(第7話)みたいな異性の部屋にいく女子!いきなりこのレコードをかけてきたら注意な。

それくらいメロウで雰囲気勝ちしそうで、危ない。

ここにルームフレグランスが置いてあり、自家製のパクチーの話とかしたら注意なんですよ。あ、僕はやろうと思います。

で、話を元に戻すと、カリフォルニアのトリオバンドの彼らのシティボーイ度500%のこの初レコードが最高なんですね。

マックデマルコも、ポールウェラーも嫉妬すんじゃないかっていうくらいの完成度。これを歌い上げられたらもうまずい。好きになるじゃん。

SAULT / 7 & SAULT/ 5

ロンドンから「これ、誰ですか!」というミステリアスバンドのSAULTが2枚のアルバムをリリース。

これまで、「ポストパンクの影響下を活かしたバンド」なんていくらでも出ているけれど、現状のクラブサウンドのビートに昇華しつつ、かつStone Rosesが持っていたような体の芯に訴えかけるリズムはなかなかいない。

要はセンスがいい。これは今年最大の発見であり、ベストレコード候補です。


GOLD DIME /MY HOUSE

NYのデュオ、Talk Normalのメンバーによるバンド。
ジャケットデザインをL.I.E.SなどからのリリースのBlack DiceのEric Coplandが担当しているまさにNYアンダーグラウンド全開。
もちろんサーストンムーア(ex-Sonic Youthも)も好きらしい。
フィードバックノイズとCANのようなリズムに気持ちよく包まれて。

Fran / A Private Picture

シカゴのMaria Jacobsonのソロプロジェクト。

このPVで惚れた。

GIRLS IN SYNTHESIS/Pressure


ロンドン相変わらず最高。カルト的に人気のバンド。
流通はない模様。ハードコアとエクスペリメンタルの間を行くスペシャル感が強い。これはライブが見たいです。




参考までに去年のものとライブ

The CHATS/IDENTITY THEFT

最高。オーストラリアの3ピースロックバンドThe CHATSの2019年最新シングル。なんというか。勢い。とにかく、勢い。キャッチー。


このライブ映像を見てもわかるように、僕たちはいつでもストレートにただかっこいい音を鳴らすロックバンドに夢中になる。

そんな自分が好きになる!そして、それを愛したそんなあなたも最高だと思いたい。

10分で作られたというSMOKOも最高なんだな。

ROLLINGCHILD/POST PARTY DEPRESSION

アトランタのシンガーソングライターによるバンドの1stアルバム。
ソウルでメロウ。あるようでなかったインディギターロックとファンクネス。もし、Arctic Monkeysがモータウンレーベルと契約したくなったらこんな音になるかと思うんだけど、それでもここまでは踏み込んでこないだろうなという印象。

個人的2019ベストアルバムの1つ。

ANNA OF THE NORTH/DREAM GIRL

ノルウェー人シンガーのアナ・ロッテルードと、ニュージーランド人プロデューサーのブレイディ・ダニエル - スミスによるエレクト・ポップ・デュオの2ndアルバム。ただのロマンティックか!というだけ。
2014年にデビュー以来6000万回を超えるストリーミングを誇る彼女たち。

もちろん1stのLoversも必聴なのです。

好きな人と聴きたいんだけど、問題はそんな好きな人がいないこと。

(嘘。いる。独りよがり)

MOLLY BURCH  / THE MOLLY BURCH CHRISTMAS ALBUM

これはやばい一品。
デビュー以来2枚のアルバムが大評価されているLAのシンガーソングライターの彼女。クリスマスアルバムをリリース!
WHAMのLast Christmasのカヴァーも含まれたドリームフォームアルバム。
クリスマス、世界中これで良いのでは?

MATT MALTESE/KRYSTAL

2019年のロンドンはインディバンドが盛りだくさんで1つのシーンを形成されているのだけど、案外見逃されているシンガーシングライター。
というのは、ほぼ流通が皆無だから(というか売ってないのではないか)。
でもしかし、今の盛り上がる(一部で。でも、SorryはセリーヌのエディにフックアップされてGINZAなんぞにも出てしまっている)ロンドンシーンの
主要なバンド、Fat While FamilyやSorry、Rhythm Methodなどとも一緒にライブをしているのです。
サウスロンドンのジャズがメディアで取り上げられたりして盛り上がるけれど、実は2000年代初頭のLibertines期並みに豪華なロンドンのインディシーンの中で1人、ピアノと歌う彼の姿は際立ち、僕たちの、胸に突き刺さるのです。
絶対に来日公演なんてないだろうなと思われるけれど、生まれ変わったらこんな風になりたいという存在。
エルトンジョン見直している場合ではないのですよ。

Molly Burch - Full Performance

ああ、ライブ見たいなぁ・・・。


ALTIN GUN 'GELIN HALAYI / On

Altin Gun 。偶然知ったこのバンドに夢中なのです。

世界中で大ブームを巻き起こしているらしい、1960〜70年代にトルコで人気のアナトリア・フォークとサイケデリック・ロックとの融合音楽をターキッシュサイケデリアと呼ぶらしんだけど、その中でなぜかオランダアムステルダムから登場しているバンドのウエディングソングとして制作された1枚。

とはいえ、トルコ系のメンバーによるバンドなのです。

一時期、自分もこの手の音楽にハマり、集めていた時期があるんだけど、このバンドはしっかりとしたリズムが「今」のクラブサウンドに近い。

と、まぁなんとなく最近いいなーと思う音楽をシェアします。

やっぱり思うのは、「レコードで欲しくなる」ロックバンドはそれなりに存在していて、プレイリストで消費せずにきちんと向き合える音楽だということです。


好きだな。


ま、レコード買いますよ。




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増田ダイスケ
新しいzine作るか、旅行行きます。