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だいたいの音楽や演劇やどうでもいいただの普段の散文。
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2020年8月の記事一覧

from TOKYO to everywhere.

from TOKYO to everywhere.

最近、夏だなと思う。当たり前なんだけど、夏だなと思う。

いつもと少し違うのは、フジロックもサマソニもなくって、毎年「夏フェスやで」というものがなくて、マスクをして息苦しく過ごしていて、
知らない人と距離を取らないといけないことだけ。

世界中をなんか冬から春にかけて覆い始めた目に見えない何かに怯えたり、必要以上に過敏になったり窮屈だ。

思えば、人生なんて解放感にあふれていること自体がそもそも少

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本多劇場という夢の中で - 本多劇場グループnext DISTANCE-TOUR-

本多劇場という夢の中で - 本多劇場グループnext DISTANCE-TOUR-

なんて夢心地だったのか。

「本多劇場グループnext DISTANCE-TOUR-」という久しぶりの本多劇場での演劇を見る90分。

出演者は遠い過去にSKE48でとにかくライブに通って見ていた松井玲奈さん。日本スタンダップコメディ協会会長で、一緒に創らせていただき日頃からお世話になっている、というよりも憧れのお兄さん的な存在でもある清水宏さん。

これ以上ない2人が交互に一人芝居で出演する。

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生活に絵具を巻き散らかして、色を付けようとすること。-映画の話

生活に絵具を巻き散らかして、色を付けようとすること。-映画の話

【映画的なお話】
最近は寄席通いは一旦落ち着き、夜は映画を仕事帰りに見ています。

1つは小笠原諸島の自然とその中で暮らしているプラネティスト。

何度か予約していたものの、急な都合で3度目の正直でした。

全編、小笠原諸島の自然の光景の中で、自然の持つ因果関係と、教授する現地の方や訪れるミュージシャンの過ごしている日々を追いかけたドキュメンタリー。
自然が美しく、それを記録していくのとは違い、「

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8月をすごく僕と14歳の僕を並べた後に。映画を見て感じる夏の始まり。

東京は相変わらずマスクの日々です。

これから書き綴られていく文章は、もう戻らない時間をどうやって過ごしていたかを映画のおかげて感じつつも明日を見つめ直そうとした自分の出来事です。

まぁ大事な人たちと心が通っているだけマシで、少しだけ息苦しく繊維で遮られているコミュニケーション。

だけど、世間が息苦しいのは別に今に始まったことではなくて、そう簡単には世の中変わらないぞと思いながらも好きな人たち

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