CHEHONは大麻所持を否認している? 「地検支部は認否を明らかにしていない」
「みどり」の曲があるCHEHONが大麻所持容疑で逮捕されて2カ月がたった。思うところがあって調べていたらおかしなことに気付いた。みんなもう知っているかもしれないが、大事なことかもしれないので書いておく。
CHEHONの容疑は大麻所持。9月に逮捕されニュースになり、10月に起訴された。起訴を伝えた10月20日のサンスポの記事にはこうある。
地検支部は認否を明らかにしていない。つまりCHEHONは容疑を否認している可能性がある。いやむしろ否認しているからこそ「認否を明らかにしていない」となっている。「絶対やってるに決まってる」「今さらなんでそんな嘘をつく」という声が聞こえてくるが、この事件には謎が多い。
容疑(9月11日):愛知県警が「自宅とみられる」集合住宅を家宅捜索し、証拠品として乾燥大麻や大麻リキッドを押収。これが「東京品川区の集合住宅の敷地で大麻を所持」という容疑の証拠になる。
逮捕(9月24日):愛知県警が逮捕。名古屋市で音楽イベント後。
起訴(10月20日):名古屋地検岡崎支部が起訴。
4月に情報をつかんだ愛知県警が9月11日に家宅捜索して大麻を押収しているというが、見つかった時に逮捕していないということは、CHEHONはそのときには「自宅」にいなかったということか? そもそも愛知県警がなんで品川区までやってきて家宅捜索しているんだ? 9月11日から24日まで何を待っていた?
CHEHON逮捕のニュースを聞いた人々はおそらく「みどり」をぷかぷか吸っていた目のトロンとしたCHEHONが捕まったと思っているだろう。しかしそれは違う。音楽イベント後にCHEHONは大麻を所持していない。愛知県警はそもそも音楽イベント後に所持の現行犯で逮捕したかったんじゃないのか?
疑問が疑問を呼ぶ。
そうなるとCHEHONが11月4日に公開した新曲「adversity」でこううたっていることにも特別な意味があるような気がしてくる。
「みどり」好きである(もしくは好きであった)ことはCHEHONはまったく否定していないだろう。しかしこの逮捕の仕方ははっきり言って小ずるい。警察は大麻で善良な庶民を逮捕したいなら、少なくとも正々堂々と現行犯で逮捕しろよ! CHEHONがこれからどんなメッセージを発信していくのか、裁判で何を語るのかに注目したい。
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