No-4 共用廊下は知識チェックの宝庫
マンションを知るにはマンションを歩くことです。
賃貸であろうと分譲であろうとマンションは建築基準法に従って建てられています。
皆さんもマンションやアパートに住んでいる方も多いと思います。
実家や持家に住んでいる方は知合いの方を訪ねてもいいかもしれません。
通るたびに反復すべし
居室の配置で廊下幅の規格は変わります。
片側居室は120m
両側居室は160m
玄関の開口幅は
一般的に80㎝前後です。
これは車椅子が幅が70㎝ですからこの幅を頭に入れておくと理解できます。
高齢化社会になるとこの規格も変わるのかもしれないですね。
廊下側の窓には
プライバシーの観点からすりガラスにしていることが多いですね。
防犯の観点からは面格子が取付けられています。
アウトポール廊下
知ってますか?
大きな柱が廊下側にせり出している廊下です。
マンションで採用されていることがあります。
柱と柱の間は専有使用権を設定している管理組合が多いようです。
そのためエアコンの室外機や自転車を置くことを認めているケースがあります。
この時の廊下幅は図にようになるので注意してください。
天井灯
最近はLEDに交換されていることが多いですよね。
明るさの基準は20ルクス。
腰壁の高さは
開放型共用廊下には転落防止のために腰壁がありますよね。
この高さの基準は110㎝以上です。
お部屋から玄関を出てEVに向かうまでにこれだけのことを確認することができます。
わざわざ、部屋で勉強するまでもありません。
次回は廊下から階段、EVでエントランスに行くまでに勉強できることを説明します。