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マインド漂流記
気づいてしまった
いや本当は気づいていた
自分の極度の面倒くさがりに
きっと浮気とかするタイプなんだろうなぁ。恋人がまともにいたことがないからわからないけど。
でも良識を持って生きたいと考えているので、多分しない。頑張って面倒くさくならないように、日々のルーティンに入れておけばきっと回避できる。
そうすると、かなり頑張らなきゃいけない。
だって面倒くさがりなんだもん。
当方女性として生まれてきたので、気分のムラがどうしてもある。昨日は「大丈夫」だったことは今日の「ダメ」になる。自分でも不思議なんだけど、何故かこの「ダメ」を曲げたくない。ホルモンとは正に生命の神秘ですな。
この時期に入ると、もう何でもかんでもダメ。2歳児のイヤイヤ期みたいなもん。
そうなると面倒くささがエゲツない。もうなんもしたくないし、昨日のあの人の嬉しい言葉も全て裏返し、心を癒してくれるのは姪っ子と睡眠だけ。
私だってそうなりたくない。
頑張って「ニュートラルに居座っていたい!」と試みる。
でも頑張ってる時点でお察しなのよ。
頑張ったら何が残ると思う?
「もう頑張れない」って折れた心だけ。
ダラダラ生きたくなる。
全て捨てて、遠くに逃げてしまいたくなる。
逃避癖は普段からあるけど。
もし恋人とか居たら、ふとしたタイミングで「私だって頑張ってるのに!うわーん!!」みたいになっちゃうのかなぁ、と考えちゃうから安易に人と触れ合えない。人が怖い、というより己が怖い。
でもよく考えたら人生で「うわーん!」てなったことがないや。多分そうなる前にそこから消えてるんだろうな。そんな恥晒すくらいだったら、パッと消えていた。今までそうしてきたわ。
嫌な奴だお前は。
自分にそう言い聞かせて生きていた。
わかってる。ごめん。
もう1人の自分が答える。
何度も同じ過ちを繰り返す。
面倒くさがりの極地なんだろう。そんな自分を変えることもできず、根無草は自ら生み出した自己嫌悪の海に1人漂流する。
助けて欲しい、とは一度も考えたことはない。
この海から陸地という「まともな人間」に辿り着く為には、己の力を持ってではないと…と無駄なプライドが働く。
そんな能力ないくせにね。いじっぱり。
嫌だ嫌だ、と言いながら今日も漂ってしまう。
この心は救われるのだろうかと考えながら。