「アンラーニングと選択と集中」
いやはや皆様、こんにちは。
カブトコインでございます。
前回のブログ「ビットコインETFとはなんなのか」より、めっちゃめちゃ読む価値のある素晴らしい記事がありましたので、以下にご紹介。
やっぱりプロの記事はちゃんとしてますな。
カナダ、ブラジルにビットコインETFがあるのは認識してたんですが、オーストラリアにもあるのは知らなかったです。
あと、審査プロセスの予定が来年になっているものも多数あって、こりゃなかなかアメリカで承認されるまでは、道が遠そうですね。
(「伸びしろがある」とも言えますので、投資するなら今!ですな)
アンラーニングとはなんなのか。
さて本日のお題のひとつ、「アンラーニング」。
直接、仮想通貨や投資に関係しない話題だと思われますが、意外と根幹に関わってくる内容なのです。
ほんと、自分も最近知った言葉なのですが、言葉の意味は「自身の成功体験や常識を上手く捨てて、新しく学び直すこと」とされています。
「アンラーニング」(unlearning)とは、いったん学んだ知識や既存の価値観を批判的思考によって意識的に棄て去り、新たに学び直すこと。日本語では「学習棄却」「学びほぐし」などと訳されます。個人や組織が激しい環境変化に適応して、継続的な成長を遂げるためには、いわゆる学習(ラーニング)と学習棄却(アンラーニング)という、2種類の一見相反する学びのプロセスのサイクルをたえず回していくことが不可欠とされます。
よくある事象としては、「いつまでも古いやり方に固執し過ぎる」ことや「新しいアイディアを否定ばかりする」オジサン的な行動に現れてきます。
昨今ですと「ボケのつもりで金メダルを噛んじゃった」行動とか「女性がたくさん入っている会議は時間が掛かる」発言に繋がっています。
「昔は許されたけど、今は許されない」価値観の変化が速い世の中、ことオジサンは自然にその変化を受け入れることが出来ないようです。
それを意識的に行う活動が「アンラーニング」。
自身の古い価値観や手法を捨て、新しいことを学ぶ活動を指します。
(「大人の学びは痛みが伴います」とも書かれていますね)
仮想通貨とアンラーニング
では、仮想通貨とどのような関係があるのか。
自分が体験した例をいくつか挙げてみます。
2021年2月頃から始めたBSC系のDeFi。
当時はまだ「魔界」なんて言葉も知らない頃。
「新しいプロジェクトが数万%のAPRらしい!」というツイートを見ては資金を投入し、翌朝には損することの繰り返し。
いつしか「新しいDeFi≒だいたい詐欺」と思い込んでしてしまい、それ以降に出たプロジェクトにはまったく興味を持たなくなってしまいました。
(PancakeSwap、Alpaca Finance、Autofarm等の堅実なものだけを使用)
そして保守的になって情報収集を怠ったがゆえに、Iron Finance(v1)にかなり遅れて参戦した結果、損する羽目になったのでした。
過去は過去、新しいものは常になにか違っていて、良いことがあるはず。
流れの速い仮想通貨界では、常に過去の経験を「アンラーニング」していかないと、すぐに波に乗り遅れてしまうのです。
「選択と集中」との狭間のジレンマ
本日もうひとつのテーマ。「選択と集中」。
アンラーニングについて、「がんばって情報収集すれば良いじゃないか!」、「損した経験は忘れて、気を付けながら新しいプロジェクトを探せば良いのでは!」とも思います。
それはそれ、資金にも時間にも限度があります。
仮想通貨に関する情報は毎日、滝のように流れては落ちていき、今日の「儲かった話」が明日には「損した話」に変わることもザラにあります。
そこで忘れちゃいけないのは「自分はなにがしたかったのか?」だと思うんです。
新しいものに目移りばかりしていては、手数料やガス代、デポジットフィーなどで資金が目減りして、本来果たしたかった目的が叶わなくなってしまいます。
「自分がどうありたいか」が大切
自己啓発本の様相を呈していますが、仮想通貨に資金を投じる方々は、度合いはどうあれ少なからず「お金を儲けたい」という意思はあるかと思います。
問題は「どうやって」、「どのくらい」、「いつまでに」といった部分で、取りえる手段は変わってくると思います。
手っ取り早く「億り人」になりたい!ということであれば、海外の仮想通貨取引所でハイレバレッジの取引をするも良し。
新興の「魔界」と呼ばれるDeFiプロジェクトに参戦するも良し。
自分の場合は「時間を掛けて、手間なく安全に複利で儲けたい」というのが始めにあって、PancakeSwap、Alpaca Finance、Autofarm等を選んだ訳ですが、市況の悪さで思ったより稼げなくなり、心の迷いが出てきた今日この頃です。
ただ、この「どうありたいか」はブレずに持ち続けて、「どうやって実現するか」は新しい情報を収集して、扱うネタを変えていく必要があると考えています。
そのためには資金は少し調査用に取っておいて、実験しながら少しずつ良い・悪いを見定めていきたいところでございます。
で、結局どうするの?
「現代の錬金術」と騒がれた「IRON Finance」がv2となって本格的に稼働しつつあります。
前回と同じく期待されている「ステーブルコインで高利回り」が実現されたなら、ポートフォリオの稼ぎ頭になるのではと期待しています。
(でも、また短命なんだろうなぁ)
次回、「え、そんなに上位なの?」と自分もびっくりした国のお話です。
~「マイニングシェア世界第三位 カザフスタン!」に乞うご期待~