ビットコインETFとはなんなのか
いやはや皆様、こんにちは。
カブトコインでございます。
ここ最近、仮想通貨の市況が良くなってますね。
春先に仕込んだ米国の仮想通貨関連株が含み損状態だったのですが、めでたくプラスになりました!
(日本の仮想通貨関連株はまだまだ含み損です…)
我慢して待っていれば、日本の株も上がってくるはずなので、気長に待つ所存でございます。
本日のお題は、みんなが気長に待っているけど、なかなか本格的に始まらないアレ。
そう「ビットコインETF」についてのお話です。
そもそもETFとはなんなのか。
「ビットコイン」はわかるけど「ETF」とはなんなのか。
以下のサイトから引用してご説明いたします。
「ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」です。
簡単に表現すると「金融商品の詰め合わせパック」を、株式市場で取引できるようにしたもの、という感じです。
ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。
ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種ですが、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買できます。
株式指数に連動させる方式や、「ドローン関連企業」など同種の株式をまとめたもの、貴金属や農作物などの価格と連動させたものなどを、株式のように市場で取引できるようにした金融商品です。
例として以下のふたつを挙げてみます。
金地金価格(ロンドン金値決め)に連動する運用成果を目指すETF、SPDRゴールド・シェア。
とうもろこしの価格に連動したETFの「WisdomTree とうもろこし上場投資信託(1696)」など、いろいろなETFが存在します。
なんで「金」とか「とうもろこし」自体を直接取引しないの?という疑問が湧きますね。
これは株式市場に金融商品として上場させることで、自身が取引している証券会社で取引することが出来る訳です。
(実物の「金」を貴金属店に買いに行くには、持ち運びなど不便ですから)
直接買うのは、リスクがある?
でも、ビットコイン自体は普通に、仮想通貨取引所で買えば良いじゃない?とお思いでしょう。
だがしかし、世の中にはまだ「仮想通貨取引所」を信用していない方々が多くいる訳です。
「暴落時にシステムがダウンした」とか「ハッキングで巨額の資金を盗まれた」など、証券取引所と比較した場合、信用を得られていない現状があります。
自身でウォレットを管理するにしても、送金操作を誤って仮想通貨を消失させたり、さまざまなリスクが存在します。
これらのリスクとなりえる要素を、ETFの発行元が管理をし金融商品化させ、株式と同じ方法で購入できることが、投資家にとって安心材料になっています。
「ビットコインETF」で期待されていることは?
ただの利便性だけが期待されている訳じゃありません。
ETF化によって、株式市場の資金が仮想通貨市場に大量に流れ込む可能性があります。
といいますか、ここが一番期待されている点です。
各市場の時価総額を、以下に比較してみます。
世界の仮想通貨市場:約210兆円
日本の株式市場:約700兆円
米国の株式市場:約4,590兆円
仮想通貨市場に比べて、株式市場の時価総額は数倍から数十倍もありますね。
ビットコインETFが承認された場合、以下のような流れが起きると想定されています。
1.株式の投資家がビットコインETFを購入する。
2.ビットコインETFを組成したファンドがビットコインを大量購入する。
3.ビットコインが高騰する!
いやぁ、夢がありますね!
アルトコインも連動して高騰するかも知れません。
ビットコインETFはいつ始まる?
さて、アメリカのビットコインETFはいつ始まるのでしょうか。
「2021年6月に承認される」という説が濃厚だったのですが、延期に次ぐ延期。
様々な金融機関が申請しても、まったく承認されない状態。
ここまで延期が続くとなると、誰にも承認の時期は分かりません。
ボラティリティの高さや、有名人のツイートで価格が急変するなど、「金融商品として不安定なため、投資家保護が充分ではない」という話がありますが、真実は誰にも分かりません。
「ビットコインETF」の代わりになるものがある?
株式投資専門の方は、ビットコインにまつわる投資はできないのか。
なんとも表現が難しくはありますが「ビットコインETFのようなもの」が存在します。
それが「マイクロストラテジー社の株式」なんです。
マイクロストラテジー社の所有するビットコインの枚数、約10,5000枚。
この時価総額が5,360億円。
かたやマイクロストラテジー社が発行している株式の時価総額は8,152億円。
「発行済み株式の65%がビットコインの価値」という状態のため投資家によっては、「マイクロストラテジー社への投資」 ≒ 「ビットコイン投資」と考える方も増えて来ました。
ビットコイン価格の回復に連れて自社の株も上昇しているので、CEOのマイケル・セイラー氏も荒ぶっております。
(毎回思いますが、この画像は社員さんに作らせてるんですかね?w)
ビットコインETFが承認されるまでは、快進撃が続くのかもしれませんね。
(その時は自分も株式を手放さないと大損してしまう?)
今回は「ビットコインETFとはなんなのか」というお話でした。
次回は、仮想通貨や株とは直接関係のないお話。
~「アンラーニングと選択と集中」です。乞うご期待!~