4|Ribbon in the sky
【毎週水曜日 音楽】の回
Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の「Ribbon in the sky」を聴く。
この曲は、私たち夫婦にとって思い出の曲で、披露宴の中座の後に再登場するシーンで流した曲だ。
前奏をたっぷり流してもらい、「Oh so long」の歌い出しで、会場の扉が開く。こうして文字に起こしてみると、気恥ずかしくなる演出だが、そんなことは列席者の誰も覚えていないから無論問題なし。
そんなことより、曲のタイトルにもなり、曲の中でも繰り返される「Ribbon in the sky」は、スティーヴィーの目の奥に、どのように映っているのだろうか。
ーーー目を閉じて、想像してみる。
空に向かってニコリと微笑み合う男女がいて、彼らを柔らかな生地の布が包み込んでいる。リボンの色は淡い水色。今にもシュルシュルとほどけてしまいそうなこのリボンは、そよ風が吹くたびに溶け合っていく。
気恥ずかしくなるほどの演出をして良かったと、心からそう思っている。
明日も良い日になりますように!
キャット・ワンダー
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