見出し画像

ソクラテスの弁明・チ。・PSYCHO-PASSに学ぶ信念とは

みなさん、『チ。-地球の運動について-』についてはご存知でしょうか。
最近私はパートナーとハマっているアニメです。笑
緊張とワクワクがあり非常に面白いアニメなんですが、これまた深く考えさせられるアニメで、、、

簡単に言えば「天動説が正とされる社会で、地動説を信じる信念のために生きた主人公たちの物語」です。
主人公たちは地動説の信念のためなら「死」すら恐れないんですよ。それが本当にかっこよいと同時に、羨ましく妬ましいと思っていて。

これと似たような感じのことが見られるPSYCHO-PASSっていう私が大好きなアニメがあるんですよ。これは「AIが全てを管理し人の人生すら決める社会で、法の尊さと人の倫理観を信じる主人公の物語」です。
PSYCHO-PASSの世界ってドミネーターという警察官が持っている銃によって、犯罪係数といって「銃を向けられた人」が犯罪するかしないかを数値で測定できるんです。
犯罪係数の上がる仕組みが「人殺しを見た」や「イライラしてストレスが上昇する」など、本当にひょんなことから上がっちゃうのでみんな上がらないようにビクビクして過ごすんですよね。
ただ主人公のあかねちゃんはどんなに犯罪現場で人殺しを見ようが、親族を殺されようが規定の水準を超えない。
それは『法の尊さと人の倫理観を信じている』からなんですよね。
あかねちゃんの「法=より良い世界を作ろうとした過去全ての人たちの祈り」という捉え方には痺れました笑
※死ぬほど語りたいんですが字数の関係で省略します泣
自分がその世界にいたとして、そんな信念を持って犯罪係数に怖気付かないかと言われれば到底できないなと、、、

最近哲学を勉強していて、きっと漫画家やアニメ家って知ってか知らずか「ソクラテスの弁明」から学んでいるのかなと。
(学んでいるというよりご自身の生き方からそういった何かを貫くことを、自然的に学び取っている可能性が高そうですが笑)

【要約マップ】『ソクラテスの弁明』を簡単にわかりやすく解説します

ソクラテスも無知の知を人々に自覚させより良い社会にしていくために、最後まで信念を突き通して死んでいきましたよね。
自分の無罪を弁明し逃亡を図ることもできたのに、彼は死刑を受け入れた。それはきっと信念が崩れることが、死よりも恐ろしかったのではないかと私は思うんです。
彼は死について以下のように語ってます。

「死とは人間にとって福の最上なるものかもしれない。しかし、それを知っている人はいない。神に背くことや不正は恐れるが、良いことか悪いことかわからない“死”は恐れない」

私は死ぬのが怖いです。死ぬことが怖く無くなるくらいの信念をどこかで見つけたいと今死ぬ気で探してます。
やっと何か一歩を今見つけ出してそのために動けそうでワクワクしています。
皆さんにとって信念って何だと思いますか?
それって別に思想や社会的に尊いモノである必要ではないと思います。
家族でもいいし、友達でもいい。ただそれが周りから言われて揺らぐモノであってはならないとは思うんです。
いま信念なんて持っていなくても、死ぬ時に私の信念・生きた証はこれだったなと思えるような何かを、逆説的に知ることができたら幸せなんじゃないかなあ

あかねちゃんは法と人の倫理観を、チ。では地動説の美しさを、ソクラテスは自身の哲学を突き通していく生き様はやっぱりカッコいいですよね。
自分も生き様で誰かを感動させるくらいの人になりたいです。

思いを綴りまとめるのは難しいですが、こんな感じで戯言を書いていきますので暖かく見守っていただければと思います。


いいなと思ったら応援しよう!