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省エネ打鍵するためには力を入れる必要がある

こんばんは〜(●´ω`●)
みなさんは力いっぱい打鍵しますか?スマートに打鍵しますか?色んなフォームや考え方がありますが、私が特に大切にしてる省エネにフォーカスしたお話をします。SP/DPどちらも対象です。


省エネは結果

これだけは確実に伝えておきたいのですが、省エネ含めた打鍵の仕方やフォームに関する話は目指してするというより勝手になってた位の感じだと思います。鶏が先か卵が先かみたいな話になってしまいますが、少なくとも省エネはより長く楽に打鍵しようとした場合の結果だということは忘れずにお読みください。

1.打鍵における力率的なもの

物理の分野で力率という概念があります。超ざっくりした解釈だとエネルギー効率のことを言ってるんですが、省エネ打鍵を考える上でまず大事な観点です。打鍵のために生み出したエネルギーは全て打鍵のために消費されるべきです。
そのために必要なことは、鍵盤が真下に下がることを考えると、その方向に力を加えることになりそうですね。
これは実際正しいと思われます、というか斜めに打鍵したらやりにくい上に鍵盤がハマります。
この角度によって変わりそうだという話は力率の概念そのものであったりします。
では次に何が真下に力を加えるのか。当然ながら指ですよね。真下に力を加えるということは指が真下に動くことになりますので、このことを意識して叩きましょう!でおわり…?



……指だけを動かしてを真下に動かせますか?
出来なくはないかもしれませんが、気持ちの悪い動きになると思います。それもそのはず、関節を中心に回転させることしか出来ないので第3関節を曲げて第2関節を伸ばすとかいう芸当ができるならまだしも、できない場合指は手のひら方向に回転していきます。
この事実を考えると普段打鍵している手首の高さから指が曲がって打鍵する時、真下に落としてるつもりが内向きに斜めに指が刺さってることになります。

普通に打鍵することを想像してね
円運動の場合力は接線方向にかかることになる


つまり、無駄が発生していることになりますがこれをどうやって解決しましょう。

2.指だけ動かせばいいというものでもない

力というのはベクトルなので分解と合成することが出来ます。つまり、内向きな方向のうち真下の成分と真横の成分に分解できます。つまり下の図の黒の矢印が赤の2本の矢印からなっていると考えることが出来ます。打鍵として直接関係ないのは右向いている矢印でありこの成分を消すことが出来れば最も効率よく打鍵できていると考えれます。そこで、黄色の矢印を足すことを考えます。

分解のイメージ図

前方向ということは指を伸ばしてることになります。
え?でもさっき第2関節だけ伸ばすなんて無理って言ったやんと思いましたか?
それはそうですが、力を加える箇所を指に限定するから話がおかしくなります。指は腕についてます、そして肩、体幹…って感じにつながっています。繋がってる部位のどこかで前述の外向きの力を生成してやります。
個人的には肘か肩でいいとおもいます。指を曲げずに鍵盤に対して前方向へ突くようなイメージで動かすと指を曲げることで発生する内向きの力を打ち消せると思います。
打鍵する度に腕を動かすのか?と思うかもしれませんが肘あたりで生成できる力に対して指が生成してる力はしれてるので見た目としては余り変わらないと思います。

3.理想的な打鍵

省エネと聞いて指押しと思った方も多いと思います。しかし、今までの情報をまとめるとすでに指押しではなくなっています。
そう、実は最も効率がよく疲れにくい打鍵は指押しでも腕押しでもなく、全てが混ざりあったフュージョン押しになります。単純に指だけに頑張ってもらうより他にも協力してもらうというスタンスです。そもそも論として手のひらとか指を動かす筋肉より二の腕とか肩周辺の筋肉の方が大きく、そして力も強いです。持久力も段違いです。つまりそもそも指だけで打鍵すること自体があまりいいとは言えないことになります。
そうやって考えていくと、動きの起点が骨盤まで行きますが、想像しにくいと思いますのでとりあえず肩から動くものとします。肩周辺で生み出したエネルギーが肩、肘、手首と伝わっていき指に伝えられ最終的に打鍵する、そんなイメージです。これはボールを投げるとかムチみたいな動きだったりに非常に似ています。
ボールを投げる時は全身をムチみたいにしならせて投げたりすると思うのですが、打鍵の時はそこまでのパワーはいらないし、繰り返し動作であることは考慮しておく必要があります。要するに打鍵しっぱなしとは行かないよということです。

4.インパクトと脱力

ボールを投げるみたいなイメージが理想という話をしました。ただこれをこのまま取り入れようとすると打点(インパクト)がないことに気がつくと思います。
打点とは、指を(仮想的に)放り投げて鍵盤に触れた瞬間の話です。この時に関節を固めておかないと鍵盤は下に下がりません。そしてこの関節を固める時間は短ければ短い程次の打鍵の準備がしやすくなります。
このことを踏まえると、ある意味触れる瞬間以外は指は脱力してます。ただこの時指以外の手首とか腕、二の腕は実は脱力はできません。
こういったムチのような動作をするとき、関節を経由する前後で関節の動きを止める方向に力を加える(ブレーキをかける)ことで、その先端を加速させることができます。つまり止めるために力を使う必要があるということです。この力を脱力と称してケチるとほぼ全ての負担が指に行くことになり省エネとは程遠い何かになりますし、怪我の元になります。

力を使って疲れにくくする

省エネ打鍵について語りました。
めっちゃ力使います。 
私のイメージとしては肩から指先にエネルギーが流れていってるような感じです。それも勢いよく流れてるような……。
プロプレーヤーとかめちゃくちゃ上手い人の打鍵を見てて思ったより静かだからまねするか!で動きだけ真似るとほぼしっくりくないのはこういった理由があるからだと思います。大事なのは手とか指の動きではなくて体の使い方です。
この話はヒヤリングしたとかそういうのではなく自分の実体験に基づく内容ですので間違ってる可能性があることは留意をお願いします。

ではでは◝(●˙꒳˙●)◜


おはやも ゲーミング CAノネラ

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