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MD歴1年でようやくマス1登頂キメた人間が各ランクの印象を書く
各ランクの印象を書く(激うまギャグ)
この記事は
Season35(2024年11月シーズン)でようやっとマスター1に到達した私が、それでもなおプラチナ~マスターをうろちょろしていることを良いことに、各ランクの印象を語る記事です。
筆者のMD遍歴(読み飛ばし推奨)
Season23
ドラゴンメイド(最高プラチナ5)
烙印ドラゴンメイド(最高プラチナ1)
最終プラチナ2
Season24
烙印ドラゴンメイド
最終プラチナ1
Season25
ドレミコード(最高ダイヤ2)
最終ダイヤ4
Season26
ドレミコード
エクソシスター
最終プラチナ1
Season27
エクソシスター
ラビュリンス(最高ダイヤ3)
最終ダイヤ5
Season28
エクソシスター(最高ダイヤ2)
破戒ラビュリンス
最終ダイヤ4
Season29
ホルスドラゴンメイド
エクソシスター(最高ダイヤ2)
最終ダイヤ5
Season30
ヴァルモニカ(DC20達成)
覇王ドレミコード(最高ダイヤ3)
最終ダイヤ4
Season31
ヴァルモニカ(最高ダイヤ2)
純イビルツイン
60ドラゴンメイド・スネークアイ
最終ダイヤ3
Season32
スピリット採用型エクソシスター(最高ダイヤ3)
覇王ドレミコード(最高ダイヤ2)
破械ラビュリンス(ロルバ、ダルマを採用)(マスター到達)
救いの架け橋採用型ヴァルモニカ(最高マスター4)
スネークアイ
炎王スネークアイ(最高マスター3)
最終マスター4
Season33
40スネークアイ・ドラゴンメイド
破械ラビュリンス(嗤う黒山羊を採用)(最高ダイヤ3)
最終ダイヤ4
Season34
対天盃龍特化竹光みかんこ(最高マスター3)
天盃ドラゴンメイド
天盃龍
最終マスター5
Season35
ヴァルモニカ(最高マスター4)
天盃龍(最高マスター2)
対天盃龍特化竹光みかんこ(マスター1到達)
最終マスター1
Season36
幻奏ドレミコード
幻奏覇王ドレミコード
覇王ドレミコード
ラビュリンス
天盃龍
幻奏ヴァルモニカ(最高ダイヤ1)
最終ダイヤ1
Season37
幻奏ドレミコード
純イビル
ビーステッド竜王ドラゴンメイド
現在ダイヤ4
本編(各ランクの印象)
ゴールド
3勝勝ち越しで昇級ができるランク帯。これより下のランク帯と異なり降級(勝ち越し0の状態から3連敗(途中1勝でもすると勝ち越し1扱いになる))するようになり、漫然とやっているだけではランクが上がらない。しかし、50%の確率で勝てる人でも7割昇級ができるようなルールであり(Excelで10万回試行(ページ下部にコードと結果を掲載))、そこまでシビアではない。
ある程度ちゃんとしたデッキを組んで、回すことができるようになれば自ずと昇級を重ねていける印象。脱初心者への道と言ったところか。
筆者はSeason26を最後にゴールドに足を踏み入れたことはないので、現在どんなデッキが多いかは不明。
プラチナ
4勝勝ち越しで昇級ができるランク帯。ここでも半分くらい勝てる人は63~4%の確率でで昇級できるため、シビアとまではいかない。が問題は、体感ゴールドよりかなりランク上げるのに必要な試合数が増えた。実際excelでシミュレートすると、勝率50%ならゴールド帯は大体平均9試合くらいで昇級できるのに対し、プラチナ帯では14試合もかかる。昇級確率とくらべて顕著な差が出ている。
デッキ分布としては、環境デッキが多いものの、昔の環境デッキ等を中心に準環境や環境外デッキも多い。それ故、特定のデッキに対するメタを考えるよりは純粋に実力を上げる方が昇級に結びつきやすい印象。また、実力の上下差が凄まじく、総じてもっとも多様性に溢れたランク帯だと思われる。
月初と月末のレベル差も大きく、ダイヤ1だった人もプラチナ5になる月初は魔境。だが、そこら辺の人は数日で姿を消していく。月末は月初と比較したら考えられない程温く、一気にプラチナ1までの昇級を狙うなら、月末の方がおすすめ。
加えて、プラチナ帯で環境デッキを相手にすると即サレをしたくなるが、マスター帯の同じデッキと当たったときと比較してランク相応に練度が低いことが多い(例えば、天盃龍で素直に展開していればリーサルがとれたのに、変な動きをしてリーサルを逃す。ギミパペで先攻ワンキルできていない。等のことが割としょっちゅうある)。諦めずに挑めば望外の勝ちを拾えることがある。例え相手の練度が低くとも環境デッキを捻り潰せたときのうれしさはひとしおであり、プレイスキル向上にもつながる。是非挑んでみて欲しい(本日、ドラメでユベルを蹂躙×2した者より)。
ダイヤ
プラチナ帯と昇級条件は同じだが、ランク1つ上げるごとに目に見えて相手が強化され、苦しくなる(と感じるのは、私の実力適正がダイヤ帯のどこかにあるからなのかもしれない)。
ランク5は降級がないせいか、色んなデッキが住まう魑魅魍魎の土地と化しており、月初めはマスター1到達者ですらここに落ちてくるため、環境デッキたちの血みどろの戦いが繰り広げられる舞台でもある(けど強者たちは信じられない速度でこのランク帯を抜けていく)。
よってランク4以上が本番。ここまで来ると、環境デッキが多くを占め、相手も強化され、ミスにより勝ちを拾うことも珍しくなってくる。デッキの強さ、引きの強さ、先後の差が勝負に繋がることが多いため、このゲームにおける実力とは何なんだろうかと考えさせられるが、上位層はここすらダッシュで駆け抜けていくため、まだ実力を伸ばす余地はあるのだろう。
ランクを1つ上げるごとに目に見えて対戦相手の強さやデッキ分布が変わる。月のどのタイミングかでも変わるだろうが、Seaoson35ではダイヤ3では天盃龍は3戦に1回くらいあたるかな程度だったのに、ダイヤ2では半分以上天盃龍ということがあり、これくらい極端な差がある。やっとの思いでランク1つ上げても、急に強くなった相手や様変わりするデッキ分布についていけず、あっという間にランクダウンして心が折られる場合も少なくない。それもそのはずで、勝率50%なら64%程度で昇級できるとはさっき触れたとおりだが、これが勝率40%になると30%程しか昇級できる可能性がない。10戦に1度負けが増えるだけでこれほど昇級確率がガタ落ちするのである。
しかし、このどんどん分厚くなる壁を打ち破って、最後にそびえるダイヤ1の壁を打ち破ったときの感動はやばい。正直手が震えた。ちなみに私は初めてダイヤに到達してから、マスターにあがるまで実に8seasonかかっている。
マスター
ただでさえ、猛者しかいないというのに、昇級条件も5勝勝ち越しになり、勝率半々では昇級確率58%、昇級できるとしても20戦程かかる計算だ。もちろん勝率6割なら84%の確率で昇級できる(それでも1ランクあたり15戦程かかるが)。安定して上に行くなら、勝率6割を目指したいが、マスター5を除いて、相手のデッキはもはやTier1か2のみ。デッキパワーもプレイスキルも自分より上の相手にどうやって、6割も勝てというのだ。
よってメタが回る(正確にはダイヤ上位あたりからだが)。メタといっても、パキケロファロポン置きの雑なメタビではなく、各々考え抜かれ、研ぎ澄まされたメタギミックが牙を剥く。非環境で挑めば環境でボコボコにされ、環境で挑めばメタデッキにボコボコにされ、ついでに上手い人が握る環境デッキにもボコボコにされ、メタデッキで挑めばなぜか自分が握る時だけ全然環境に勝てない。
やっとの思いで半分くらい勝てるようになって、20戦くらいかけて昇級してもその先でコイン裏×3即降級があり得る世界だ。もはやプレイスキルやデッキ構築、膨大なプレイ時間だけでも足りない。ここまで来たら、各々の勝負哲学の領域にもなってくる。どれほど上のランクを目指すことに執着できるかだ。1回の降級が与えてくる絶望感は凄まじいが、トップランカーを除き、1回の降級もせずに抜けられるような場所ではないだろう。
私は天盃龍環境で1回だけマスター1にタッチしたが、それは運が良かったと言わざるを得ない。先攻特化環境ならばコイントスで降級が決まっていた場面が腐るほどあったし、マスター2で天盃龍が信じられないくらい多かった(体感6~7割)から、徹底的に天盃龍をメタる構成にしたみかんこでかなりイージーウィンを拾えた。
来シーズン、仮にデモンスミスがきたとして、その環境下でマスター1を拾えるビジョンが全く見えない。それでも、地道に実力をつけ頑張っていきたい。
レート戦
暇を持て余した神々の遊び。だからといって遊んでいるとあっという間にレートが落ちるし、落ちたレートは全然あがらない。
終わりに
なんだかんだいって非環境握ってプラチナで遊ぶのが一番楽しい説はある
おまけ
Excelで各ランクでの期待勝率を元に、昇降級確率と期待試合数(昇級期待試合数ならば、昇級する場合かかる試合の平均数)を算出したものです。各ランク帯、各期待勝率で10万回ずつ試行しています。お納め下さい。コードも一番下に置いときます(大部分をChatgptに書いてもらいました)。
なかなか面白そうなのでこの記事の閲覧数やスキ数が多かったら、もっと色々な確率を算出し、独立した記事を書いてみようと思いますので、よかったらスキを押していただけると嬉しいです。
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Sub RankProgressionByWinRate()
Dim x As Double ' 期待勝率
Dim t As Integer ' 勝ち越し数
Dim n As Integer ' 必要勝ち越し数
Dim b As Integer ' 必要試合数
Dim a As Double ' 乱数
Dim i As Integer ' 期待勝率のステップ
Dim m As Long ' 試行回数(Long型で大きな数を扱う)
Dim WinCount As Long ' 昇級回数
Dim LoseCount As Long ' 降級回数
Dim WinMatches As Double ' 昇級試合数合計
Dim LoseMatches As Double ' 降級試合数合計
Dim AvgWinMatches As Double ' 昇級試合数平均
Dim AvgLoseMatches As Double ' 降級試合数平均
' 初期設定
n = 3 ' 必要勝ち越し数
Const MaxTrials As Long = 100000 ' 各期待勝率での試行回数を10万回に設定
' シートの初期化
With ThisWorkbook.Sheets(1)
.Cells.Clear
.Cells(1, 1).Value = "期待勝率"
.Cells(1, 2).Value = "昇級確率"
.Cells(1, 3).Value = "昇級期待試合数"
.Cells(1, 4).Value = "降級確率"
.Cells(1, 5).Value = "降級期待試合数"
End With
' 期待勝率を0.1から0.9まで0.1刻みで変化
For i = 1 To 9
x = i * 0.1
WinCount = 0
LoseCount = 0
WinMatches = 0
LoseMatches = 0
' 10万回試行
For m = 1 To MaxTrials
t = 0 ' 勝ち越し数初期化
b = 0 ' 必要試合数初期化
Do
' 乱数生成(0~1)
a = Rnd
b = b + 1 ' 試合数をカウント
If x > a Then
' 勝ちの場合
If t < 0 Then
t = 1
Else
t = t + 1
End If
' 昇級条件を満たした場合
If t = n Then
WinCount = WinCount + 1
WinMatches = WinMatches + b
Exit Do
End If
Else
' 負けの場合
If t = -2 Then
LoseCount = LoseCount + 1
LoseMatches = LoseMatches + b
Exit Do
Else
t = t - 1
End If
End If
Loop
Next m
' 昇級確率と降級確率を計算
AvgWinMatches = IIf(WinCount > 0, WinMatches / WinCount, 0)
AvgLoseMatches = IIf(LoseCount > 0, LoseMatches / LoseCount, 0)
' 結果をシートに記録
With ThisWorkbook.Sheets(1)
.Cells(i + 1, 1).Value = x
.Cells(i + 1, 2).Value = WinCount / MaxTrials
.Cells(i + 1, 3).Value = AvgWinMatches
.Cells(i + 1, 4).Value = LoseCount / MaxTrials
.Cells(i + 1, 5).Value = AvgLoseMatches
End With
Next i
MsgBox "試行が完了しました!結果をシートに記録しました。"
End Sub
(ゴールド帯の表の算出プログラム。nの値を変更すれば他のランク帯にも適用できる)
追記
ルーキー&カムバックキャンペーンコード1877a53dです!ぜひ