マスターデュエルで初心者が初心者に絶対おすすめしないドレミコードデッキ解説
マスターデュエル遍歴
Season23
ドラゴンメイド(最高プラチナ5)
↓
烙印ドラゴンメイド(最高プラチナ1)
最終プラチナ2
Season24
烙印ドラゴンメイド
最終プラチナ1
Season25
ドレミコード(最高ダイヤ2)←今日解説するのはここ
最終ダイヤ4
Season26
ドレミコード
↓
エクソシスター
最終プラチナ1
Season27
エクソシスター
↓
ラビュリンス(最高ダイヤ3)
最終ダイヤ5
Season28
エクソシスター(最高ダイヤ2)
破戒ラビュリンス
最終ダイヤ5
Season29
ホルスドラゴンメイド
エクソシスター(最高ダイヤ2)
最終ダイヤ5
その他ネタデッキ
バージェストマラドリー
ウィジャ盤
この記事は
初心者、無課金、イラストが可愛いデッキしか握りたくない私が,
最近始めた人や、プラチナ帯くらいの人に向けて自分のデッキを紹介する記事です。
デッキ解説
ドレミコードデッキとは
ペンデュラムモンスター(全8種)の様々な効果と、強力な妨害効果を持つリンク3モンスターのグランドレミコード・クーリアで戦うデッキ。だが、テーマカードだけだとあまりにも初動が弱いので、種々のペンデュラム召喚をサポートするカードの力を借りて、先行制圧に特化したデッキ。
ドレミコードデッキの評価
先行
最終盤面の強さ:強い
展開の安定性:弱い
手札誘発への耐性:墓地利用をとがめるカード以外の全てに弱い
最終盤面で存在する妨害が理想展開なら最低でも、グランドレミコード・クーリア+ピットナイト・アーリィ+ドレミコード・クーリア+墓地の賜炎の咎姫の4妨害。妥協展開でもアンブロエール+墓地の賜炎の咎姫の2妨害はなんとか構えられることが多い。特に理想展開では最高で9妨害にもなる(バロネス+マスカレーナ+マスカレーナの効果で召喚するリトルナイト+ドレミコード・ムジカ)。流石に9妨害は理論値だが、5~7妨害くらいは構えられることが多い。
展開は、ペンデュラム召喚の性質上必要なカードが多く、最低でも2枚初動であり、理想展開につなげるために引きたいカードもそこまで多くない。相手の誘発に厳しいこともあり、アドリブ展開を求められることが非常に多井。しかしなぜかアドリブ展開でも理想展開と同様の妨害を構えられることもある。
誘発はほとんど全部効く。うららは召喚権初動のキューティア、ディバイナーに打たれると、ほぼその後の展開が不可能。マスターケルベロスに打たれると、手札によっては貫通できるが、それよりもペンデュラムスケール4のカードがペンデュラムゾーンに残ってしまうせいでかなり展開に制約がかかる。軌跡の魔術師に打たれてもきついが、まあそこまで展開できていれば何とかなることも多い。
増殖するGはキューティア+クーリアorドリーミアの一番基本的な初動でも理想盤面から12回特殊召喚する。リトルナイトが実装される前は、召喚回数が少ない妥協展開もなかったので、弾けなければほぼ負けだった。リトルナイトができてからは、2回の特殊召喚でリトルナイトだけいる盤面で相手に渡すという選択も可能になった。それでもほぼ負けだけど。
ヴェーラー&無限泡影も効く。キューティアとディバイナーに打たれてもエンドだが、一番きついのはエレクトラムに打たれてしまうこと。アストログラフマジシャンをEXデッキや手札に加える方法がなくなってしまうため、何とか展開して、再び自分のターンに戻ることがあってきつい。
めっちゃ召喚するのでニビルもダメです。
後攻
相手の制圧の突破力:ほぼなし
捲り能力:普通
打点:かなり高い
積める手札誘発:少ない
後攻の時点でかなり捨てゲー。組んだ初期は増Gすらでっきに入れず、後攻を完全に捨てていたが、増Gを使うだけで拾える後攻もあると知り3枚投入。事故を防ぐため手札誘発は増Gに加えてうららだけ。このうららも相手の展開を止める用ではなく、先行引けたときに、相手の増Gに対して打つために入れてる。打点が高いモンスターを出しやすく、アクセスコード・トーカーもいるので、展開さえできれば捲ることは可能。展開できたことは(相手が事故ったときを除いて)ほとんどないが。
簡単に展開説明
Pモンスター2体召喚→エレクトラム+アストログラフギミック→(必要なら軌跡の魔術師でスケールやモンスターを確保して)ペンデュラム召喚→咎姫とエレクトラムのギミックでリンク値を稼ぎつつアーリィを破壊して墓地に送る→グランドレミコードキューティアを召喚
初心者におすすめしない理由
展開が長い
リンク召喚を多用するデッキの定めだが理想展開で13体召喚とかなり展開が長い。アドリブになることも多いためミスが起きやすい
必要なUR枚数が多い(汎用含めて34/65がUR)
ある程度マスターデュエルをやっている方なら、必要なURはテーマカードの7枚とマジックビースト5枚。あとはディバイナーとエレクトラムとアストログラフが人によっては必要なくらいで他は汎用カードとして持っている人が多いだろう。占めて17枚で収まる。しかし初心者ならばこの2倍近いカードを生成しなければならない。ちょっとづつならまだしもいきなり組むのはかなり大変(2デッキ目にいきなり組んだ私はその後増G3枚目と抹殺を生成するまで3シーズンかかっている)
P召喚がそもそもややこしい
レベルと異なるペンデュラムスケールの概念、PモンスターカードとPモンスターの違い、P召喚可能な場所の制限、など初見殺し(デッキを使っている方に対する)要素が多く、召喚法自体がかなり難しい。ちなみにドレミコードデッキはP効果にややこしいものがなく展開ルートはシンプルめなので、P召喚を扱うデッキの中では簡単な方らしい。
召喚位置の制限
EXデッキからのリンク召喚とP召喚はEXモンスターゾーンかリンクマーカーが指し示す先ではないといけないという制約のせいで、割と展開中どのメインモンスターゾーンに召喚していいのか先の展開を念頭に置いて考えなければならない。
こんだけ難しくて高いのにそんなに強くない
先攻では環境デッキさえ完封できるほどのスペックを持ちながら、後攻に全く期待できないというという先攻番長。URを惜しげもなく生成するなら環境トップのデッキ方がおすすめだ。
じゃあなんで作ったのかと言われればかわいいデッキで環境デッキをボコボコにするのがたまらないからに決まっているからだろ。
現在(Season29)での構成
各カードの名称、採用理由
ドレミコードPモンスターカード
モンスターカードは自身の信条により全種類採用としている。ちなみにPモンスターなので当然P効果を持っているが、下級モンスターは、ドレミコードPモンスターのP召喚が無効化されない効果で、上級モンスターはP召喚時相手はモンスターの効果、魔法、罠の発動ができない効果であり、他の法外な動きをしてくるPモンスターと異なりかなりつつましく、この効果が役に立つことなど皆無なので特に解説はしない。
ドドレミコード・キューティア:3
ドレミコードの初動を担うサーチカード。ドレミコードモンスターをデッキから手札に加えられる唯一のカードである。持ってくる必要が高い順にドリーミア>クーリア>グレーシア>エンジェリアという感じ。自身の効果で場に偶数のPスケールが存在すれば攻撃力が900まで上がる他、シンフォニアの効果で3300まで上がるため、いざというときはアタッカーとなる可能性もある。スケールがドレミコード内で最も大きい8なので、軌跡の魔術師やエレガンスで持ってきてP召喚にも使うので、初動で2枚消費してしまうことがほとんど。
余談だが、ドレミコードはレベル順に地、風、水、炎、水、炎、地、風と属性が割り振られているが、何かの間違えでキューティアが炎属性だったら、ワンチャン環境入りあったかもしれない。
レドレミコード・ドリーミア:3
こちらも初動を担うカード。Pゾーンにドレミコードカードが存在するという緩めの条件で特殊召喚できるため、特殊召喚する方法がほとんどないドレミコードデッキでは当然の3枚採用。他のドレミコードPモンスターカードが効果で破壊されるとき身代わりになれるが、そもそもこのカードが盤面にのこるケースがレア。
ミドレミコード・エリーティア:1
召喚時相手の魔法・罠カードを1枚手札に戻す効果を持つ。グランドレミコード・クーリアの効果でサーチ可能なため、主に先攻3ターン目に相手の厄介な永続魔法罠やフィールド魔法を除去するために使うことがある。もう1つのドレミコードPモンスターが受ける戦闘ダメージを0にする効果はほぼ空気。みかんこデッキに対しては効くのかな?
ファドレミコード・ファンシア:1
召喚すれば、EXデッキにドレミコードPモンスターを加えられるため、長期戦やシンフォニアの効果を発揮したいときに役に立つ。エンジェリアの効果でファンシア召喚、ファンシアの効果でまだデッキにしかないモンスターをEXデッキに送れば、一気に使えるモンスターの種類が増える。2番目の効果はドリーミアの戦闘破壊版だが、例によって盤面には残らない。炎属性なので、咎姫の墓地効果の対象として使える(その場合、アーリィの効果を温存できる)のでその点では盤面に残すこともある。
ソドレミコード・グレーシア:2
展開には関わらないが、重要な魔法罠サーチを担うので2枚採用。先攻のでは、ペンデュラム召喚を行う前に可能ならEXデッキに送るか手札に持ってくるかしたい。召喚後は、ペンデュラムスケールにキューティア、クーリアがそろっているならムジカをEXデッキにドレミコードPモンスターが5種類以上いる状態を作れそうなら、シンフォニアを持ってくることが多い。後攻でもシンフォニアを持ってくればワンキルが狙える。②の効果は攻撃宣言時からダメステ終了時まで相手モンスター効果の使えなくする効果。オネストとか厄介な効果を持つモンスターを封じる。ちょっとだけ心強い。
ラドレミコード・エンジェリア:1
こちらも展開には関わらないが、ドレミコードPモンスターをリリースしてそのモンスターとのスケールの差が2のモンスターを召喚できる。自身をリリースすると、クーリアかファンシアを召喚でき、クーリアで打点や妨害を確保したり、ファンシアでEXデッキ肥しにつなげることができる。②の効果はグレーシアの魔法・罠版。月鏡の盾などの効果を封じれるためたまに役立つ。
シドレミコード・ビューティア:1
展開には関わらず効果も微妙なお姉さま。①の効果は相手のフィールドの高jかモンスター1体を対象として発動し、そのカードがフィールドから離れた場合除外されるという効果。いや素直に除外くらいしてくれと突っ込みたくなる。②の効果は自分のPゾーンの一番低いPスケール×300以上の攻撃力を持つモンスターに攻撃するときに破壊する効果。①と組み合わせたら、ほとんどのモンスターをこれで除外できる。条件を満たせば強制的に発動し、ビューティアの攻撃を1回消費してしまう点に注意。
ドドレミコード・クーリア:2
スケール1かつ、ドレミコードのメインアタッカー。エレクトラムの効果を活かすために1枚破壊するので、スケールに使う分を合わせると初動で2枚使い切ってしまう。
自身の効果として、相手フィールドの表側表示のカードを1枚(奇数Pスケールがある場合2枚)無効にしてくれるのと、自分のPゾーンの一番高いPスケール×300以下のモンスターが効果を発揮した場合破壊できる。大体キューティアが一番高いので2400以下のモンスターに限られることが多く、ほとんど初動を挫く役割しか担えない。①の効果は、使ってこいつを特殊召喚するよりリンクモンスター出した方がいいので、ほとんど使うことはない。
ドレミコードリンクモンスターカード
現在は2体のみ。ドレミコードカードが持つ効果のほとんどがPモンスターを指定するので、ほとんどその恩恵を受けられない。
グランドレミコード・ミューゼシア:1
かわいいモンスターカード全採用という自身に課した重い縛りが無ければ真っ先にデッキから排除したカード。法外なリンク2モンスターが多い昨今では、意味が分からないくらいしょうもない効果しかもたない。また素材指定のPモンスター2体が重く、理想展開の最中ではエレクトラム召喚にPモンスターを使うため出すタイミングがない。またたとえ出すとしても軌跡の魔術師の方がはるかに使いやすい効果なので、それを2枚使い切ってからようやく役に立つということでかなり泥仕合になるか、シンフォニアのEXにあるドレミコードPモンスターが7体以上いるときの効果で出すという相当な上振れ展開にならないとだめなので、本当に使いどころがない。3ヶ月くらい使ってきて召喚したことは2回しかない。
グランドレミコード・クーリア:1
リンク3ではあるが、Pモンスターを含むモンスター2体以上という条件なのでミューゼシアよりはるかに出しやすい。効果も強力で①の効果のおかげで理想展開だと3000打点は超えるので殴り殺されることがかなり少なくなる。②の効果も地味に強力で、効果を発動できないのロックがかけられてても②の効果自体は発動する効果ではないので、マーカー先のPモンスターは普通に効果を発動できてしまう。この効果を活かして、覇王竜と組むデッキもあるらしい。
そして最も有用なのが③の効果。Pゾーンに存在する、奇数スケールのドレミコードモンスター(主にPクーリア)を特殊召喚し相手の発動した効果を無効にでき、さらにEXデッキに偶数スケールのドレミコードモンスターを加えることができるという大立ち回り。
ドレミコードのデッキとしての強さはほぼこのカードに依存していると言っても過言ではない。
ドレミコード魔法・罠カード
ドレミコード・エレガンス:3
重要な初動カード。ドレミコードPモンスターカードをPゾーンに置く効果であり、魔法罠の発動が封じられていたとしてもP召喚につなげることができる。置くだけならうららにも引っ掛からないはずだが、ほとんど選ばないドロー効果のせいでうららが効く。ふざけんな。
アドリブ展開もしやすく3枚採用必須。
ドレミコード・ハルモニア:2
理想展開では使わないが、長期戦に対応したり、クーリアをP召喚できるようになったり、何より手札事故時にものすごい役に立つので2枚採用。任意のドレミコードモンスターが手札にいればスケールが9のPスケールを用意できるのがあまりにも有能(欲を言えば0にもできて欲しかった)。また、クーリア+効果でスケールを9にしたドレミコードカード+あと1枚奇数スケールのカードがフィールドにあれば対象を取らない破壊が可能なのも魅力的。
最大の弱点は事故時のフォローとして役立つこのカードがまあまあ事故要因であること。
ドレミコード・シンフォニア:1
EXデッキにいるドレミコードPモンスターの種類数で発動できる効果が増えるカード。3種類以上でドレミコードPモンスターの攻撃力をスケール×300アップ(下表を参照)、5種類以上で対象を取らない破壊(+奇数スケールがあれば1ドロー)、7種類以上でグランドレミコードモンスターをEXデッキから特殊召喚(できるときには、だいたいあんま役に立たないミューゼシアしかいない。なぜ墓地からも特殊召喚できるようにしなかったのか)。
主に攻撃力アップと破壊効果を狙う。エンジェリアや(リンクの方の)クーリアの効果で種類を稼ぐ。
攻撃力アップの効果は表のようにほぼすべてのモンスターが3000打点近くの攻撃力を持つようになり、汎用リンクモンスターたちでフィニッシュを決めに行くより相手の意表を突くことが可能。グレーシアとエンジェリアがいれば、バトルフェイズの相手の動きもかなり制限できる。
ドレミコード・ムジカ:1
グレーシアの効果で持ってくる第一候補。フィールドに偶奇両方のドレミコードPモンスターカードがあれば相手のカードを1枚破壊できる。それ以外の効果は本当にどうしようもないとき以外はあまり使わない。
汎用モンスター・魔法カード
増殖するG:3
皆さんご存じ、相手が特殊召喚するたびにデッキが1枚ドローするようになる手札誘発。このカード1枚で後攻でも拾える対戦があるならということで採用。
灰流うらら:3
相手の展開を止めるという目的ではなく(そもそもこいつ1枚で止まってくれる環境デッキは少ない)、相手の増殖するGに対して打つ用。場合によってはクシャトリラやビューティア、アストログラフとシンクロ召喚でバロネスを立てることもできる。
おろかな埋葬:1
初動で覇王眷竜ダークヴルムを墓地に落として効果を使うためのカード。それ以外で墓地に落ちてうれしいカードはない。また、ダークヴルムの蘇生効果はフィールドにモンスターがいると使えないので、初動以外で引いてきても使えない。
名推理:3
通常召喚可能なモンスターカードが出るまでめくり続け、出てきたモンスターカードが相手が指定したレベルならめくったカードを全て墓地へ送り、相手が指定していないレベルなら、そのモンスターを特殊召喚し、他のカードを墓地へ送る。通常は墓地肥やしに使われるカードだが、ドレミコードデッキは特殊召喚できる方法が(初動で)少ないため、それを補うために採用。デッキに入るモンスターもレベルの幅が広いので相手がこちらのレベルを当てるのもかなり難しい。
墓穴の指名者:2
これも相手の増Gを止める用。相手の墓地利用を咎めることもできるので、かなり役に立つ。
抹殺の指名者:1
増Gを止める用。デッキに積んでる汎用札の種類が少ないので、そんなに色々止めることはできない。
天使族・ペンデュラムサポートカード
宣告者の神巫:3
召喚権を使うが重要初動カード。召喚時効果がトリアス・ヒエラルキアを墓地へ送り、ヒエラルキアの墓地効果でリリースし、リリース時効果で、キューティアかドリーミアをデッキから特殊召喚できるのが強み。リリースすればいいので、名推理でこのカードを特殊召喚し、召喚時効果が相手に止められてしまったとき、手札にレベル5~6のモンスターがいるならそのモンスターのアドバンス召喚でリリースしてもつながる。
トリアス・ヒエラルキア:1
宣告者の神巫のギミックを使うために採用。手札に来てしまうとかなり邪魔だが、宣告者の神巫も手札にある場合、宣告者の神巫の墓地送り効果を止められてもリリースからのキューティア召喚につなげることができる。
覇王眷竜ダークヴルム:1
おろかな埋葬で墓地に送って、効果で蘇生し、覇王門零を持ってくる役割。Pモンスター1体を特殊召喚できるうえにPスケール0のカードを手札に持ってこれるためかなり有用。人によっては竜の霊廟もデッキに入れてこいつを墓地に送れるチャンスを増やすらしいが、フィールドにモンスターがいると蘇生できない以上、竜の霊廟を採用する程ではないと考えた。手札に来るとかなり邪魔なので1枚採用。墓地に送る方法がなく、召喚権を使って覇王門零を持ってくることしかできない。
ケンドウ魂KAI-DEN:1
スケール9を持ち、P召喚後に手札に戻ってくるため非常に扱いやすいカード。両スケールにドレミコードモンスターが揃わなそうなときに軌跡の魔術師で持ってきて使うため1枚で十分。スケール8のキューティアと比べ、マスターケルベロスとクーリアが召喚できる強みがある。
魔導獣キングジャッカル:2
マスターケルベロスのP効果でデッキから持ってきて、P効果を使ってマスターケルベロスを特殊召喚するという使い方。やはり召喚権を使わずPモンスターを召喚できるのは強い。こいつ自身も召喚された後、魔法カードを1回使えば、相手モンスターの効果発動に対し無効破壊できるので妨害になる。
アストログラフ・マジシャン:1
ドレミコードデッキの強さの大部分を担うカード。こいつがいるおかげで場にPモンスターを2体並べれば、強い制圧盤面を作ることができる。エレクトラムのリンク召喚時効果でEXデッキに加え、エレクトラムの破壊効果で手札に加え、自身の効果で特殊召喚するという動きができるので、単純にリンク値を1伸ばすことが可能。理想展開ではエレクトラムで破壊→アストログラフ召喚の動きを2回するので、単純にリンク値+2でかなり展開の要を担う。
覇王門零:1
スケール0を持つのでクーリアがP召喚可能になる貴重なカード。基本ダークヴルムの効果で手札に持ってくることを想定しているため、1枚採用。効果はあんまり使わない。
魔導獣マスターケルベロス:3
P効果でキングジャッカルを手札に加え、キングジャッカルのP効果でこのカードを特殊召喚するという動きができる。初動を担うので3枚採用。この一連の流れの途中でうらら等で妨害されると、Pゾーンにスケール4のカードが残ってしまうのでその後の展開がかなり制限される。他のカードの効果で相手のうららを釣れそうなときはそちらの効果を先に使いたい。モンスター効果は除外効果は相手ターンに使えないことから、あんまり使う機会はない。
ヘビーメタモルフォーゼ・エレクトラム:1
Pモンスター2体でリンク召喚でき、リンク召喚時効果でアストログラフ・マジシャンをEXデッキに加え、②の効果で適当なPスケールを破壊、アストログラフマジシャンを手札に加え、③の効果で1ドロー+アストログラフの効果で召喚(+破壊されたカードをデッキから手札に加える)という動きで、なんと1枚から1召喚1~2ドローできる超有能カード。それゆえ、上位帯では初動全部スルーしてこいつに無限泡影やヴェーラーを打ってくる人も多い。それをされるのが一番このデッキできつく、大体の場合、攻撃力1800の棒立ちモンスター1体で相手にターンを渡さなければならなくなる。制限カードであるため、①の効果は実質1デュエルで1回しか使えず、そこを止められでアストログラフをデッキから連れてこれないと、この後召喚できるモンスターが理想展開と比べ、2枚少なくなると言えばその辛さが分かるだろう。
軌跡の魔術師:2
EXゾーンにリンク召喚できたとき、1200RPを払ってデッキから好きなPモンスターを召喚できるという、リンク2にしてはとんでもなく強力な効果を持っている。2ターン目までに勝負が決まらなかった場合、2枚目がないときついことが多いので2枚採用。EXゾーンにリンク召喚したときにしか発動できないので3ターン目以降は気を付けなければいけない。リンクマーカー先に違うレベルのモンスターをP召喚できるとフィールドのカードを2枚破壊できるのも強み。
クシャトリラ出張
フェンリル、ユニコーン、バース各1枚
ドレミコードと親和性はないが、天敵のうららを使わせるために採用。またバースの効果でアストログラフとビューティアは通常召喚できるようになる(ほとんど使わないけど)。リトルナイトが出るまではオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンのエクシーズ召喚に使うこともあったが、現在はリンク値稼ぎか場合によっては盤面に残して妨害を担う。
汎用EXモンスターカード
フルール・ド・バロネス:1
チューナー+非チューナーで簡単に出せる万能無効効果持ち、レベル10モンスター。このデッキのチューナーはディバイナー(レベル2+墓地に送ったモンスターのレベル)とうらら(レベル3)のみ。特にうらら+クシャトリラorアストログラフで出すことが多い。ただニビルケアはできない(盤面にうららアストログラフが揃えられるP召喚のタイミングで5体以上の召喚になる)。
I:Pマスカレーナ:1
最初の展開のP召喚で4体モンスターを召喚できると、理想展開時、2体モンスターが余るのでそのモンスターたちで召喚する。相手ターンのメインフェーズに、マスカレーナを含む自分フィールドモンスターでリンク召喚できる。また、マスカレーナを素材にリンク召喚したモンスターに効果破壊耐性を付与する。マスカレーナで召喚する候補はリトルナイト、アポロウーサ、アンブロエール、クルヌギアスあたり。
ピットナイト・アーリィ:1
破壊されると、エンドフェーズに復活する効果を持つ、リンク2のモンスター。リンクマーカーが示す先のモンスターが効果を発動したとき、相手の効果モンスター1体を攻撃力0にし、効果を無効化する。リンクマーカーを参照する効果なので配置が大事。
S:Pリトルナイト:1
強力なリンク2モンスター。融合・S・L・Xモンスターを含む素材で召喚したとき、フィールド・墓地のカードを1枚除外できる効果と、相手が効果を発動したとき、自分のフィールドのモンスターを含む表側表示モンスター2体をエンドフェイズまで除外できる。かなりできることが多く、こいつを上手く使えれば驚くほどゲームを支配できる。
トロイメア・ユニコーン:1
5300打点のアクセスコードトーカーを召喚するするために経由されるリンク3モンスター。一応バウンス効果は強力
賜炎の咎姫:1
強力な炎属性サポートカード。リンク3。エレクトラムを蘇生したり、墓地効果で相手が特殊召喚したときアーリィを破壊しつつ、その特殊召喚したモンスターを破壊でき、さらに自身を蘇生したりする。
揚陸群艦アンブロエール:1
炎属性リンク4モンスター。妥協展開時に咎姫+エレクトラムで召喚したり、マスカレーナで召喚したりする。墓地の咎姫と合わせて2妨害になるので、フィールドにこいつ1体でも最低限の仕事は果たしてくれる。
召命の神弓ーアポロウーサ:1
効果がちょっとややこしいが、召喚時に使ったモンスターの数だけ、相手モンスターの効果を無効化できる。ジーランティスとどっちを採用するか迷ったが、相手の初動をつぶしやすい点と、リンクマーカーが下側に3つもあるので、EXデッキの表側カードのP召喚がしやすいため採用。
アクセスコード・トーカー:1
リンク3モンスターで召喚すれば攻撃力5300と高打点で、対象をとらない破壊効果が(場合によっては複数回)使えるのも強い。フィニッシャー
閉ザサレシ世界ノ冥神:1
効果モンスター4体以上で召喚できるリンク5モンスターだが、最大特徴は1体まで相手モンスターを素材にできること。対象を取るわけでもないし、効果でもないから、完全耐性を持つモンスターですら除去が可能。
また持つ効果もどれも強力。ただ、①の相手フィールド表側モンスター効果の無効効果は発動効果なので、相手のチェーンが組める効果はこの効果が発動したタイミングで使われてしまうため万能ではない。
構成まとめ
URは脅威の38枚。排出パックもばらばらなので相当URCPを食う。理想展開の最終盤面はグランドクーリア+アーリィであるためドレミコードモンスターが場に残るが、途中の動きはかなりドレミコード関係なく動くため、ドレミコード成分は低め。
採用していないテーマカード
ドレミコード・スケール
フィールドにいるドレミコードPモンスターカードの種類数によって使える効果が増える通常魔法カード。効果はどれも弱く展開にも役立たない。永続魔法でだったり5種類以上のときの効果がデッキから召喚とかだったら採用の余地があったかもしれない。
ドレミコード・フォーマル
カウンター罠。PモンスターかPゾーンのカードを守ることしかできず、1回の効果を防ぐことしかできないため不採用。このデッキはサンダーボルトや羽箒などの除去系がつらいため役に立つ場面はあるが、手札誘発の枠すら惜しいこのデッキでこのカードを入れることはできない。
展開詳細解説
序盤①(1ターン目初動)
目標:Pモンスターを2体盤面に並べる。
Pモンスターの召喚権を使わない特殊召喚につながるのは、おろかな埋葬(ダークヴルムを墓地に送って、ダークヴルムの効果で特殊召喚)、ドリーミア(自身を特殊召喚可能)、マスターケルベロス(P効果でキングジャッカルサーチ、キングジャッカルのP効果で召喚)の3種類7枚。これに加えレベル4以下のPモンスター(キューティア~ファンシア、手札に来たダークヴルム)を召喚すれば揃う。
使用カードの優先度はおろかな埋葬(フィールドに他のモンスターが召喚されるとダークヴルムの墓地効果が使えない&うららを釣ってくれる)→クシャトリラ→名推理→キューティア→ディバイナー→マスターケルベロス(相手にうららを使われるときついのでこの位置。相手がうららを持っていない確信があるならキューティアより優先)→そのほか低級Pモンスターの順
ディクアラーorキューティア+ドリーミアor(クーリアorエレガンス)初動
(ディクアラーを通常召喚→効果でヒエラルキアを墓地に送る→ヒエラルキアの効果でディクアラーをリリースしつつ自身を特殊召喚(位置は左から2か4番目)→リリースされたディクアラーの効果でデッキのキューティアを特殊召喚→)キューティアの召喚時効果でドリーミアかクーリアの必要な方を手札に持ってくる→クーリアをPゾーンにおく(手札からorエレガンスの効果)→ドリーミアの効果で自身を特殊召喚
序盤②(1ターン目P召喚まで)
目標:墓地にエレクトラム+盤面にリンク2モンスターの状態でモンスターを2体以上P召喚
Pモンスター2体が揃えばあとは妨害を喰らわない限り1本道だが、上位帯に行くほどこのパートに登場するエレクトラムに対し的確に妨害を打ってくる人が増える。手札によってはエレクトラムに妨害を打たれてもある程度の展開はできるが基本的には厳しい。
理想展開
Pモンスター2体でエレクトラム召喚→召喚時効果でアストログラフをEXデッキに加える→エレクトラムの効果でクーリアを破壊し、EXデッキのアストログラフを手札に加える→エレクトラムのドロー効果を発動し、アストログラフの効果をチェーンし、アストログラフ特殊召喚+クーリアをデッキから加える+1ドロー→エレクトラムとアストログラフで軌跡の魔術師を召喚→軌跡の魔術師の効果でキューティア(ターン終わりまでにムジカを伏せれそうな場合)かKAI-DEN、両方あればグレーシアを持ってくる→キューティアかKAI-DENをスケールに貼りP召喚(ドリーミア+アストログラフの2召喚は確定)
序盤③(1ターン目ターンエンドまで)
目標:盤面にグランドクーリア+アーリィ+スケールのクーリア、墓地に咎姫
ここまでくれば、ニビル以外の妨害を喰らってもそれなりの盤面は生成可能。ニビルは致命的だが既に効果発動の条件は満たしており、無効化ができるグランドクーリアやバロネスの召喚は間に合わない。キングジャッカルをP召喚できてもカウンターを貯める前に発動を許してしまうため避けられない。
理想展開
(盤面にモンスターが5体以上いる場合バロネス召喚ができるならこのタイミングで召喚)→軌跡の魔術師とモンスター1体(アストログラフがいればアストログラフ)で咎姫を特殊召喚→咎姫の効果でエレクトラム蘇生→咎姫+モンスター1体(なるべく最終盤面でいらなそうなやつ)でアーリィ特殊召喚→エレクトラムの効果でアーリィ破壊し、EXデッキのアストログラフを手札に加える→エレクトラムのドロー効果を発動し、アストログラフの効果をチェーンし、アストログラフ特殊召喚→エレクトラムとアストログラフでグランドクーリア特殊召喚(→余分にカードが余っていればマスカレーナを特殊召喚する)→罠カードを伏せ、エンドフェイズに入りアーリィの効果で自身をグランドクーリアの左下へ特殊召喚。
妥協展開
P召喚で1体しか召喚できなかったり、Pゾーンに奇数スケールのドレミコードPモンスターを置けなかったとき用
軌跡の魔術師とモンスター1体で咎姫を特殊召喚→咎姫の効果でエレクトラム蘇生→咎姫+エレクトラムでアンブロエールを特殊召喚(→余分にカードが余っていればマスカレーナを特殊召喚する)
中盤(相手ターン)
妨害数は豊富だが、ほぼ全てのカードに打てないタイミングがあることに注意。正しい順番で妨害を使わないと妨害数が減る。
グランドクーリア
咎姫が自分フィールドにいなければいつでも使用可能だが、Pクーリアの効果が相手エースモンスターに効かないのでPクーリアのためにも割と早いうちに使わないといけない。妨害効果使ったときのクーリアの召喚位置はアーリィの右隣。
アーリィ+Pクーリア
2つの効果を組み合わせて、2400~2700以下の攻撃力を持つ相手のモンスターが効果を発動したときに無効破壊することができる。Pクーリア(自分フィールドの最大Pスケール*300以下の攻撃力を持つモンスターが効果を発動したとき、そのモンスターを破壊できる)の効果を発動するとアーリィの無効効果を使えるようにアーリィのリンクマーカー先にクーリアがいる必要がある。また、咎姫の効果でアーリィを破壊するため、その前にアーリィの無効効果は使いたい。
咎姫
相手が特殊召喚したときに墓地から、アーリィ(orファンシアやエンジェリア)と相手のモンスター1体を破壊しつつ自分を特殊召喚できる。咎姫が場に出ると炎属性以外は特殊召喚で気なくなるので、この効果を使うのは一番最後にすると無難。
マスカレーナ
基本的に使うタイミングは自由だが、特殊召喚の素材に使うモンスターに使える効果が残っていないことが好ましい。また、咎姫を特殊召喚した後だと、アンブロエールしか召喚できなくなることも注意。召喚するのは現環境だとリトルナイトが無難。相手のエースモンスターをサロスの特殊召喚素材にしてしまうのも強い。
バロネス、キングジャッカル、クシャトリラ、ムジカ
使うタイミングを気にしないで良い妨害たち。除去される前に使えれば、使うのはいつでもいい。ムジカだけドレミコードモンスターが除去されると破壊効果が使えなくなるので注意。またグランドクーリアを除くと魔法罠を無効化できるのはバロネスだけなので、バロネスの使い時は重要。
よって順番的にはグランドクーリア→アーリィ+Pクーリア→咎姫→キングジャッカル、クシャトリラ→マスカレーナ→バロネス、ムジカ
が無難。もちろん状況によって多少前後する。
終盤(決着)
ドレミコードモンスターがEXデッキ表側やフィールド、手札に多く貯まっている(最低3種類以上)のなら、グレーシアでシンフォニアを持ってきて、打点アップで倒してしまうのが早い。それ以外だとアクセスコードトーカー召喚を目指すが、それより前の時点で打点が足りている場合も多い。へ手にリンク召喚してモンスターの頭数を減らすと逆に打点が足りなくなる間合いもあるので、いま打点が足りているかどうか注意しながら、最終局面を準備しよう。
苦手なデッキ
後攻だと大体ダメということもあり、特に苦手なデッキは存在しないが、チェーンを組まない除去に弱く、グランドクーリアを除去するだけで2妨害消えるため、壊獣やラヴァゴーレム、ラーの球体などを使ってくるデッキは苦手(幸い光属性が最終盤面に2体いないので、超融合は効きづらい)。
今後加えたいカード
グランドクーリアの効果で覇王龍の魂→ズァーク特殊召喚でグランドクーリアのリンク先に召喚すると効果が使える。ちょうど、今日の新弾で覇王新規カードが登場するのでその辺とのシナジーを試してみたい。
まとめ
文章化できなかった、アドリブ展開の話とか、たまにできる相手の妨害を超貫通できる展開などがめちゃくちゃある。このデッキ主要な展開は1ルートなので簡単だが実戦だと意外に奥が深い。
終わりに
ミューゼシアは本当に使わない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?