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自分と意見の合わない人とどう接するか

昨日同じ飲食店の仲間と3人で飲み会をしました。

学年も僕と同い年とひとつ上。
そして3人とも2代目というメンバーでした。

元々性格もバラバラな上に趣味や特技もさまざまなので合わないのが当然といえば当然ですが、同じ業種、そして同じ2代目ということで少なからず苦労や難しさという同じ共通点を持った3人です。

話は自然とここ最近の新型コロナ騒動でお客さんが外出を控える中どうしたら良いと思う?
みたいな方向になっていきました。

そして僕なりにクラウドファンディングについて勉強したことや、これからの仕事やお金の稼ぎ方について説明するのですが、ひとりには全く通じないどころか否定されてしまいました。

彼としては「来てくれたお客さんに誠心誠意料理をお出しするのが何よりのサービスであり、口コミで評判が広がるのが最も効果がある」と全く耳を傾けてくれません。

僕が熱を持って語れば語るほど意地になって否定してくるといった展開です。


さて、こんな時です。

皆さんだったらどうしますか?

おそらく2つのパターンに分かれると思います。

a)わかってくれるまで伝える
b)あきらめる

どちらも間違いではないと思います。
そして僕はa)の方を選択しました。


その結果、最後まで交わらずに「もう帰る」となって終わりました(夜中の2時半を回り時間切れ)


一見すると無駄な時間を過ごしたようにも思えますが、人の思考というのは時と共に形を変えるものだと思います。

昨日の否定がしばらく寝かせることでやっぱり肯定に変わることは往々にしてよくあること。

もしかしたら意地になっていただけで彼も頭の中ではわかってくれていたとうこともあり得ます(特に彼の性格上あり得る)


つまり何が言いたいかというと、「自分も逆の立場だった時にどうするか」ということについて考えたんです。

自分の「正しい」と相手の「正しい」が合わなかった時、
あるいは「良かれと思ったことが不本意な伝わり方をした」時など。

相手と対立し続けて終わるのか、それとも理解を寄せるのか。

決して昨日の彼を否定するわけでも僕が正しかったと主張するわけではありません。


ただ、お互いもっと歩み寄っていれば夜中の2時半にはもっと違った議論ができたかもしれないなと思ったのです。

そう、お互いちょっと損したなって。

ただね、男って、特に板前なんて商売をしてるやつはなかなか人の言うことを聞かないものでね。

飲めば毎回こんな感じになるんですよ。

まだまだ僕も半人前。
もっと素直に人の話を聞かなきゃと反省したのでした。

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高橋 優介@越後妻有の料理人タカハシ
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