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意外と知らない自分の足元

今日は仕事が休みだったので、ひさしぶりにカメラを持って出かけてみました。

このところまたモヤモヤした気分が続いたので、いつもと違うことをして気晴らしをしようと思ったわけです。

残念ながらあいにくの雨でまともな撮影もできませんでしたが、それでもひさしぶりにシャッター切るワクワク感は味わうことができました。

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向かったところは【星峠の棚田】です。

そこは「にほんの里100選」にも選ばれていて、山あいにある段々になった田園風景が特徴のところです。

気象条件がそろえば、早朝には「雲海」という幻想的な現象が発し、多くのカメラマンにも人気の撮影スポットになっています。


星峠の棚田までは市街地からは車で30〜40分かかるため、身近にありながら実は僕も行くのは初めてでした。

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(うっかり単焦点レンズしか持っていかなかったのでせっかくの棚田が遠くに見えます…)

他にも僕の町には清津峡や美人林といった自然の絶景スポットが点在しています。




清津峡は同級生が住んでいたので行ったことがありますが美人林にはまだ行ったことがありません。


こうやってみると、これまで当たり前にあることでかえって自分には遠くの存在になっていたことに気づきました。

「こんな町なんにも面白くねぇよ」と若い頃は思っていたものですが、この歳になってみると、「もしかしたらこんなに絶景に溢れた町は他にないのかも」と思うようになってきた今日この頃。


この町は雪国ですので、冬こそ他県には見られない景色がそこかしこで目にすることができます。

厳しく長い冬なのですが、その雪解け水は稲作や酒造りには欠かせないもので、その自然の恩恵を我々の祖先は生活に生かしてきました。

そういった自然との共存が今も残っている町なんだなと改めて思いました。


生まれ育ったこの小さな町にもまだまだ自分の知らない価値や発見があると思います。


「自分の足元は案外見えていないもの」


これを機に休みの日には気分転換にまたカメラを持って出かけてみようかと思います。


皆さんもぜひ一度遊びに来てください。

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高橋 優介@越後妻有の料理人タカハシ
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