
臨時休業を決断した経緯
今日臨時休業のお知らせを投稿しました。
この決断は当初予定にはなく、急遽昨日の家族会議で決めたことです。
一番の理由はやはりうちの店から感染者を出したくないということです。
不特定多数のお客様が集まる場所であり、密集する空間で商売をしている以上、今後感染のリスクは高まることは間違いありません。
加えて我が町には病院の数も(個人医院を除くと)1つしかないうえに、お年寄りの数が多いことから、1人の感染者が出るだけでその被害は計り知れません。
テイクアウトは引き続きやっていくつもりではありますが、それも今後の状況しだいでは自粛せざるを得ないと思っています。
少しずつ感染者の方が公表してくださって、今では若い人も関係なく重症化することがわかってきました。
ネットでは「〇〇がコロナに効く」といった情報も出始めていますが、それも今のところ定かではありません。
となると残された手段は自己防衛のみです。
うちとしては当然店を開けなければ収入はゼロになってしまいます。
それに対しての葛藤はかなりありました。
店を開けることへの罪悪感が日に日にます一方で、売り上げはどんどん下がっていきます。
そんな「店を開けたくない気持ち」と「開けなくては生活していけない」という不安の狭間で出した結果が今日の休業に至りました。
もはや開き直ってお客様と自分たちの健康を祈ろう。
そう思ったのです。
この休業をただの休業で終わらせるのではなく、騒動を乗り切ってまた店を開けられるようになった時、これまで以上の店として再開しよう。
そのための準備にしてみせる。
はっきりと休業を決断したからこそ明確な目標が決まりました。
過去にこれほどまでに家族みんなの意思がまとまったことはないかもしれません。
またこれを機に以前よりも家族の会話も増えました。
休業中の過ごし方を話す中で「ばあちゃんにも何かしてあげよう」ということになり、明日実家の祖母にお弁当を作ってあげることにしました。
そんなこともこの時でなければできなかったことです。
この時間を、掃除やメンテナンスだけでなく、家族の絆を深めるチャンスにもしていきたいと思います。
そしてまた、さらにパワーアップしたたか橋をお見せできるようみんなで力を合わせてがんばります。
皆様もどうぞご自愛下さい。
いいなと思ったら応援しよう!
