人口の10%が利用!自治体と民間が連携するLINEチャットボット「まちマーケット」
私達は人口3万人の街、山梨県都留市を拠点に活動しているデジタル企業です。
今日は、私達がまちづくり団体と協働で開発・運営している「街のデジタル十徳ナイフLINE公式アカウント まちマーケット」についてご紹介させていただきます。
まちマーケットは2019年にリリース後、地域に根ざした機能追加を行い続け、2021年7月現在、都留市人口の10%以上の方が利用してくださっており、現在も増え続けています。(※人口3万人の中で3,000人以上が利用してくれています)
まちマーケットの特徴は「地域密着型でユニークかつ多様な機能/チャットボット」です。以下にてカンタンに開発してきた機能のご紹介させていただきます。
「ゴミの日」チャットボット
「次の不燃ごみの日、いつだっけ?」つい忘れちゃうことありませんか?そこで、LINEから地図で自宅を選択すると、そのエリアでの「次のゴミ出しの日」がわかるチャットボットを開発しました。自宅位置は保存され、次回以降は同じ選択する必要なくゴミの日がチェックできます。
「お悔やみ」チャットボット
地方では「新聞で最初にチェックするのはお悔やみ欄」なんて話もよくききます。実際にお話を聞くと「お悔やみ情報を知りたい」というニーズがかなりありました。そこで、LINEから最新のお悔やみ情報がわかるチャットボットを開発しました。
リリースしてみるとやはり、デイリーで使ってくれるヘビーユーザが多い機能なんです。
「街のイベント」チャットボット
まちの広報紙に掲載されるまちのイベント。「興味があったのに日時や場所がうろ覚えで結局参加できなかった」なんてこと、よくありますよね。そこで、LINEから最新のイベント情報が取得できるチャットボットを開発しました。
時間が空いたときに、近場でやっているイベントを探す、なんていう使い方もできます。
「街のお店/コロナ商品券対応店舗」チャットボット
まちにあるお店。気になるけどホームページがなくてどんなお店かわからなかったりしますよね。そこで、都留市商店連合会さまと連携し、LINEからお店情報が取得できるチャットボットを開発しました。
また、都留市では新型コロナウィルス対策として「都留市コロナに負けるな!市民生活応援商品券」事業として2020年11月から1人あたり5,000円、約1.5億円分の商品券が配布されました。
そこで、都留市商工会さまと連携し、この地域商品券が使える店舗もLINEチャットボットから探すことが出来るように追加開発しました。
地域経済活性化につながれば嬉しい限りです。
「防災無線」チャットボット
お知らせを告知するための防災無線。「なにか言っているけどよく聞き取れない」なんてことありますよね。そこで防災無線の内容をLINEで確認できるチャットボットを開発しました。
これで防災情報もバッチリです。
「公共体育施設」をLINEから予約
市民体育館や学校の施設などを市民が使う際の「予約」。これまでは市役所まで行って申請書を出して、後日、抽選結果の確認のために再度市役所まで行って、当選していたら利用料を払う、という手続きが必要でした。市役所の近くに住んでいれば良いですが、そうでもなければかなり大変です。
そこで都留市役所と連携して公共体育施設をLINEから予約できるシステムを開発しました。
わざわざ市役所までいかなくとも手元のスマートフォンで施設の空き状況を確認しながら予約ができるため、とても効率的になり、施設の稼働率も向上します。
2021年4月リリースしたばかりで概算ですが、私たちの手元の集計では既に予約のオンライン比率は50%を超えています。
全機能がLINEリッチメニューから使える
ここまでご紹介した機能ですが、まちマーケットのLINE公式アカウントと友だちになるとリッチメニューから全て自由に使えます。1つ1つの単発チャットボットではなく「まちのデジタル十徳ナイフ」のように使ってもらえるのが一番の特徴です。
■友だち追加はこちらから
https://lin.ee/4yHnPJf
これからも地域に特化し、行政と民間両方が便利になるようなまちのデジタル十徳ナイフアプリとして、開発・運営をおこなっていきたいと思います。
こういったLINEアプリ開発のご相談も承っておりますのでお気軽にご相談ください。