Callin' from the city #4
気がつけば2020年も下半期。なんだかあっという間に過ぎていったし、疲れてたように感じるのは僕だけでしょうか。
今朝に見つけたTHE BLUE HERBの言葉に励まされる。なんだか僕たちには僕たちにとってのかみさまが必要なんだなぁと痛感する日々でした。そして今も。PUNPEE from PSG、ご結婚おめでとうございます。
1.13th
少しシリアスな話から。先月に、世界中でBlacklivesmatterという運動が大きく行われていました。そこで改めて僕たち世界中の人々に見せつけられた"差別"というもの。しかし、その感覚を日本で生まれ育った僕たちは掴みづらいのではと思うのです(黄色人種への差別があることや、アイヌの方々への差別が続いていることは承知の上です)。このドキュメンタリー映画は体系的に今のBlacklivesmatterという動きがどういう分脈の上で、どういう挫折と挑戦の上で行われているのか理解する助けになると思います。Netflix公式からYoutubeへ投稿してくれていて、無料で見られます。ながら見でも、国際情勢を知るためでも、ヒップホップの理解のためでも、理由はなんでもいい気がします。見てくれたら、嬉しいです。
2.ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから
邦題がダサい!(The Half Of It)
色んな媒体で2020ベスト映画の呼び声が高いこの作品。物語、舞台美術、音楽全てが美しい。ウブで素直なアメフト青年ポールが才色兼備なアスターに恋をして、ラブレターを送りたいのだけど言葉がどうしても見つけられない。それで、レポート代行をして小遣い稼ぎをしているナード気味な同級生の女の子エリーにラブレターの代筆を頼む。だけどエリーも密かにアスターへ恋心を抱いていて... みたいなストーリー。だけど、この映画はこの1文で幕を開けます。
これはラブストーリーではない
佐久間宣行の言葉をそのまま借りるなら「瑞々しくて、痛くて優しくて、繊細で、単純じゃない、美しい青春映画」。作品中の運動も情景描写へと繋がっていたり、キャラクターみんなが愛おしくてたまらなかったり、色んな文化からの引用が冴え渡っていたりと、ナンバーワンも疑いようがない!なんて言えるほど最高な映画でした。見てほしい!
3.霜降り明星のオールナイトニッポン0
6月19日放送の、霜降り明星のオールナイトニッポン0 をあなたは聞いたか。ポップカルチャー史に名を残す伝説の2時間。正直7回は聞いた。せいやのzoomオ○ニーが文春に載ってから2日後の放送、どんな話をするのかみんな気になってた。いつものリスナーだけでなく話題に乗りたい人、性格の悪い人、みんな聞いてた。そしたら始まるブンブンブッブーンって音楽。そこから2時間、謎の時間。
(こっそり無断転載のも置いておきます。音楽あるこっちの方がトリップできるんだよな...。)
聴き終えた皆さん、これを読んでみてください。きっと答え合わせになるはず。みんなと感想を語り合いたいなぁ。
7月1日リリースの音楽を見てても、コロナを受けて生まれ(てしまっ)た素晴らしい作品というのがどんどん出てきています。生き抜くためにはカルチャーって必須ですよね。僕はすごいそれを考えています最近。
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