【思い込み:インタビュー】 とうま
この記事は『思い込み』をより深く楽しんでいたくために行った役者陣へのインタビューです‼️
インタビュアーは役者兼web部の種倉と三谷が勤め、時には他の役者や主宰がガヤとしてインタビューを賑やかします。どうぞお楽しみ下さい。
今回、インタビューを受けていただいたのは、
主人公鈴木泰陽の母 鈴木陽子 役
とうま!!!!!
稽古帰りの道ばたにて
あなたの「少年時代」に起きた事件
を聞かせてください
とうま 私少女だけどいい?えー、ちょっと待って。どうしよう!
種倉 青少年的なね。
とうま 青少年的な……。わー、じゃあちょっと、せっかくだからお母さん関連の話…。
種倉 はいはいはい。
とうま うち、基本的に友達呼ぶのはお母さんがいる時にって感じだったんだけど。小学生のころとか。
種倉 ふんふん
とうま で、まあそこまで親しくもないけどたまに児童館で遊んだりするみたいな友達を1回家に呼んだ時に、かくれんぼしようみたいな流れになって。で、まあその子たちと私と弟とかでかくれんぼして。まあなんかリビングともう一室、引き戸で一応塞がれてはいるけど繋がってるみたいなのあるじゃん。
その引き戸の部屋の引き戸を閉めて「ちょっと待ってまだ隠れてないから。ちょっと待って」みたいな。だいぶ引っ張られたの。わたしが鬼だったから。「なにしてんの。早く隠れてよ」みたいな。
流れになって、で、まあやっといいよー。普通にかくれんぼとかしたんだけど。
それでその子たちが帰った後にその部屋に置いてあった500円玉の貯金箱が無くなってて。
種倉 えっ、えっ!
とうま ってなって…。や、まあ。まさかその子たちが盗むとか考えないから。最初はお母さんも弟とかわたしに「え!隠した!?」みたいな。なったんだけど。
種倉 あー。
とうま 「え、隠してない隠してない隠してるわけない」みたいな。なって。わたしは全然わかんなかったんだけど、えーなんでなくなっちゃったんだろう…。みたいな。
弟がいたずらで隠したのかな?まあすぐ見つかるだろ!ぐらいに思ってて。でもまー、見つかんなくて。どうしたもんかってなって。まあお母さんは色々考えてたんだと思うんだけど。
で、まあわたしはその後数日体調を崩してて学校休んでたんだけどその間に、お母さんが学校に乗り込んでて(笑)
種倉 お母さん!お母さん…。お母さん!?
とうま (笑)そう。お母さんが学校に乗り込んで、その、遊びに来た子。2人居たんだけどその子、まあ別のクラスで。それぞれ担任の先生と、その子ひとりとお母さんの三者面談みたいなことを、、。
種倉 えー!わー…。
とうま してたみたいで。や、全然知らなかったんだけど。そうそれで。なんか最初はね、その子も全然違うみたいな言うから、お母さんもあー早とちりだったかって思ったらしいんだけど。
結局しばらく話を聞いていったら、その子たちが盗んでて。
種倉 いたー!
とうま いたのよー。で、まあ親に連絡して。その日のリュックがそのまま残ってたから。貯金箱開けるのもちょっと難しくて。で、お金もそのままの状態で帰ってきて。
種倉 はー。
とうま で、無事よかったねー。みたいなことになったんだけど。や、なんか女の勘というか、母の勘?
種倉 はいはいはい。
とうま 母の勘、すげーなって。まあ大人だったらもしかしたら全然分かったような事だったのかもしれないけど、わたしその頃は全然その子たちが盗ったとか思わなかったから。母、強え!って。
種倉 一瞬なんか、お母さん何しとん!?って思ったけど。
とうま (笑)
種倉 そっかー、本当にそうだったんだ。
とうま そうだったの。やー、強いね。
種倉 ねー、なんかその子たちは結局どうなったんだ。
とうま その子たちはどうなった…なんか別に厳しく処罰とかはなくて。あーでも親連れて家に謝りに来たね。
種倉 あーまあそうねー。
とうま うーん、連れられて家にそれぞれ謝りに来て。まあ、お金も無事帰ってきたことだし一件落着、って感じで。もう連絡はとってないけど。
種倉 そっかあ。
とうま でしたねー。
種倉 うわあ、事件だねー。
とうま 事件でした(笑)いやあ、母は強しというかお母さんの逞しいところが見れて嬉しさもあった事件でしたねー。
種倉 いいですねー。美味しいネタですね。
とうま 良かったです。
種倉 ありがとうございました。
とうま ありがとうございました。プチ事件簿でした。
種・とうま (笑)
とうま みんなどんなこと話すんだ。
種倉 いやー、ね!楽しみー。
あなたのやめられないこだわり
を教えてください
とうま やめられないこだわり。
種倉 うん。
とうま 全然潔癖症とかじゃないんだけど、なんか、どうしても帰ってきた時疲れて寝たい、みたいな状態でベッドに横になれなくて。
種倉 えー!嘘ー!えー。あーそうなんだー。
とうま 弟とかがなんか、次また塾に行くとか予定があるからお風呂入らないで一旦横になるとかも許せなくて。
種倉 へー!
とうま で、もうどうしようもなく疲れててお風呂にも入れませんってなると、もう寝るしかないじゃん。
種倉 うん
とうま だから、床で寝ちゃう(笑)床でバタッて。
種倉 へー、なるほどね、その身体が汚い状態でいるのが嫌っていうよりはベッドを汚したくないっていう。
とうま そうそうそう!
種倉 あーそうなんだ!
とうま ちょっとベッドの上は神聖な場所にしちゃってる感じはある。
種倉 なるほどねー、うわー、そうだったんだ……。なんか全然チカホ(主な稽古場。ほぼ腐海)とかで過ごしてるから、そういう片鱗とかが見えないけど。なるほどね!自分の家のベッドだから。
とうま そうそうそう。ベッドの上は……。
種倉 え、じゃあさ、旅行先とかで寝るっていうのは。
とうま あー、でも、あんま気にならないかも。こだわり、さあ、人に見せるの恥ずかしくて。だからなんか家族とか、人と旅行行った時とかは全然、気にせず横になっちゃったり。相手がやってても、全然気にならないけど…
種倉 はいはい
とうま もう自宅の!自分のベッドでもリビングのソファでもそこだけは、ちょっと。
種倉 おもしれ〜
とうま (笑)しかもリビングのソファだからさ、全然みんななんか、座ってたりするのよ。外行って帰ってきてそのままで。
種倉 そうだね。
とうま でもなんか、それもちょっと嫌なんだけど、っていうと家族に迷惑だから。
種倉 (笑)
とうま 自分だけでちょっと。守ってるな。家を大事にっていうか、自分の住処は大事にしてるかも。
種倉 そうなんだー、おもしれー。ありがとうございます。
とうま ありがとうございます…。恥ずかし〜!
種倉 (笑)じゃあ次行きます?
とうま あっ、次!
種倉 いきますか。
とうま はい。
どういう劇ですか?
とうま (笑)あ、すごい。質問者さん…。えーと、やー、本当に陳腐なことしか言えなそうであれなんですけど。
種倉 いやいやいやいやいや
とうま まあでもあれだよね。夢がやっぱテーマになってるよね。
種倉 うーん!ねー。そうねー。
とうま そう。まあ、なんか夢追い人とかモラトリアムみたいな言葉が出てくるけどやっぱこの年代の大学二三年生とか四年生もかな。とか演劇やってる私たちにも刺さっちゃうところがあるよなーと思いつつ。
種倉 そうだよねー!
とうま やーでもやっぱりな。アングラ感というか。こういうの二劇で見たかったよね!っていうのがデカくて。それがやっと見れるっていうのも嬉しいし、そこに参加させて貰えてるっていうのもめちゃくちゃ嬉しい。
種倉 そうだよねー。一味違いますよね。
とうま 違いますねー。
種倉 主宰の色が出まくってるというか。
とうま あーはいはい!めっちゃわかる。熊田さん!って感じだよねえ。
種倉 じゃあ見どころは…でも同じような感じかな?
とうま まーそうだね、見どころ。
種倉 自分の役についてでもいいし。
とうま あーうんうん、そうだなあ。見どころはやっぱ前半シーン見てからの後半シーンの裏切り。わたしの、鈴木陽子っていう役に関してはそこの裏切りが結構見どころですかね。っていうか頑張りたいところというか。
種倉 今絶賛稽古中ですからね。
とうま そうですねー!
種倉 いやー、今日(8/28)ランスルーやってたけどどうだった?
とうま あー!!なんかやっぱでも、台詞を言うのとか、動きなんだっけって考えながら必死だから全然なんかニュアンスつけたりとかも出来てないし。
とりあえずやりましたけど、みたいな感じかな。
種倉 こっからですわ。
とうま こっからっすね!まじで頑張ろう。
種・とうま (泣)
とうま あ、あと劇の…まあわたしの役に限らず見どころはね。あるあるみたいなところ。あーわかる!みたいなセリフがちょくちょくあって。わたしはそれがすごくいいなって。
種倉 うわー。
とうま 共感性があるとね。グッと引き込まれるから。
種倉 確かに。
とうま 面白いセリフ回しが多くて。なんかまあ、劇の内容自体は結構重いけどさ。シーン単位で見たらめっちゃギャグなところとか。セリフ単位で見たら面白い、コントじゃんみたいなところもあるから。まあ楽しんで見て欲しいですね!
種倉 いやー、間違いない!是非お越しくださいと。
とうま はい!是非お越しください!劇場で待ってるよー!
役者からの質問
種倉 では。まだございます。
とうま はい。
種倉 とうまに答えてもらう質問は理聖(楢崎葵役)から届いております。
とうま おー、理聖!
種倉
わたしの第一印象を教えてください。
とうま …ズバリ。高畑充希ちゃんや!
種倉 あーねー!そうだよねー!新歓担当でなんか言ってたよね。
とうま そう。理聖と初めて会ったのは新歓活動のGW企画っていうやつで、そこに理聖が来てくれて。
そうだねー。やー、めっちゃ可愛い子おるーと思って。その時目尻にホワイトラインをひいてたのが印象的ですね。
種倉 ビジュの印象が結構強かった。
とうま うーん。第一でしょ?でもやっぱり真面目そうな子だなとは。
種倉 あー。
とうま ただまあその、真面目だけどガチガチに固まってる感じじゃなくてちゃんと会話してくれたから、すごい話しやすいいい子だなーって感じがして。
種倉 わかるわかる。わたしも結構一年生と話すと「あっ…あっ…」みたいな感じで喋っちゃうけど
とうま はい(笑)
種倉 めちゃめちゃ対応いいと言うか……ちょっと言い方あれかもしれないけど
とうま いやわかる。
種倉 会話してくれるのが嬉しい。
とうま 嬉しい嬉しい。若いよね。好きです。
種倉 今ね。一ヶ月くらいわたしたち活動してるけど、どうですか?その後の変化じゃないけど。
とうま なんか最近はね、ちょっと砕けてきた感じが、ちょっとだけ見えて、嬉しい。めちゃくちゃ。
種倉 あーそうなんだ。なんかあれだよね結構。共演こそないけど同じ稽古場にいるっていうか、共演者が同じ人間通しで。
とうま うん、同じシーンだけど、葵がはけて陽子がイリみたいなシーンが多いから。シーン稽古一緒にしてるから、そこでいっぱいはなせたりした。
種倉 いいですねー。うわ、いいなー。羨ましいなー。
とうま 仲良くなれてると思っております。
種倉 今後もね。まだ一ヶ月ですから言うて。今後どうなって行くかも楽しみですね。
とうま はい。理聖ちゃんが三男ノリにガッツリついてくるようになったら二劇は終わりです。
種倉 終わりか…終わりかぁ。おじさんですからね。三男は。
とうま 結構突っ込んでくれたりとかね。拾えるネタ拾ってくれたりとか。めっちゃ嬉しい。
種倉 最近タイムキーパーとかしてくれてるからね。
とうま そうそうそうそう。休憩時間が、10休で10分ピッタリで終わること無いですから。キーパー理聖。
種倉 みんながふざけてる時に「今休憩何時までですか?10分経ちました」
とうま (拍手)
種倉 素晴らしい。ありがたいです。見習いましょうあれを。
種倉 ですね、はい。ありがとう、理聖。
とうま ありがとうー。
種倉 ということで。こんな感じで今回のはりせが不特定多数の座組の役者に聞きたかったこと。こうじゃなくても、特定の、お前答えろ!でもいいので。考えてみて欲しいなー。
とうま すぐ出るものかな。うわーなんか演劇関連でいくか、プライベートにしちゃうか迷ってる。えーどうしよう。
うわーでも、不特定多数聞きたい、不特定多数じゃない、不特定の人に…。
そうだなあ。うわーでも、うーんと、えーと…。じゃあ、お母さん関連で。
あなたの母の味はなんですか?
種倉 おー。いいですね。
とうま 是非教えてください。
種倉 承りました。
とうま お願いします。
種倉 誰にいくことやら!
とうま ねー。全員気になる。
種倉 ランダムです。
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中央大学第二演劇研究会
2024年度夏の自主公演第二弾
『思い込み』
《脚本・演出》
熊田有作
《日程》
2024年 9月11日(水) 19:00
9月12日(木) 19:00
9月13日(金)19:00
9月14日(土)13:00/19:00
9月15日(日)12:00/16:00
※予定上演時間 110分
《会場》
ひつじ座
http://vector7.info/
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩12分
《料金》
前売・当日券 1000円
《予約はこちらから‼️》https://stage.corich.jp/stage_main/311100
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さまのご来場を座組一同心よりお待ちしております!!