【思い込み:インタビュー】 佐藤理聖
この記事は『思い込み』をより深く楽しんでいたくために行った役者陣へのインタビューです‼️
インタビュアーは役者兼web部の種倉と三谷が勤め、時には他の役者や主宰がガヤとしてインタビューを賑やかします。どうぞお楽しみ下さい。
今回、インタビューを受けていただいたのは、
主人公泰陽のファンを名乗る女子高校生 楢崎葵 役
佐藤理聖!!!!!
稽古場:チカホールにて
種倉 よろしくお願いします!
佐藤 よろしくお願いします!
種倉 突如始まってしまったインタビューですが、どうぞお付き合い下さい。早速ですが、、
あなたの「少年時代」に起きた事件
を聞かせてください
りせ 少年時代の出来事が...。
藤原 えっ何事件?
(ガヤとして小椋真嗣役 藤原柊人が参加)
たね 事件。
佐藤 事件…?事件...。真駒内に住んでたとき、
藤原 あーはいはい!あーあれか、東西線のいっちゃん端っこ?(佐藤、藤原共に北海道出身)
佐藤 南北線の端っこの!
藤原 南北線か。
種倉 東西と南北があるんだ。
佐藤 東豊線もあります。
種倉 へえ~。
佐藤 真駒内に住んでたとき幼稚園だったんですけど。真駒内公園あるじゃないですか。
そこで父と遊びに行ったときに。まあ幼稚園ぐらいに行って、かくれんぼをしたんですけど。
私が鬼で。探す度に父が動くから本当に見つからなくて。ガチで置いてかれたと思って大泣きしたってことだけはちょっと覚えてるっていう。
エピソードとしては弱いかもですけど。
種倉 あ~いい。いやいや全然そういう感じのを望んでます。
佐藤 それでした。
種倉 へ〜。そうなんだ。何歳ぐらい?
佐藤 何歳だろう。4歳?3歳?とか、本当にちっちゃい頃。割と衝撃すぎて今でも覚えてます。
種倉 は~。ね、なんか、ちっちゃい頃断片的に残ってる記憶とかあるよね。
藤原 事件って結構あれなの?ちょっと重めの話でもいいの?もうちょい軽めの話がいい?
種倉 いや、もうお好きにって感じです。
藤原 あお好きになんだ。
佐藤 重たい話は割といくらでもあるんですけど、出してしまうと。せっかくもしかしたらこれ見て観に来てくれる人もいるかもしれないから。
種倉 確かに。
佐藤 微笑ましエピソードの方がいいかなと思いました。かくれんぼとか。
種倉 子供ながらに感じた「事件」ですからね。振り返ったらそうでもない事でも当時からしたら相当の事件ですよ。
では、お次。
あなたのやめられないこだわり
を教えてください
佐藤 几帳面というか、シャンプーのノズル向き揃ってないと気が済まないんです。
藤原 あ〜。
たね へえー。
佐藤 手洗うポンプも正面ちゃんとこっち向いてて、ノズルこっち向いてないとちょっと嫌っていうか。
藤原 こだわりだねそれは。
佐藤 でも部屋が綺麗かって言われたら、そうでもない時期もあるんですけど全然。几帳面だと思います。
種倉 そうなんだ。へえー。
佐藤 小学生の頃の箱型の筆箱あるじゃないですか。あれの鉛筆さすとこあるじゃないですか。あれ長い順にちゃんとささないと嫌で。
種倉 うわー!
藤原 それはちょっと分かるかもな。やってたかもな〜。
佐藤 ランドセルとかに入れる時も、大っきいものから背中に入れてかないと嫌で。で、入れてったことによって左側にできるスペースに筆箱を入れたいんですよ私は。
藤原 すごいな。
佐藤 なんですけど、一回体調不良で早退するってなった時に友達が机の中の物いっぱい入れて持ってきたよ!って持ってきてくれて、開けたらぐっちゃぐちゃで。それがちょっと許せないというか。やってくれて有り難さはあるんですけど。
藤原 そんなこと気にする人が部屋が汚いわけなくない?絶対綺麗でしょ。
佐藤 気抜いたらコンタクトのがら?とか机の上に大量に今。笑
藤原 捨てられないか。
佐藤 捨てられない…。
どんな劇ですか?
種倉 どういう劇だって思いました?
佐藤 そうですね…なんか、結構、登場人物、佐代子、神宮寺は別なのかもしれないですけど、みんな闇の部分があったりとか、ちょっと陰があったり、暗い部分があったりとかするなー。
私は葵役なので、心の闇とか傷を考察したりとか、それ考えて演技プラン考えたりとか結構してるんですけど。夢と現実がやっぱりこの作品割と重要になってくるのかなって。
イマジネーションズ側(主人公2人)の夢の描かれ方と、まあ葵でいうと〇〇に関連する、現実になってしまったとか、いなくなるときのやり取りとか。
(ネタバレが多くカット!スミマセン!)
割と現実と夢の乖離というか、そういう話であるの
かなって思います。
なんか全然話しててわかんないんですけど。私も探り探りの部分もあるので。
種倉 そうだね~。葵にとっての夢ってなんだろうね
佐藤 感情が抑圧されてて、自分で考えることをしないようなキャラではあるので。そうですね、
(三谷陸人演じる)圭介とか(アキ演じる)泰陽との関係性の変化とかで葵自身も作品の中で変わっていくんじゃないかなって。結末までの台本が読めてないんで分からないですけど、あるのかなって思いますね。
種倉 見どころみたいなのは?一言で言うなら。
佐藤 うーん。見どころなんだろう。見どころ。(笑)
藤原 自分のシーンでもいいし、自分の役どころでもいいし、ここ頑張ったので見てくださいでも。
佐藤 葵ちゃんの、なんだこいつは!?っていうゾクゾク感を観に来てくださる方に味わってほしいなって思いますし、私自身もそういう、意味を持たせて演技をしたいなって思ってます。
種倉 ありがとうございます。ね。あと、2週間?その間に何ができるかだよね。※8/23収録
佐藤 そうですね。技術面でもまだまだ始めたばっかりでまだまだなので、私自身葵とか、かかわりのあるキャラクターと向き合いつつ、できることをやって本番を迎えられたらなと思ってます。
役者からの質問
種倉 さて、続いては、、他の役者からもらった質問に答えて、他の役者に質問を飛ばしてもらいます。
佐藤
「私の第一印象は?」
とかにします。そしたら!
種倉 おー。なるほど。気になる?やっぱり。
佐藤 第一印象と違うねって言われることが割とあって。なんか近寄りがたい人かと思ってたら、話してみると面白いねって言われることが多くて。
種倉 へえー。今はさ、体感的にその、そういう自分の部分どれぐらい出せてるの?
佐藤 けっこうもう普通に、友達と接するというか。初対面のへこへこしてる感じではないです。
初対面だと身構えちゃうので、どうしても。
種倉 そうなんだ。いやわかるー…。苦手。
佐藤 第一印象、皆さんに聞いてみたいことではあります。私は。
種倉 では質問預らせていただきます!理聖には後日、最後にインタビューを受けた人の質問がくるので、それまで楽しみにしていてください!
(実は佐藤がインタビュー、トップバッター)
佐藤 わかりました!楽しみにしてます。
後日、、、
種倉 理聖再びです、よろしくお願いします。
佐藤 お願いします。
種倉 理聖に最初に質問したので、インタビューを最後に受けることとなった、、、
柊人さんからの質問をぶつけていこうと思います!
佐藤 はい
種倉 最近感情でたなって思うときはいつですか
佐藤 感情でたなって思うとき、、、
そうですね、、一番、、思いつくのは2つあって
種倉 ほう
佐藤 こないだ花火を見に行ったときに超大雨で雷も鳴ってたんですけど
種倉 あー言ってたね。同期の一年生たちと。
佐藤 花火が決行されてすごい綺麗で生の花火を見るのがほんとに数年ぶりとかだったので私は大雨自体も思い出となり、花火もきれいでうわ青春だなと
種倉 なんかりせけっこう青春に食らってるとこあるよね
佐藤 ありますねえ。高校時代は部活にも入ってなくて、夏休みはほんとに家にいるか、塾行くかみたいな生活だったのでまあコロナもあって文化祭とかちゃんと出来なかったので
種倉 そうだよね
佐藤 今青春大満喫中ですね
種倉 うーんよかった
佐藤 今めちゃくちゃ楽しいで
すというのが1つ
種倉 はい
佐藤 もう一つがそれこそ稽古中なんですけど
種倉 うん
佐藤 私今回、葵ちゃんの役を頂いたんですけど、台本から得られる情報が少なかったりとか、つかみどころがないようなふわふわした役というのもあって私自身葵ちゃんがどういう人間なのかを掴むのに苦労した部分もあって
種倉 うーん
佐藤 で、演劇自体初めてなので
種倉 そうだよね。初めてでなんかこの役かあっていう、、
佐藤 役作りとか台本の読み方も手探りな中で、
ちょっとわからないよ〜泣 って笑
種さんいましたよね?
種倉 うーん、そうそうそう。急に、、私と話してたよね。なんか、理聖がアドバイス的なものを求めてくれて、私が喋るの苦手なりにあれかなあ、これかなあとか言ってたら、りせが「ああああ!!」って笑。こ、これはなんかやってしまったか!?とわかんないって稽古場を走り抜けていったのが記憶に残ってます。
佐藤 私はフラットに生きたいなと思っていて。
何があっても冷静を保ちつつっていうのを心がけてるんですよね焦ってしまったらできる
こともできなくなっちゃうなと感じることが今までもあったので
種倉 じゃあレアかな
佐藤 あんまり感情爆発みたいのはないかなと思ってますけど、、、でも稽古場とかでいろんな表現を引き出してもらったりとか。
種倉 ね、演劇もそもそも人の心の話だからね
佐藤 私にとって新たな取組というか。4月の時点では演劇やってるとは思ってなかったので不思議な縁だなあと思いながら、楽しく稽古してます。
種倉 いやー、こっからね、たぶん感情乱れまくる気もするよ、4年間。
佐藤 うんうん
種倉まあ、、頑張って、は言えないけど頑張る気持ちがあれば頑張ってほしいです
佐藤 頑張ります
種倉 では、ありがとうございました!
佐藤 以上です!
インタビューを終えて
理聖は今回の役者陣唯一の一年生役者で、インタビュー内にもあった通り、演劇未経験者かつ『思い込み』が初舞台なんです!
しかしながら、自分の色というものを出すのが得意な子で舞台上でもその存在感を活かせる人間だと思います。
また、輪の中に入っていくのも得意なのか、もうすでに癖の強い二劇生の中に溶け込んでいます、、。
(ひとりでにチンチロ初めて「5だー」と呟いてました。複雑な気持ちになりました。)
私自身、彼女と同じく一年の夏役者として参加した身でして、、理聖が稽古を楽しむ様子をみて度々「その気持ち忘れて欲しくないな」と勝手に考えてしまいます。
佐藤理聖の今しかみれないデビュー公演、是非劇場でご観劇ください!!
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中央大学第二演劇研究会
2024年度夏の自主公演第二弾
『思い込み』
《脚本・演出》
熊田有作
《日程》
2024年 9月11日(水) 19:00
9月12日(木) 19:00
9月13日(金)19:00
9月14日(土)13:00/19:00
9月15日(日)12:00/16:00
※予定上演時間 90分
《会場》
ひつじ座
http://vector7.info/
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩12分
《料金》
前売・当日券 1000円
《予約はこちらから‼️》https://stage.corich.jp/stage_main/311100
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さまのご来場を座組一同心よりお待ちしております!!