【思い込み:インタビュー】 アキ
この記事は『思い込み』をより深く楽しんでいたくために行った役者陣へのインタビューです‼️
インタビュアーは役者兼web部の種倉と三谷が勤め、時には他の役者や主宰がガヤとしてインタビューを賑やかします。どうぞお楽しみ下さい。
今回、インタビューを受けていただいたのは、
「イマジネーションズ」のメンバー 鈴木泰陽役
アキ!!!!!
三谷宅にて
種倉 はい、次のインタビューはアキさんです!
アキ お願いします。
あなたの「少年時代」に起きた事件
を聞かせてください
種倉 あなたの少年時代の事件を教えてください。アキ これはもうでも考えてきました。
えっと、小学校6年生のときだね。運動会で…なんか、まあ運動会の時期ですわ。
昼放課。昼休みのときに、あの、肩車騎馬戦。
種倉 肩車騎馬戦?
アキ 4人で。だから2人2人で、肩車騎馬戦をしてて。俺は下で肩車してた方をやってたんだけど。
そしたらあの、騎馬戦ガチでやってたら、上の2人が落ちて。取っ組み合いになって。
そしたら1人気絶しちゃって。起きずにまず運ばれて、1人は。で、もう1人落ちた方は頭打ってて、とりあえず保健室向かうってなって。で2人保健室行ってて。
で、残った2人、俺と、友達なんだけど、まあ、残されて。すごい叱られたんだけど。
ちょうど5,6時間目が、組体操の練習で。
体育館でやってたんだけど。
その体育館の入り口で、2時間立たされるっていう。
それで、6限終わった後に、
ずっと立ってて。まあ落ちた、その気絶してないヤツは早めに戻ってきて。気絶したヤツは6限終わってから戻ってきたんだけど。
そしたら、記憶が飛んでて。
「俺は、何をしてたんだ…?」って言って。
事件だったなぁ。
種倉 なかなか私、この年になっても記憶飛ばしてる人間そうそう見ないですけど
アキ いや本当にびっくりした。本当にすっぽり抜けてて。落ちて、カッって気絶したんじゃなくて、「ぇ、え、ぁ、なん、なんだ…?」ってずっと言いながら、もう保健室で寝ちゃって。
種倉 え、怖〜…。
アキ 幼馴染。小中高一緒のヤツやね。
種倉 良いの持ってますね。
アキ いやぁ、なんとか思い出した。
種倉 …え、その子本当に何もなかったんですか?無事だったんですか?
アキ あー全然もうピンピンして。無事運動会も頑張って。
種倉 運動会勝ちました?
アキ 運動会は、勝ったね。リレーアンカーで。勝ったわ。
種倉 すごい。良かった。
あなたのやめられないこだわり
を教えてください
アキ これなぁ。
いやでももう見つけました。ちょうど、マックを食っている最中に、見つけました。
これ結構ちっちゃい頃からやってるんだけど。
その、マックのポテトを食うときに、手を使わない。
種倉 おおお!やってる!!やってた!
アキ ポテチもまあ、そうかも。ポテチも結構箸とかで食うタイプなんだけど。
マックのフライドポテトのときは、絶対、手を汚さずに食う、っていう。
三谷 そうだ。お前全部そうしてるわ。
アキ 口を(容器に)つけて。
種倉 口元ベッタベタでしたけどね、さっき。
アキ (笑)いンだよ。手がベッタベタじゃなければ。
種倉 手が良きゃ良いんだ。
一角 ディップして食えないもんね。
アキ いやーディップ、だからしないんだよね。ナゲットは手使うけど流石に。ディップしたいから。
マックのポテトは、手を使わずに…食べます。
種倉 汚れたくないんですね。
アキ いやでも、本当にクセ。別に全然、手で食うモノは食うんだけど。マックのポテトはもう、ちっちゃい頃からやってて、結構。
種倉 確かに形状もね、やりやすそうですもんね。
アキ うん。やめられないこだわりです。
種倉 ちょうど良いところにありましたね。
アキ いやマジで助かった。マック食ってて良かった。
種倉 難しいなこのお題。
アキ いやマジで。他無いもんなぁ…
種倉 このお題が難し過ぎて、事前にインタビュー内容渡してるんですよ。だから、考えてきてもらわないと、うーん…ってなっちゃうから。(質問を)考えたのは基本主宰なんで。
余談にはなっちゃうんですけど、結構春公演(『有頂天』アキ主演の過去公演)も、夢がテーマの一つであったので、
アキ そうだね。
種倉 インタビューの内容が少年時代の夢を教えてくださいとかだと被っちゃうんですよ。
なんで、ちょっとこういう離れた部分を…。
アキ 良いね、変化球だよね。普段聞けないし。
種倉 同じ夢だけど全然(物語は)違いますよね。
アキ いやぁ、全然違うね。
種倉 ぜひ、春観に来た方も観に来ていただきたい…。
アキ いやぁ本当に、観に来てください!
どんな劇ですか?
アキ どんな劇ですか、がマジでムズいよな。
うーん、でも…。やっぱ…。どんな劇か…?
や、まあでも。なんか、すごい新しさがある劇。新しさはすごい感じるよ。
新しさがある劇だけど、ちゃんとなんだろう、その、熊(脚本・演出)が摂取した作品じゃないけど、昔の、今までの作品からもちゃんとエッセンスを取り込んでる、っていう。
だから新しさもあるけど、どこか王道でもあり。
それが脚本家の飛び抜けたユーモアで化けてるな、って感じの、劇だなぁ…。
あとはまあ、ママ。ママだし。ママだしね。
やっぱ…ダメだよ。ママだし…。ダメだよ…。
誠実に生きる難しさ、夢を追う難しさ、難しさっていうのがね、感じられながら…ママァ…。
難しさとママを感じる劇だなぁ。
見て共感する分にも、やる分にもそうだ。
(種倉)劇を観てくれたら納得できる部分もあるかもしれないですね。
まあね、観なきゃわかんないよ。どんな劇かは。お客さんにとってどんな劇だったかも気になるけどね。
面白い劇ですわ。やるだけですわ。
種倉 間違いない。
アキ だから、観に来てくださーい!
種倉 みにきてーー。
役者からの質問
今回の質問は…一角さんから来てまーす!
(拍手)
種倉 一角さん。アキさんへの質問を教えてください。
一角 今の、あなたの将来の夢、と、それを聞いて幼少期のあなたがどう思うか、教えてください。
アキ クッ!アァァ…!
マジで俺将来って言葉が一番嫌いなんだよ。
そうだね、将来の夢…。
僕もちゃんと就活はまあ…MBTIやってますから。自己分析してますからね。将来の夢なぁ…。
いや、でも、あるなぁ、将来の夢。
時間を感じず、ずーっと、河原で、佇、みたい。
河原。水辺。ずっと佇…みたいね。
だからもう将来とかを感じず。
水辺が好きでね。ぽーっと眺めるの好きなんだけど。ただやっぱ、帰らないといけないから。
寝たりしてたこともあったんだけど。結局いつかはね、時間が来ちゃうから。
ずーっとそこにいたいね。
…これを子どもの自分はどう思うかだよね?
種倉 うぉぉ…。なんだこの質問。酷いことをしますよ、なんか。
一角 いやでも…知ってること聞いても仕方無い。知ってること多いから。その分もある。
種倉 確かに、関わったことのあるメンツが揃ってる座組ですからね。
アキ これを(子どもの自分が)聞いたら…
「何を、呆けたことを言ってるんだ」と…。
アッ…アァァァァ…!!
マジで…過去が、過去が嫌い過ぎるからな…。
アァァァ…成り切るしかないか。
(幼少期の)自分は…
「どゆこと?そんな、川とか別に好きじゃないし。水辺とか好きじゃないし。将来は、僕は医者になるんだよ。将来の夢、僕は医者になるんだよ。」
子どもの自分はもう、「医者になれー!!」だな。
……ということです。
種倉 なんとも言えぬ気持ちになってしまいました…。
アキ いやぁこれはね。でも夢って結構、魅力的でもあり、怖さを孕む…。
それこそ、寝るときに見る夢とか、将来の夢とか、いくつか意味があるのもあって、想像させる言葉だけど、それがテーマになってる、今回の劇は。
いろんなことをお客さんに感じ取ってもらえる、想像してもらえる、空想してもらえる…。
…夢を見てるような、気分になるんじゃないですかね!?まるで。
種倉 きらきらしたところじゃない、っていうのがね。共感できる人もいるんじゃないのかな、と。
大人は大人でね、刺さるものがありそうですよね。
アキ 気になるよ。それこそ、俺らみたいな、「若い人」の夢と、いわゆる大人って言われる人たちの夢って、どういう違いがあるのかってよくわからないから。
自分たちとは違う世代の人が見て、どう思うのかは気になりますね。
種倉 ぜひ、老若男女みんな、来てください!
アキ 観に来てください!
種倉 では!
今度はアキさんに他の演者への質問を考えていただきます!
アキ えー聞きたい質問は…いま、一緒に稽古してる主宰、役者たち、まあだから座組か、「この座組の好きなところ」。
と、好きなハンバーガー。「好きなハンバーガーの種類は?」が、質問でございます。
一角 …ハンバーガーの種類?
アキ あるよ。チーズバーガーとか、アボカドバーガーとか。アボカドチーズバーガーとか。
アボカドチーズだったらちょっとね、仲良くしていきたいね。
種倉 なんでその質問なんですか。
アキ まあでもやっぱ、ハンバーガー好きだから。
種倉 ハンバーガーはもうどうでも良いんですよ。
アキ おぉい!(笑)どっちかっていうとそっちがメインだよ。
やっぱり、まあ、座組のね、好きなところ。
仲良いからこそ、褒めたりとか、好きー!とか、言えないじゃん。
一角 言わないね。
アキ 質問を受け取った人には、好意を。みんなに抱いている好意を。洗いざらい吐いてもらうと。
種倉 …承りました!
インタビューありがとうございました、アキさんでした!
インタビューを終えて
アキさんってなんなんだろうなあ、、、アキさんってさぁ、、、。
そんなことを考えていたら投稿が遅くなってしまいました。申し訳ございません。
さて、アキさんといえば我が中大二劇随一の演技力を持っている方ですが、そのパワーの源はどこからきているのでしょうね??
前々から私が思っていることなのですが、アキさんは老後の寿命を削って今を生きているような感じがします。演劇エンペラータイム。
命削ってるんじゃないかと思うほどの気迫を感じるんですよね。
そんなアキさんが暴れまくる本公演。熱気を帯びた彼の姿。誰もが、見逃せません。
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中央大学第二演劇研究会
2024年度夏の自主公演第二弾
『思い込み』
《脚本・演出》
熊田有作
《日程》
2024年 9月11日(水) 19:00
9月12日(木) 19:00
9月13日(金)19:00
9月14日(土)13:00/19:00
9月15日(日)12:00/16:00
※予定上演時間 90分
《会場》
ひつじ座
http://vector7.info/
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩12分
《料金》
前売・当日券 1000円
《予約はこちらから‼️》https://stage.corich.jp/stage_main/311100
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さまのご来場を座組一同心よりお待ちしております!!
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