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【思い込み:インタビュー】 ハンコ屋
この記事は『思い込み』をより深く楽しんでいただくために行った役者陣へのインタビューです‼️
インタビュアーは役者兼web部の種倉と三谷が務め、時には他の役者や主宰がガヤとしてインタビューを賑やかします。どうぞお楽しみ下さい。
今回、インタビューを受けていただいたのは、
主人公のバイト先の先輩 神宮寺雄一 役
ハンコ屋!!!!!
筑前屋 多摩センター店にて
種倉 よろしくお願いします。
ハンコ屋 オナ↑シャス↓!
(本日はインタビュアーとして種倉、
ガヤとして主宰 熊田 が参戦 )
種倉 じゃまぁ早速なんですけど
ハンコ屋 はい。
あなたの「少年時代」に起きた事件
を聞かせてください
ハンコ屋 これちょっとね、お話出来ないタイプのものが沢山あって。
いい感じに、ギリ生死を彷徨った話行くか。
熊田 おー。
種倉 すげぇ
熊田 いいですね
ハンコ屋 ギリ生死を彷徨った話行くか。(2回目)
熊田 聞きたいですね。
ハンコ屋 まぁ僕、両親がベトナム人で。だから小学校の時結構ベトナムに何度か訪れたことがあって。最近は行ってないんだけど。
で、ベトナムって大体海鮮を食べることが多くて。
そこで、海老があって。そん時海老が無性に好きで。それでベトナムって
熊田 あ、待ってください、…これ食事中に大丈夫な話すか?
種倉 確かに。
ハンコ屋 これね、大丈夫です。全然汚い話ではない…でも生死は彷徨ってる。
ハンコ屋 ベトナムって、食えるものと食えないものの差が激しいんですよ。
皆がわかるようなフォーとか。フォー↓ね(発音の話。クレヨンしんちゃんの喋り方をイメージすると良し。)
種倉 あ、そうなんだ。
熊田 フォー↓。
ハンコ屋 春巻きとか色々あるんだけど、あれは美味しいのよ。
種倉 え、春巻きってベトナムなんですか!?
熊田 生春巻き。
熊田 生春巻き。透明のやつ。
ハンコ屋 ライスペーパーで巻いたやつね。
種倉 ほえー。
ハンコ屋 まぁ揚げ春巻きも存在するんだけどそれは置いといて。
熊田 生美味いっすよね〜。
(アジアン料理に地味に詳しい熊田。ベトナム出身のハンコ屋と合わさりエスニックな雰囲気が漂う。)
ハンコ屋
でもそうじゃない、なんか謎の味付けのやつも多いのよ。よくわかんないスープとか、パパイヤのサラダとか。結構食えないものが多くて。そうなるともう海老が目につくわけですよ。
その海老を、親戚のおばさんに向いてもらいながら、なんか…どれくらい食べたんだろうな。40尾くらい?3、40尾くらいグァーって食べたの。
俺別にアレルギー無いんだけど。もう全身痒くなっちゃって。もう真っ赤になって。本当に。まぁ真っ赤にはなったんだけど、呼吸は出来るんだよ、ただ真っ赤になって…すぐ治る、っていう。
ハンコ屋 まぁ後先を考えないことはやっぱり多い。
種倉 あー。
ハンコ屋 僕のことを見てて思うことは多いかもしれないんですが、そういうことはね…だから(海老事件の頃から)そこまで成長してないのかも。人間として。
種倉 まぁまぁ、根幹って変わりづらいですからね。
熊田 あー、変わらない。
ハンコ屋 まぁそれがきっと良く働くこともあるんだろうが、俺は今後本当に社会人としてね、生きていけるんでしょうか(笑)、リスクヘッジが既にね。
…あっ、ちょっともう全然食べちゃってください。
種倉 今ニラ玉を食いながら喋っています。
筑前屋名物ニラ玉の登場。醤油と七味をかけるとマジで美味い。
(ニラ玉を切り分けるハンコ屋)
ハンコ屋 ……ごめん、玉だけになっちゃった。
熊田 (爆笑)玉が美味いから。
種倉 いや、玉好きっす。逆にニラいらないっす。
ハンコ屋 …まぁ最上級生、こんな最上級生でいいの???思いながら過ごしてます。なんかただひたすらに訳わからないことを言い、たまに主宰(熊田)に怒られる、という。
種倉、熊田 (笑)
種倉 フツーに怒られてますよね。
ハンコ屋 そう、フツーに主宰に怒られることがあって。一番ダメだと思ったのは、「集中力が欠けてますね」って言われた時。あれはダメだったな。
種倉、熊田 (笑)
熊田 いつ言いましたっけ、あれ。
ハンコ屋 なんかアキ(役者)の靴下がキモくて。
熊田 あー。
ハンコ屋 あの子は凄い足袋とか、五本指ソックスを履くんですね。俺はあれを見るのが凄い嫌で。それに対して稽古中に反応してたら「集中力に欠けますね」って。
種倉 絶対ダメですねそれは。
ハンコ屋 絶対ダメだね。
種倉 絶対ダメですよ。
熊田 集中力が欠けてるとかじゃなくて、集中力「に」欠ける。
3人 (笑)
ハンコ屋 まぁなんか、自由奔放にやらせていただいてはいますねぇ。
熊田 いや、それも良いことですよ。
ハンコ屋 4年生として、これでいいのかなぁ、と思いつつ…まぁ、結局なんか、皆後輩があったかいのもある。1年ぶりに役者として帰ってきて、この座組がお初でよかったなぁと思っておりますよ。
種倉 熊田 うん。
ハンコ屋 まだまだ精進しなきゃ行けないことも多いのですが。
種倉 よろしくお願いします。
熊田 お願いします。
種倉 じゃあ次行きますか。
あなたのやめられないこだわり
を教えてください
ハンコ屋 なんだろう。やかましい人じゃ無いですか、僕は。なんかやかましいんだけど、やかましく「あろう」とするこだわりがあるかもしれない。
熊田 それで言うと、What’s upはいつ辞めたんですか?
ハンコ屋 これは何でだかわからなくて。
熊田 こだわり無いの?
3人 (笑)
ハンコ屋 こだわりなの…か…?そうね、僕二劇に入った時から3年間くらいずっと何かある度にWhat’s upと挨拶する癖があったんですよ。最近それ言わなくて。
俺最近What’s upって言ってないんだよ。むしろ何故か「調子どうよ」って、日本語で聞いてる。
熊田 なんかもしかしたら、(ハンコ屋さんと)仲良くなれたってことかもしれない。
種倉 はいはいはい。
ハンコ屋 あーそう、なんか思うに、僕のそのWhat’s upってある種の武装みたいなもんだと思っていて。何だろう。(アツアツの唐揚げを頬張りつつ喋る)
種倉 あ、何も聞こえないです。無理です。落ち着いて食ってください。
(唐揚げもぐもぐタイム、熱くて苦戦している)
熊田 一口で食うから。
ハンコ屋 あふい。
種倉 今頑張って食べてます。
熊田 唐揚げを喰らってます。
ハンコ屋 後先を考えないと言うのはこういうことですね。
種倉 (笑)回収だ、
熊田 最高ですね。
ハンコ屋 そう、でなんか、こだわりなのかな、僕、初めての環境に飛び込む時とか、初めて会う人間と話す時とかに、まぁ別にそれも自分なんだけど、例えるなら弱い火に無理矢理油を注いだ、みたいな感じになっちゃうんですね。
熊田 うーん。
ハンコ屋 そう、だからなんか凄い、それこそWhat’s upみたいな、イェーイって感じで行くし…でもなんか、何でそれをし始めたのかはわからない、自分も。だし、それはやってて苦じゃ無いけど、たまにちょっとしんどくなることはある。
熊田 あー。
ハンコ屋 なんかそういう武装をすることがあって。人間としての性質で。
なんか結構、なんか武装してしまう癖みたいなのがあるのかも知れない。それも絶対自分なんだけど、それを誇張してそれ以外の奥ゆかしい部分を隠してしまうような。
実は僕はそんな、元気な人間でも強い人間でも無いのかもしれない、という。
熊田 なんか俺は、ハンコ屋さんへ抱いた感情の曲線で言うと、最初は超明るい人、もう燃える男なんだ、情熱に燃える男なんだって思ってて、でも2年の最初ぐらいの時に、あ、でもハンコ屋さんって意外とちょっとナイーブな人なんだって思って、だんだん、いや、この人多分本当に明るい人だなって、これがハンコ屋、うん、それが正しい気がするな。
ハンコ屋 なんか、本当にWhat’s upをしなくなったことは凄いでかいことだと思うんだけど、無理に大きくしなくなったのかもしれない、自分を。割と等身大の自分でいれるというか、たまにちょっと、全然シュンとするし。
3人 (笑)
熊田 でも、ハンコ屋さんは別にナイーブな人じゃなくて、熱い漢なんだってのは変わらないから。
ハンコ屋 まぁちょっと誇張してる部分はあるけど、まぁ根底には熱い気持ちがあって。まぁ全部自分なんじゃ無いかと思うわけですよ。だからそのナイーブと思われるような一面も、盛り上がり過ぎてしまう部分も、自分の根底も。今いる自分も、全部自分だなぁと。
種倉 いいピュアメンタルですよ。
ハンコ屋 でもなんか、それ(大きく見せてしまうこと)がこだわりなのかもしれない。きっとこれは今後も変わらないと思う。来年入社する会社の人と会う時もいつもより3割増しくらい元気に話しているし。
熊田 いや、でも多分なんかそれ凄い良いと思うんですよ。俺は。人と打ち解ける時に経ていく過程としてめっちゃ良い気がする。それにどう反応するかで人間が見える。そこで「何だあいつ」ってなる人は見どころはない人なんですよ。
ハンコ屋 もしかしたら、無意識下でそれを狙っているのかも。
熊田 人を見ているのかもしれないですよね。
ハンコ屋 フィルターみたいな。
熊田 リトマス試験紙みたいな。
ハンコ屋 赤になるか青になるかみたいな。まぁそれがこだわりなんですかね、こだわってしまうね、こだわっているのでしょうか?
3人 (笑)
熊田 あー、良い夜だ。
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作品の見どころ
を教えて下さい
種倉 主宰がいる目の前でどういうことを言うのか気になっちゃって。
熊田 おー。まじかじゃあトイレ行ってくる。
3人 (笑)
(熊田退出)
ハンコ屋 全然言えるけどね、マイナスな印象は全くないから…まぁでもちょっと恥ずかしいかもな。…やっぱりね、観るのもやるのも初めてな舞台というか。
これはちょっと二劇の内輪の話になっちゃうんだけど。僕の同期なんだけど二劇に入ったのが大学3年の時だったから、俺が3年生に上がるタイミングで卒業しちゃった伊織(芸名)って奴がいて。彼が主宰を務めた舞台に僕出させてもらって。2年生の冬に。「ある生き物」って舞台に。
種倉 あー、出てたんですか?
ハンコ屋 実は。
種倉 あーそうなんだ。
ハンコ屋 アンサンブルとしてね。まぁなんか質感がちょっと似てるんだ。劇の空気感とか。扱っているテーマはちょっと違うんだけど。いろんな部分で共通点があるから、お客様の中に「ある生き物」を観た人がいたら「あー」ってなることはあるんじゃないかなって。
だし、「ある生き物」に対するリスペクトは感じる。…でもなんか、僕も二劇内の発表会イベントとかで脚本を書くことはあるんだけど、そこで思うのは、脚本はその人間を表す鏡、分身なんじゃないかって。それでいくと、熊田の感じ、雰囲気は凄い出てると思う。話の中の節々で、普通の人なら思いつかないような、言わないような台詞があって。それがめちゃめちゃ面白いし、それは熊田特有の面白さだなぁって思っていて。それでいて、なんかしつこくないというか。
ハンコ屋 なんかすごい、サラッと入ってくるというか、脚本家のエゴが前面に出ているのにそれが全くしつこくない。
種倉 なるほど。
ハンコ屋 まぁなんか、結構今回の劇はフライヤーが爽やかな感じで、でも裏面に乗ってるあらすじはちょっと不穏で。そのあらすじの通りちょっとマイナスな感情になるような場面とかはあるんだけど、それを「楽しめる」って感じがしますね。「思い込み」は。好きな人はめっちゃ好きだと思う。だし、二劇ではそんなにやらないタイプの舞台だと思う。二劇の脚本家でもこういうものを書こうと思っても書けない、そもそも書かないって人が多いというか。二劇はここ最近いろんなジャンルの劇をやりますが。「思い込み」が後ろ向きな劇、って訳でも無いんだけど、真っ直ぐな劇をやるって印象があると思うんです。だから二劇としてはある種異端な舞台なんだと思う。でもそれが気持ちいい。本当にオリジナルというか、「思い込み」ってジャンルのエンターテイメントというか。うん、ジャンル分けは出来ない気がする。
種倉 確かに、そうですね、今回の劇ジャンル何?って言われたら分かんないかもです。
ハンコ屋 だから俺、誘ってるお客様にどういう話かって説明できなくて。本当にあらすじに書いてあることしか言えない、もう「ユーチューバーの話」としか言えない。
種倉 わかります、私も「ユーチューバーの話」って言って「めっちゃ現代的だね」って返答が来ます。
ハンコ屋 でも「ユーチューバーの話」だけじゃ収まらなすぎるんだよね。それ以上の色んなものを孕んでいるような、なんか、なんだろう、きっとこの世界の日常のどこかでこういうことが起こっているかもしれない、って感じですね。もしかしたらこういうことが現実のどこかにあって、それを覗いているような。それを楽しむエンターテイメントというか。言ってしまうなら、「熊田イズム」。パッと纏めてしまったけど、そういうことになるんじゃ無いかな。
種倉 良いですね〜。じゃあ自分の役の見どころを教えてください。
ハンコ屋 俺の役の見どころはね、最近やってて思うのは、こういう感じの役やるの初めてかも。って感じ。なんか独特というか、こういう人いるよね、というか。僕が結構芝居やる時は元気な役というか、ワーッて声出す役をやることが多いんだけど、そういうのとは違う。だから僕の芝居を知っている人は「いつもとはちょっと違うな」って自分を見れるんじゃ無いかなって。
種倉 そうですね。なんか凄い、熊田さんみたいなキャラだと思います。
熊田 …それ見た人どう思うかな。
(お手洗いから帰還した熊田)
3人 (笑)
ハンコ屋 そうね。
種倉 見たことない変な人だなって。
ハンコ屋 あーでも、「熊田イズム」って話をしたけど、それを担っている役なのかも。だからこそ、大事に芝居しなきゃいけないなって。
種倉 主宰が頷いております。
熊田 嬉しい。シンプルに嬉しい。
ハンコ屋 そもそも、出てくる奴らは皆どっかしら変。でも、いるよね、こういう人。って気持ちにはなれる。もしかしたらすぐ側にはいないかもだけど、どこかには絶対いる。この日本のどこかを覗いているような劇だから、そういう一人一人のキャラクターの愉快さというか、可笑しさ、悲しさがちゃんとあって。キャラクター一人一人がちゃんと考えられて作られていて。だからどの役も皆印象に残るんじゃないかな。
種倉 そうですねー。
ハンコ屋 きっとどの役も、「この人出てたっけ?」ってことにはならないと思う。…話の見どころか、結構物語が前半後半でしっかり分けられていて、そこでしっかり質感が変わったりするし、展開も凄い息を呑む感じで。そういう面でもエンタメ性の高い作品なんじゃないかな。
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役者からの質問
種倉 続いてなんですけどー。
ハンコ屋 うん。
種倉 えーっと、他の役者から来た質問をハンコ屋さんに答えてもらって。
ハンコ屋 何!?
種倉 また、ハンコ屋さんはハンコ屋さんで、違う人に質問をしてもらいます。
ハンコ屋 バトンタッチかー。
熊田 楽しいー
種倉 ハンコ屋さんに答えてもらう質問は、
とうま(鈴木陽子役)から。
ハンコ屋 来いよ!
あなたのお袋の味はなんですか?
ハンコ屋 これねぇ、お袋の味。これめーっちゃあって。
種倉 めっちゃあるんだ。
ハンコ屋 でもね、これ絶対皆のお袋の味とは違うのよ。
種倉、熊田 (笑)
熊田 絶対違う。
ハンコ屋 絶対違くて(笑)
種倉 絶対違う。間違いない。
ハンコ屋 やっぱりね、最初の話に戻りますが、両親がベトナム人で。もうね、ベトナム料理が食卓に並ぶ。毎日出る訳じゃないのよ、本当にたまに。ベトナム料理全般が。でも俺、正直ぶっちゃけてしまうと、母さんが作るフォーはめっちゃ好きって訳じゃない、美味しいけどね。メジャーな奴じゃなくて、マイナーなベトナム料理がめっちゃ美味い。
種倉 あ、そうなんだ。
ハンコ屋 皆さんは、空芯菜という野菜を知っていますか?
種倉 何それ。
熊田 分かりますよ。
ハンコ屋 中華圏とか、アジアの方にある野菜。ベトナム料理にもあるのよ、空芯菜とニンニクの炒め物が。多分ニンニクと塩だけで炒めてて。超シンプルな味わいで。…むっちゃくちゃ美味くて。
種倉 へー、そうなんだ。
ハンコ屋 それが、めっちゃ美味い。それがお袋の味かも、それと、モロヘイヤのスープ。
熊田 あー、なんかベトナムっぽい。ベトナムってスープめっちゃ飲みません?
ハンコ屋 スープめっちゃ飲む。モロヘイヤのスープががベトナム料理なのかは分かんないんだけど。粘っこくて、シンプルな味わい。何で味付けしてるかは謎だけど、俺のお袋の味はこの2つかもしれない。
熊田 あー。
ハンコ屋 あ、あと外せないのは、さっきもちょい触れたんだけど揚げ春巻き。これ、Cha Gio(チャージョー)って言うの。チャージョー。
熊田 チャージャー?
ハンコ屋 チャージョー。
熊田 スプラトゥーンですか?
3人 (笑)
ハンコ屋 チャー「ジョー」。まぁそんな感じの、揚げ春巻きがあるんですよ。それが中華の春巻きとは違って、中身が挽肉、海老、春雨、木耳。これが美味いんだ。それらを混ぜたものを小麦の皮かライスペーパーで包んで揚げる。
熊田 あーなるほど、
ハンコ屋 めちゃめちゃ美味いんだなこれが。カチャーンの作るやつが。
種倉 カチャーン…
熊田 揚げたてはやっぱ美味いすか?やっぱ。
ハンコ屋 うーーーん(唸り声)、揚げたても美味いし、何故か冷めててもパリパリしてて美味い。それかも1番のカチャーンの味が。
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種倉 あ、でもなんか勝手な妄想なんですけど、お袋の味が食べたいって恋人とかに頼まれた時、めっちゃ困りません?
ハンコ屋 …どうすればいいんだろう。
3人 (笑)
種倉 クックパッドにあるんですかね?
ハンコ屋 多分無い。だからカチャーンから直接飯の作り方を学ばなきゃ行けない。…空芯菜ってどこで売ってるんだろう。
種倉 確かに。
ハンコ屋 空芯菜とモロヘイヤはどこに売ってるんだ???
種倉 どこで買ってきてるんですかね?
ハンコ屋 わかんねぇのよ。
3人 (笑)
ハンコ屋 どこで買ってるかもわかんないし、でもそれを買ってきては作ってくれる。空芯菜スーパーで売ってるか?
種倉 スーパーでは見たことないです。
ハンコ屋 まぁこの記事を読んでくれた人皆に、空芯菜を食べてほしい。
ハンコ屋 うちのカチャーン、料理が上手いのよ。まぁみんなのカチャーンもそうだと思うけど。何が特に美味しいかな…豚汁好きでしょ、カレー好きでしょ、ラザニア好きでしょ、生姜焼き、唐揚げ…あ、全部好きだな。実は。
種倉 急に良い息子。可愛い。
ハンコ屋 だって美味しくないご飯ないもん。
種倉 いいですね、なんかほっこりしちゃった。
熊田 うん。もう話だけで美味しい。
ハンコ屋 全部好き、母ちゃんの飯は。
種倉 …さて、ほっこりしたところで。
今度はハンコ屋さんが他の役者に質問をしてもらいます。
ハンコ屋 じゃあ…あなたにとって、、
「愛」とは何ですか?
種倉 (笑)
熊田 まぁまぁまぁ、確かにね。
種倉 何故それを?
ハンコ屋 それは、もう「おたのちみ」だよね。
3人 (笑)
熊田 そうだよなー。
種倉 良いですね。やっぱ性格出ますね。
ハンコ屋 …誰に聞こうかな、一角二角(役者)に。
種倉 (笑)一角二角に愛とは何かを聞く。
熊田 (一角二角の真似をして)わかんない、わかんないっすね。
3人 (笑)
ハンコ屋 これは一角二角だな。俺はちょっと彼のそう言うのどう思っているかを全く知らない。だしこれは一角二角の方がいいと思う。
熊田 あー確かに、それはそうだ。
種倉 分かりました、そう伝えておきます。貴方に聞きたいと。承りました。
熊田 いいじゃないか。非常に。
種倉 結果はお楽しみに。結果はnoteを確認してください。
それでは、ありがとうございました!
インタビューを終えて
ハンコ屋さんは実はわたくし、種倉の今回の共演者だったりします。去年は就活で忙しく公演に役者としてではなくスタッフとして参加していた方で、どんな人かは知っているけど役者としてのこの人は知らない、、!といった具合でした。
今回のインタビューでもわかる通りバカ騒ぎが持ち味の彼ですが、演劇を通して真面目さや熱心さを感じる場面があります。苦戦が多い今回の役所ですが、彼の成長と個性をとくとご覧下さい!!
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中央大学第二演劇研究会
2024年度夏の自主公演第二弾
『思い込み』
《脚本・演出》
熊田有作
《日程》
2024年 9月11日(水) 19:00
9月12日(木) 19:00
9月13日(金)19:00
9月14日(土)13:00/19:00
9月15日(日)12:00/16:00
※予定上演時間 90分
《会場》
ひつじ座
http://vector7.info/
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩12分
《料金》
前売・当日券 1000円
《予約はこちらから‼️》
https://stage.corich.jp/stage_main/311100
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さまのご来場を座組一同心よりお待ちしております!!