【思い込み:インタビュー】 藤原柊人
この記事は『思い込み』をより深く楽しんでいたくために行った役者陣へのインタビューです‼️
インタビュアーは役者兼web部の種倉と三谷が勤め、時には他の役者や主宰がガヤとしてインタビューを賑やかします。どうぞお楽しみ下さい。
今回、インタビューを受けていただいたのは、
主人公弘の弟 小椋 真嗣 役
藤原柊人!!!!!
稽古場チカホールにて
種倉 はい!インタビュー、柊人さん回でーす!
一同 いえーい
種倉 はい。今日はガヤに◯◯(一角の本名)さんが来てくれてまーす。
一角 あ、一角二角です!
種倉 あそうだった、”一角二角”さんが来てくれてます。
藤原 こんな茶番までやるの。
種倉 雰囲気も伝えたいので。早速質問します。
あなたの「少年時代」に起きた事件
を聞かせてください
藤原 えこれなに自己紹介とかしないの。誰々役の誰々ですみたいな。
種倉 あー、、、、。
藤原 あ、えー、小椋真嗣役の藤原柊人です。
種倉 いえーい(拍手)ありがとうございます。
はい、じゃああなたの少年時代の事件を教えてください。
藤原 、、いやまあでもあれっすね。
あの僕あれなんですよ(大げさ)
事件と言えるかわからないんですけど、まああるちょっとお話がありまして、
小学6年生かな、のときに学年レクみたいな企画があったんですよ。
種倉 ありますね。
藤原 親とか先生がやってくれるやつ。でなんかそのー学校でお泊りはいろいろあってできなかったんですけど、逆に夜遅くまでいるっていう。
まあ日中は学校にずっといるっていうんで、みんなでねドッヂボールとかして遊んで夕方になったら親御さんとカレー作ったりして。
種倉 楽しいー
藤原 夜は、肝試し。
一同 あー
藤原 夏とか秋なので、、そうそれで肝試しを親が脅かす側でやってくれて。夜の暗い校舎で。
種倉 うわー怖ー!
藤原 やってたんですけど、まあ楽しくて、座敷わらしいると思ったら友達の妹だったりとか結構手の込んだことやってくれてて
種倉 やるなあ
藤原 うちのおかんが運営側だったんですよ。だからレクの全部終わって、よる9時10時にもう帰りますよーって親御さんがみんな迎えに来るタイミングがあってみんな待機してて。
おおかみこどもの雨と雪の土砂降りのときの、わかる?みんな迎えに来て2人だけ残るみたいな、みんないなくなるみたいな。
最後に1人だけ残るみたいな。
他に残ってるこが1人いてその子もお母さん来てなくて、2人で体育館の隅で待ってて先生と話してたりしたんだけど
その子が「忘れ物したわ」って言い出したんですよ。夜10時とかに。
ああまじ?って言っ次の日休みだったから(取りに行かないといけなくて)。
そいつ結構ビビりで、俺もビビりだからじゃあどうしようって思って
まあでも来て来てって言われたから、わかったって言って。体育館あって廊下通って本校舎行くルートで結構長めの道だったんだけど、
進んで2階にある俺らの教室にビビりながらいって廊下だけが明るいみたいな。
教室暗いから懐中電灯持って、忘れ物取れたからじゃあ帰ろうってなったんだけど、、
学校の階段って真ん中にないじゃないですか
ちょっと奥にも廊下あるみたいな
そこが点滅したんですよ
起こったのは点滅だけだったんですけど、俺らビビりだから急いで帰った。
その日はそれだけの話だったんですけど
翌々日くらいに学校行ってホームルームで学年レク振り返るみたいな
そしたら学校の先生が急に声色かえてPTAの親御さんの中に霊感ある人がいてっていい始めて。
おお何だ何だってなってたらそのお母さんが「あの日いたんですよ」って話してたらしくて。
そのお母さんが言うには、校舎の1階から3階をうろうろしてたと。
そこにいたから私はあまり見ないようにしてたと。
それ聞いたときに俺と忘れ物取りに行った友達、顔見合わせて。
先生が言ってたそのスペースって蛍光灯がバチバチ点滅したところだったよね、、、と
種倉 きゃーーー
藤原 という話です
種倉 信じるか信じないかは
藤原 でも身に起こったことなのでこれ今でも覚えてますね
種倉 いい話もってますねえ。電気バチバチくらいからちょうどよくこわい。藤原さんはスピリチュアルな話題好きですか?
藤原 俺学級新聞書くみたいな係で。
当時人気だった怖い本とか怖いスポットとか行ったりしてた。近所の公園のボロいトイレとか
種倉 へー、そうだったんだ。
ありがとうございます。主宰、熊さんも喜びます。
じゃあ続いて
あなたのやめられないこだわり
を教えてください
藤原 たぶん結構あるんだとは思うんだけど、、なんだろう。ラインのトプ画、猫なんですけどあれを変えないっていう。
みんな変えることあると思うんですけど、俺はあれを変えないっていう。
今までは数ヶ月に1回くらい変えてたんですけどあの猫の写真だけは変えない。
あの写真撮ったのが実家で、俺が猫アレルギーだから、俺が上京した瞬間に猫飼い始めて笑
種倉 いないからいいやと笑
藤原 家族が学校関連の人たちなので平日は休みを取れないみたいな。
でも俺が帰ってきて去勢手術、飼ったばっかりの猫だからしなきゃいけないって言って。
(家族は)平日行きたいけど仕事だから休み取れないよねと。
そしたら俺が春休み帰ってきたからじゃあお願いするわと。
種倉 うーんちょうどいいですよね
藤原 そうそうそう。
だからあんま仲良くない猫を手術に連れてくためだけに2人家に取り残される日があったんですけど
そろそろ時間だしケージ入れるかと思ったら全然見つからないんですよ。
種倉 うーん
藤原 気配から何か察してたのかわかんないけど、普段はそのへんでゴロゴロしてるから。
でも全然見つかんなくて。
種倉 えー
藤原 30分くらい探したけどほんとにいなくて。やべえと思ったらカーテンの裏にいて窓をじっと見てて。普段そんな顔してないだろって感じで見てて、、その状況を撮ったんですよね。こんな切ない表情するんだみたいな。
ずっと俺嫌われてると思ってて
俺は嫌われたら、相手のことを嫌っちゃうんで笑
こんな一面あるんだと知って
それだけですけどちょっと仲良くなれた気がしました。
それが思い出としてあるのでトプ画は思い出としてそのままにしてます。
こだわりですね、オチとかはない。
種倉 オチなんてなくていいよ。
一角 いい話ですね。
猫だなとは思ってたけど
猫好きなんだ。
藤原 猫好きっすね。
一角 見た目からは想像できない。
藤原 え、ほんとっすか
いやいや好きですよ猫。
一角 猫好きとは思えないくらいの出で立ちですからね。
種倉 笑
藤原 出で立ち、、、笑
実家に2匹目の猫が来て。
一角 2匹目!?
藤原 こないだ夏休みにちょっと帰ったときに来た。
種倉 新しい子とも仲良くなれると良いですね。
その後仲いいですか猫とは?
藤原 初対面のしどろもどろ感はないかな。
種倉 あーそうなんだ。
藤原 仲いいわけじゃないけどおっす、みたいな。
種倉 へーちょうどいい。
実家に帰る理由ができますよね。
藤原 ほんとそうですね
猫に会うために帰るみたいな。
種倉 (一角に)ペットいます?
一角 いる、犬。
どんな劇ですか?
種倉 じゃあ続いて。
どんな劇ですか?見どころなんかも。
藤原 みんなのエネルギーがある劇だなとめっちゃ思いますね。
俺は自分が作品作るってなったら、サークルとか巻き込む人たちにとってどういう意味がある本が良いかなとかゴチャゴチャ考えるんですけど、
主観的な意見になるんですけど
みんな作品を作ることにエネルギーを向けてるっていうのはすごく感じますね。
俺はそういうことあんまりしてこなかったほうかなと思うので、わからないけど
創作に対してまっすぐエネルギーを向けてる人たちが主宰、役者に多いなと普段の稽古から思ってるので、
作り手のエネルギーも見どころかなと思いますね。
熊の作品、主宰としてのあり方は他の二劇生にはないなみたいなところはあるな。
あんまり言い過ぎるとネタバレになっちゃうけど、
ストーリーだけを追うとおもしろいと思う人はほんとにおもしろいと思う。ちょっと苦手かもって人は苦手かもしれないけど。
俺らがエネルギーを持って演じてるっていうことでいろんな人にいろんなことを考えてもらうきっかけになるなと思いますね、客観的に見て、はい。
しらんけど、はい。
種倉 しらんけど。
藤原 俺は割とこの座組を客観的に見てるのでなるべく。
種倉 なるほど。
、、言い残したことはないですか。
藤原 ないですね。
種倉 じゃあ続いて!!!!
役者からの質問
種倉 他の役者の質問に答えてもらって、また他の役者に質問してもらいます。
今回の質問は、種倉さんから来てまーす。
一角 種倉さんから!(拍手)
種倉 実は佐代子役の種倉さんから届いてます。
藤原 あれあなたは違うの
種倉 私はインタビュアーなので。
えーと、
子供の頃から変わらない自分の子どもっぽいところを教えてください
一角 なんだなんだあ。
藤原 うーん
一角 達観してるとこかあ?
種倉 あ、一角さんが答えた。
藤原 あー代わりに答えてくれた笑
まあでも他人の顔を気にするみたいなところかな。
常に気にしいなところは変わらないかな、ちっちゃい頃から。
この人はこういう反応を望んでくれてるみたいな
それがあれば、望む反応をしちゃうみたいな
性格は内向的な自覚はあるので、この人によくないって思われてるだろうなとかそういうネガティブな捉え方はしちゃいがちですね。
本当にそう思われてるかは別として
相手から見た自分を考えちゃう
ああこの人は俺のこと好きじゃないんだな、じゃあいっかみたいになっちゃう。直さなきゃとも思うんだけど。
種倉結構とうま(鈴木 陽子役)みたいなところありますね。彼女もけっこう嫌いなやつにはじゃあいいですってなるみたいで。、それ子供っぽいですか?
藤原 でも結構自分勝手じゃない?
今日ちょっと気分乗らないなあって日は結構顔に出ちゃう方で。
そのテンションのままでいくんだけど、あー今周りから機嫌悪いって思われてるんだろうなあってまあもういっかってなるっていう
大人はそこを我慢とかできるんだろうなあと俺全然できなくてちょっとガキっぽいというか。
種倉 うーん、なるほどです。
藤原 なるほどです。
種倉 最後の方のインタビューなので、結構誰が誰に答えるか決まってて、私の次が柊人さんだったので何聞こうかなって(思ってたんですけど)。
普段聞けないことを聞いてみようかなと思ったら、あーそれ答えるんだ!って感じで。
藤原 あーまあまあそっか。
種倉 おもしろいですね。人柄が伝わるような気がします。
一角 今かわいいアピールするチャンスだったのに。
藤原 いやどういうこと笑
一角 子供っぽいとこだして、ハンバーグが好きですみたいな。
一同 笑
種倉 子役として満点笑
一角 ママが作ったハンバーグが好きです
肉肉しくてうまい(子役になりきって)
種倉 こどおじなんだよなあ。
一角 こどおじはダメだろ笑
種倉 かわいこぶらない結果となりました。
次の質問なんですけど最後のインタビューってことで最初にインタビューを受けた理聖(楢崎葵役)に質問してほしいなと思います。
藤原 理聖に聞きたいこと?
一角 唯一の1年生ですよ、理聖は。
種倉 そうなんですよね。
一角 最年少。
種倉 りせちゃんねると呼ばれてしまう理聖。
一角 いやはんこ屋さんだけだろ笑
理聖のこと正直一番わからないよな。
種倉 聞きたいことはいっぱいありますね。
一角 若々しいこれからの理聖ですよ。
藤原 じゃあ、
最近一番感情がでたなって思う出来事は何ですか。
理聖のスキルというか、先輩がバカやってるとときにウケて、ときに流すみたいな、それすげえなと思うけどね。
逆にそうじゃないとき、ブチギレたり悲しんだりするときは気になりますね。
種倉 理聖、すごい社交的で、唯一の1年生にも関わらずめちゃめちゃ馴染んでて。
一角 すごいよね
種倉 ほんとにすごい。確かに気になりますねそれ。
一角 前チンチロしてたからね普通に。
種倉 自分からしてましたもんね(複雑な気持ち)
一角 2でて「ああ2かあ」って笑
種倉 この質問は理聖にぶつけさせていただきます。
藤原 はーい。
種倉 以上でインタビューは終わりになります。
ありがとうございました。
藤原 ありがとうございました。
種倉 一角さんもありがとうございました。
一角 あー全然全然
ありがとうございました!
インタビューを終えて
はい。この座組、私が長い事お世話になってる先輩方が多いんですが、特にお世話になり具合が高い先輩ですね。共演だったり、彼主宰の作品に役者で出たり、、。
今回のインタビューで人柄や周りとの雰囲気が伝わったでしょうか。めんどくさそうな感じは伝わるのでしょうか。はい。
人柄が演技に反映されてるなと思う部分が多く。
今回は役のキャラが、という見目の部分もあるかもしれませんが、演劇の作り方がいつもこの人らしいなと思います。
空気感や相手の反応をきっかけに感情を持っていく所があると思うので共演者に求めるものが多く、、だからこそ繊細なものが作れる人なので。ええ、是非納得のいく演技ができる環境を共演者と作って欲しいです。
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中央大学第二演劇研究会
2024年度夏の自主公演第二弾
『思い込み』
《脚本・演出》
熊田有作
《日程》
2024年 9月11日(水) 19:00
9月12日(木) 19:00
9月13日(金)19:00
9月14日(土)13:00/19:00
9月15日(日)12:00/16:00
※予定上演時間 90分
《会場》
ひつじ座
http://vector7.info/
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩12分
《料金》
前売・当日券 1000円
《予約はこちらから‼️》
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さまのご来場を座組一同心よりお待ちしております!!
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