【思い込み:インタビュー】 一角二角
この記事は『思い込み』をより深く楽しんでいたくために行った役者陣へのインタビューです‼️
インタビュアーは役者兼web部の種倉と三谷が勤め、時には他の役者や主宰がガヤとしてインタビューを賑やかします。どうぞお楽しみ下さい。
今回、インタビューを受けていただいたのは、
イマジネーションズ リーダー 小椋弘 役
一角二角!!!!!
三谷宅にて
(ガヤとして佐藤、三谷、アキが同席)
種倉 早速ですが、事前に事前に送りました記事の内容は…
一角 みてない
種倉 !じゃあもう即興で
あなたの「少年時代」に起きた事件
を聞かせてください
一角 少年時代というのはいくつぐらい?小学校以前?
種倉 ある程度いまより昔であれば…高校の時ぐらいまでありですが、小学校ぐらいで答えて頂ければ。
一角 少年時代か…、
少年時代めちゃくちゃ体が弱かった、今も別に強くはないんだけど、体が弱かったの。
それこそ生まれて3ヶ月で入院して、生きるか死ぬかになって、その半分で生きても体に障害が残るか残らないかの
そんなレベルで、まあ4分の1を引いてなんもないんだけど、その弱かったのはずっと弱かったの。
で、卵アレルギーだったのよ、小さい頃は。
本当に給食とか、デザートの時間も俺だけその、みんなはお菓子食べてるけど俺だけバナナ食ってたりしたの。
むしろそういうこと配慮してくれる良い保育園だったんだけど、卵アレルギーだったから、ちょっと色々食えない物が多くて、みたいな。
それで卵アレルギーが治ったってエピソードがあって、
卒園式の後のご飯会で、プリンが出てきたのよ。
当時やっぱりおじゃる丸を見てた影響か、プリンをめちゃくちゃ食ってみたかったのよ。
もう卒園式でさ、気分も上がってるから食っちゃお、みたいな、親も見てないわ。みたいな。
要はそんな感じのノリで食ったんだよね。
食ったところを親に見られてて、あんた何食ってんのって言われて、そん時に俺が言った一言が、
「これ、茶碗蒸しや……」だった。
で治ったっていう。
まあそれが少年時代にあった事件かな。
少年時代はそんな感じ、今はもう元気。
体調崩したりもあるけど、今は元気。
種倉 そうだったんだ。いいですね。もう一角さんだって言う感じの幼少期。
一角 でもそれで卵アレルギーの影響で、しばらくその生卵とかが食えなくて、そのジュルッとした感じが生理的に無理というか。
形がしっかりした焼いた卵は食えてたけど、今も目玉焼きとかは半熟よりもしっかり焼いた方が好き。食感がね。
種倉 まあ残るものは残るんですね。
一角 そうだね……なんか違和感あったわ。
種倉 ではお次。続いてのお題。これ難しいんですよ。これ、急に言われてどう答えればいいのか分かんないですけど……
あなたのやめられないこだわり
を教えてください
一角 やめられないこだわり?こだわりか……
こだわりっていうのが難しいよね…
種倉 やめられないって言うのとこだわりを両立させないと行けないのが難しいですよね。
一角 くせとか、やってる事だったら簡単だけどね。ちょっと弱いけど、気に入った漫画は単行本で買っちゃう。それはやめない気がする。
種倉 でも、週刊で読んでますよね?
一角 そう。まあジャンプはさすがにもう置く場所がなくて、浪人の時に電子に切り替えたんだよ。
種倉 それまではあの厚いやつ買ってたんですか?
一角 そうそうそう。だから最後、年末にその2020年度の1号~52号まで出るのを、それの表紙を全部切り取って並べて写真を撮った後に、1枚1枚貼ってスケッチブックとか作ってた。
今はジャンプはやってないけど、それこそ漫画はめちゃくちゃ好きだから、気に入ってるやつとかは全部買っちゃう。
背表紙が本棚に並んでるのが好きだからやめられない。
電子の方がやりやすいってのも分かるけど買っちゃう。
種倉 じゃあもう家に結構いっぱいある感じですか?
一角 そうだね。今も気に入った漫画はこっちに持ってきててそれがどんどん増えたり、こっちで発売された漫画は途中からあったりとか。
逆にジャンプは週刊で電子で読んでるから、ジャンプ漫画を以外に買わないっていう。
買わなくても最新を読んでるから買わなくてもいいけど、単行本で読んでるやつとか、モーニングの漫画とか、青年誌のヤンジャンの漫画とかは買っちゃうな。
ちなみに持ってきている漫画で一番気に入ってるのは、「月刊少女野崎くん」です。
種倉 なんか春公演(一角主宰の公演)の台本資料とかにも書いてありましたよね。
一角 ずっと書いてる。野崎くんめっちゃすきです。
どんな劇ですか?
一角 ムズいな、どんな劇か。
それこそ熊田とまあ3年目だけど、結構2劇の中でも仲良いと思ってて俺は思ってて、法学部の中で一緒に居ることも多いから。その熊田が出す劇として、この題材持ってきたかって感じ。
どっちかと言うと熊田のセンスとか面白さとかより、熊田の優しさがでたなっておもってる。
結構優しい劇だと思う。これで優しさがお客さんに感じ取れるようになったらいいなって思うかな。
種倉 全然これまでなかった意見ですね。
一角 そうだね。でも面白いと思うな。
面白くなるかどうかは、大事な役になってるっていう自覚もあるから、頑張りたいね。
種倉 (主宰とは)学部学科も同じなんですよね。一角いやもう学年学科どころか、学年学部学科部署だよね。
種倉 もう同じ人ですね。
一角 法学部法律学科3年で音響部の同期。
種倉 結構班発表とかでも一緒に活動してたりもしますもんね。
一角 班発表で一緒に余興やったりとか、2人芝居もやった事がある。
共演もね何回もしてるから、それこそ去年初めての、俺と熊田どっちも初舞台の公演が初共演で、まあアキいたけど、俺の主催の公演には毎回出てもらってるし。
去年の夏の公演も一緒にやったりとか、結構関わりは深いよね。
種倉 だいぶ近しいひとですよね。
個人的には熊さんが主役の1人を一角さんにしたのが、いや〜そっか〜っていうか、なんかエモさを感じてしまって、、熊さんのことわかってるからな〜って。
一角 みんなはそう言うけど、俺はそんなに大事にしてなくて、そこは舞台外になっちゃうから、それこそ役決めの時にね、やりたい役というか、自信持ってる役が1個あったというのもあってね、他の役でね、そこを実力で取れなかったのが悔しいって気持ちもありつつ、でも主役にしてもらったから頑張りたいとは思ってます。
コイツ(アキ)にも負けないようにしないとね。
役者からの質問
種倉 では続いての他の役者から来た質問に答えてもらって逆に他の役者に質問をとばすっていうのをやってもらいます。他の役者から質問がもう来てて
一角 あー、はい
種倉 直々に一角さんに答えて欲しいっていう人がいて。
一角 え、誰
種倉…ハンコ屋さんから
三谷 え、いいねぇ
種倉
一角二角にとって愛とはなんですか?
一角 「 一角二角にとって愛とはなんですか」、?
アキ すごい質問だな
一角 えぇ……難しい
種倉 これで🤞
一同 あー、!
一角 愛とはなにか?うーん、めっちゃむずいな
種倉 笑
一角 うーん、愛か
種倉 お、結構考えてくれてる。
一角 いや、めちゃくちゃ難しいでしょ
一角 ほんとに、俺も基本書いてる人間だからさ
種倉 うんうん
一角 愛とはなにかってすごいでかいテーマだよねマジで。脚本書く人間ってさ、いやまあ陸人も書いたことあると思うけど、何かに対して執着する人、求める人っていうのがどうしてもテーマにあがるじゃない
三谷 うーん、答えを伝えてもいいし、どうですかって話。
一角そう。愛な、わからんな正直。
わからんって言うのが答え。分かったらそいつはもう人生あがってんじゃねとか思っちゃうし。愛は。
種倉 いやー。
ハンコ屋さんなんも考えずにこの質問出しただろうに、こんなに考えてくれるとは。
一角 なんだろ、愛とはなにかっていうのは、概念の話だから行動とかでこれって具体化するのはあんまり好きじゃないんだけど。
やっぱり1つとしては執着心というか。執着だったり依存。何かしらにやっぱ執着したり依存したりある程度頼らないと人間は生きていけないかな、絶対に。だからこそ、なんだろうそれを大事にして欲しいなっていう気持ちがある。
それこそ、愛が重い人と軽い人みたいな。これが好きだって言ったら深く行く人とか広く浅くこれも好きあれも好きっていう人とかいるけど、どっちも大事というか、そう、マジで形は無いからそれぞれのなんかものに向けられるんだったらいいんじゃないかなとか思うけど。
ちょっと抽象的すぎるな質問が。
アキ あなたにとってっていう。
一角 俺にとって
アキ 一角二角にとって
一同 愛とは、、
一角 まあ、これもエピソードトークになっちゃうんだけど、
一角二角っていう芸名を使っている訳だけど俺はこれを1年の秋からずっと使い続けてるんだよね。
初めて舞台たった時からずっと一角二角を名乗っているわけだけど、それはなぜかっていうと一角二角に由来があって。
一角食堂っていう福岡にある定食屋さんに浪人時代めっちゃ行ってて。すごい行ってたの。もう毎週行ってて。
で、最後中央大学行くって決まって最後行った時に飯食い終わって会計した後、もうこれが最後だなぁと思いながら帰ろうとするといつもありがとうございますって店員さんい言われたのね。
そん時になんか大事にしてたのは俺だけじゃなかったんだみたいな。客と店員っていう関係だけだけど知らない人と繋がれたんだっていう気持ちがして。
浪人した意味が、、なんか浪人ってあんまりよくなかったけどしても良かったなって思ったんだよね。
で一角を入れたっていうのがあって。それがまあ愛なんじゃない?その関係性が愛なんじゃない?以上です。
種倉 ありがとうございます
アキ いい話だ ええやんええやん 素敵だ……
一角 次は?
種倉 はい。答えてもらったんで、誰かに聞きたい質問を教えて下さい。
一角 うん、そうだね。
種倉 今残ってるのは陸人さん、アキさん、私、で柊人さん。
一角 まあ、誰でもいいけど…… 今の将来の夢は何かと、それを昔の自分だったらどう思うだろうかっていうのを訊いてほしいかな。
種倉 おー、気になる
一角 まあ誰でもいいけど
種倉 当たる人によっては病みますね
一角 病むと思うけど
種倉 激病みだ
一角 昔は、少年時代の思い出を語ると思うからその時期のあなただったらそれを聞いたらどう思うかっていうのを。
種倉 ありがとうございます。では、次の人に届けます。
一角 うん
種倉 ありがとうございました。
拍手
一角 楽しくやろうよ
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中央大学第二演劇研究会
2024年度夏の自主公演第二弾
『思い込み』
《脚本・演出》
熊田有作
《日程》
2024年 9月11日(水) 19:00
9月12日(木) 19:00
9月13日(金)19:00
9月14日(土)13:00/19:00
9月15日(日)12:00/16:00
※予定上演時間 90分
《会場》
ひつじ座
http://vector7.info/
東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩12分
《料金》
前売・当日券 1000円
《予約はこちらから‼️》https://stage.corich.jp/stage_main/311100
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さまのご来場を座組一同心よりお待ちしております!!