「夏について」
こんにちは。役者として参加しております、種倉です。いやいや、無茶振りではないでしょうか。こんな序盤に入って間もない私が書くんですか?どう書けばいいのか果てしなく困っちゃいます。だから支離滅裂な文になっていても許して下さいね。と、ハードルをガン下げしておきます。やったね!
さて、羊文学の『あいまいでいいよ』でも聴きながら読んで頂けると幸いです。私が聴きながら書いているってだけですが。
夏についてですね。夏か〜。季節の中では一番好きな季節です。私の中で夏は始まりかつ終わりのイメージがあると言いますか、夏だけで一つの物語が始まって終わっていくんですよ。私が一番活動的で、笑ったり泣いたり苦しむ、とっても忙しい、私の青春が詰まった季節です。今回の公演もその一部になるのかなと思うと一つ一つの稽古、行動を大切にしていきたい限りです。
(文章って書き手の性格滲み出ますよね…。そういう点でもどう書こうか悩んでしまいます。)
夏と言いますれば、何が思いつきますでしょうか。
私の場合、クーラーが効いた部屋で「ちょっと寒くない?」と贅沢な文句を溢しながら作業する場面を想像します。ここ最近何年間は特に忙しい夏が多くてですね、毎日稽古に出たり受験勉強をダラダラしていたりしました。
私は節目節目に音楽のプレイリストを作って、飽きたら違うプレイリストを作るのですが、そのプレイリストは毎回消さずに残しておくんです。だからそのプレイリストを再生すると、高校受験のとき、大学受験のとき、青春の真っ只中に自分はいると感じていたとき、具体的にはっきり思い出すことはできなくともぼんやりと気分を思い出す事ができちゃいます。(ある程度は思い出フィルターなんでしょうか、苦しんで、悩んで、辛かったであろうあのときの私が活き活きと、存外楽しく生きていたようにも感じます。)
細かく、とある1日に私が何をしたかなんてもう思い出せないのに、気持ちだけぼんやり残っているんです。夢をみた時と似ているのかもしれない。確かにとある場面に遭遇して、行動して何かを考えていたのに目が覚めたら何かに対して感じた気持ちだけ残っている。でもその何かは思い出せない。いやあ、夢も人生も儚いなあ。
はっきり思い出せなくても、思い出せないだけで心の奥底に経験がしっかり残っているのかな?覚えているけど思い出せないって事なんでしょうか。
まあ,何が言いたいかと言いますと、実感はなくとも、私も何かしら経験の集合体で、何でもない人間であるわけが無いって事です。
私は大人になっているのでしょうか。あのときより成長しているのでしょうか。はっきりは分からないですけど。
取り敢えず、暑さに負けるなよ小娘!
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中大二劇2023年度夏の自主公演第一弾
『好きなのに』
脚本・演出: コウセイ
〈日程〉
9/1(金)18:00~
9/2(土)13:00~/18:00~
9/3(日)12:00~/17:00~
※受付開始・開場は、開演の30分前です。
〈会場〉
中央大学多摩キャンパス
4号館イベントスペースnight(4201教室)
↓Googleマップ↓
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