無職日記㉓
2020年10月11日日曜日
無職生活23日め。
午前4時45分起床。
体温36度5分、血圧138/89。
NHK「演芸図鑑」で入船亭小辰師匠「真田小僧」、神田陽子師匠「椿姫」。
キッチンで餃子を焼いて金麦を飲みながら、お洗濯。
ルーティンの番組を流し見て、大谷凜香ちゃんをパシャパシャ撮影する。
午前10時。
キッチンでハイボールを飲み、さば味噌缶をつまみながら、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」。
ゲストは原田知世さん。
ラジオから声が聞こえてくるだけで、鳥肌が立つし、涙がこぼれそう。
メールも送ったしリクエストも書いたけれど、そんなことはどうでもいい。
てっきり映画のプロモーションかと思ったけれど、カヴァーアルバム『恋愛小説3』の話だった。レコード会社のスタッフも来ているようだった。
そこへ映画のスタッフが、リスナーと同じレベルでメールを送ってきて、宣伝を織り交ぜてきたのは良かったなあ。
この番組が終わったタイミングでテレビを点けると、NHKでちょうどよく関東地方の気象情報に切り替わる。
このあとさらに一時間、TBSラジオを聞くのだけれど、先週放送分を聞き逃してしまったので、タイムフリーが切れるまえに慌てて再生。
「キングオブコント」決勝前に収録された、ジャルジャルへのインタビュー。ほんとうにファンなんだなと思える、かわいい笑い声がいっぱいだった。
そのあと、今日の放送分をリアルタイムで聞き、買い物に出ることに。
明日は新聞休刊日なので、ローソンで日本経済新聞と生卵を買う。
100円ショップに寄ったあと、コープへ。昨日と今日はポイント5倍。
アルコール8%の缶チューハイ500mlを買い、飲みながら歩いて帰る。
ちなみに今日もワイヤレスイヤホンでSpotifyの音楽を聴く。
14時すこしまえに帰宅。
TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」に角川春樹がゲスト。聞き応えがあった。
ラジオを消して、ふたたびSpotifyで原田知世さんを聴きながら読書をする。
読み始めたら、面白くて止まらない。歩きながら飲んでいた缶チューハイと同じ物がちょうど冷蔵庫にあったので、ちょうどよかった。ハイボールを作っている時間も惜しいくらい、読む手を止めたくない。
買ってきたがんもどきを煮付けて、アテにしながら飲んで読む。
陽が落ちて、部屋の外が暗くなっても一気に読み続け、ついに読了。
いやあ面白かった。
ふだんあまり読まない作家で、一、二冊くらいしか読んだことがないかも知れない。
ぐいぐい物語に惹き込まれていった。
ただ、単行本化にあたってどうしてプロローグを書き加えたのかわからなかった。どんでん返しがあるのだろうか。それならばネタバレにならないか。
最後まで読んで、エピローグを読んで、やっとその意図がわかった。
むしろこれらがなければ、まったく異なる印象を受けただろう。雑誌連載を追っていただけでは、きっとちがう読後感を覚えたに違いない。
決して多くはない登場人物たちが有機的に絡み合い、そのことで主人公の芯にあるもの、あるいは揺れ動く心を際立たせている。
とにかく心地よい余韻が残り、しばらく浸っていたいと思える作品だった。
めずらしく遅い時間にお風呂に入り、金麦ゴールド・ラガーを飲みながら、放送時間の変わった「モヤモヤさまぁ~ず2」を見る。
お蒲団に横になると、あっという間に眠りに落ちた。
ちょうど午前0時に目が覚め、「乃木坂工事中」「欅って書けない?」「日向坂で会いましょう」を続けて見る。
また雨が降ってきたようだ。
睡眠導入剤を服み、「オードリーのオールナイトニッポン」を聞きながら就寝。
午前1時34分消灯。