無職日記③

2020年9月21日月曜日

無職生活三日め。


あいかわらず午前4時半過ぎに目覚める。

敬老の日だなんて未だ慣れない。

先週まで働いていた職場は祝日は休みではなかった。

時給制だったから、出勤日が多い分、収入はわるくなかった。

ただ月曜日から金曜日まで働き詰めというのは、たのしみもなかった。

これまでは連休と云わずとも、祝日があれば「今週は3日働けば1日休みか」という、ちょっとした息抜きができた。

ゴールデンウイークとお盆にだけ、例外的に数日休みがあっただけだった。

その職場との契約が終わってしまったいま、祝日に限らず「毎日が夏休み」だ。


ところで平日ぼくは、テレビ東京の「モーニングサテライト」というニュース番組を見てから、自宅を出ていた。

株式相場が休みの祝日は番組も休みになる。これがじつは困るのだ。

ニュース番組は情報だけでじゅうぶんと思っているので、ワイドショーは見る気がしない。

以前はNHKを見ていたが、スポーツや街の情報なども邪魔で見たくない。

ラジオ好きなくせに、朝はあまり情報を入れたくない。

そうなると朝刊に隅々まで目を通すくらいしかなくなる。

朝刊があればまだいいが、休刊日だったりするともう手持ち無沙汰である。


今朝はアサヒのザ・リッチを飲みながら、昨夜買っておいたゴーヤチャンプルーや麻婆豆腐を食べながら、先週の「オードリーのオールナイトニッポン」を聞いた。

Creepy Nutsの話題が出て、ふと思い立ち「ACTION」水曜日にハガキを書く。「ACTION」で唯一ハガキを募集していたのが水曜日だった。

とはいえ今日は月曜日。しかも祝日。間に合うかが問題。

ウチの近所のポストや郵便局は、たしか収集が15時過ぎなので間に合わない。すこし歩いたところにあるポストだけが収集が早かった気がする。

散歩がてら行ってみると、案の定午前9時34分の収集だったので投函。


TBSラジオ「伊集院光とらじおと」を聞き始め、カンニング竹山が出るというので、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」へ。

そのまま今月から始まったナイツの帯番組も聞いてみたかったが、祝日特番のため休み。

ふたたびTBSラジオでカンニング竹山が出る「たまむすび」から、最終週の「ACTION」。オープニングで幸坂さんが結婚を発表したり、宮藤官九郎の新番組が発表されたが、まったくメールは採用されない。


基本的にメールは送信するとき、チェックする程度なのだがAmazonから配送完了の通知が届いていた。

玄関を開けてみると、ダンボールが置いてあった。

この置き配サービスが始まり便利になったが、もっとわかりやすければなとも思う。まあ、メールをチェックするなり、受信通知を設定すればよいのだが。

中身はUSBカードリーダと、文芸誌「ことばと」。

通勤時にヘッドフォンで落語を聞くのだが、CDからmicroSDに録音するために前者が必要。CDラジカセに差したまま壊してしまった。

後者は佐々木敦氏が今春創刊したらしく、まもなく第2号が出るというので買ってみた。



いつものようにTBSラジオ「アフター6ジャンクション」を聞き始めるが、あまり興味のある内容ではなかった。番組開始数分まえに1通だけメールを送ったが、早々と切ってしまった。


ウイスキーの水割りを飲みながら、昨日塩麹に漬け込んだ鶏むね肉を弱火で茹でる。

ふだんはしないのだが、できたてを味見してみたらおいしい。いつもは冷蔵庫で冷やしてから食べるので、熱々もわるくない。

そのまま寝室に持っていき、録り貯めてあった「女子グルメバーガー部」をまとめて見ながら時間を過ごす。


外でドカドカ音がするのでベランダに出てみると、花火が上がっていた。


ふと、お蒲団に横になるとそのまま眠ってしまう。

目が覚めると、午前0時58分。横になったままスマートスピーカーに呼びかける。「東野幸治のオールナイトニッポン」を聞く。

面白くて冷蔵庫から金麦と枝豆を出してきてしまう。

タイマーをセットして、睡眠導入剤を服み、午前2時39分に就寝。

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