見出し画像

喫茶トキノワ5周年 初めてお便りを採用されてから今までを振り返る②

弟の眼鏡が宙を舞った日(156回)

2019年8月7日。このお便りは、「ロイヤルブレンドに送るしかない!!」というネタに初めて遭遇したときかもしれない。
ある日帰宅したら弟の眼鏡が折れていて、不思議に思い聞いたところ思いがけない理由が返ってきた。
それは、「弓道でつるに引っかけて矢と一緒に飛んでいった」というもの。
漫画のような愉快な理由にこれなら採用されるかもとメールソフトを開く。
土岐さんに見事正解されてしまったけれど、反応は上々で自信のある文面の1つである。

思いがけない誕生日プレゼント(158回)

2019年8月21日。私のトキノワ投稿、ひいては人生そのものを語る上で忘れてはいけない出来事。トキノワ初の公開録音イベントのサブタイトル採用!
元々、サブタイトル案を送ったのは、受検も差し迫っている(1次試験の四日前くらいだった!)中で、イベントを諦めることを自分で納得するためのものだった。
募集が始まり、私の中で「行きたい」「受験がある」「サブタイトル考えるのは楽しそう」と感情がぐるぐる渦巻いた。
結局送ってみて、他の人のものが採用されれば『自分が採用されたわけではないし内容はラジオでちゃんと聴ける』と諦めよう。そう思うことにした。157回の素敵なサブタイトルたちに触発され、幾つか案を送った。あわよくば読まれればいいなと思って。
それが、どうだろう。当日、なぜかその日中に聴かねばならないと胸騒ぎがした。
聴きすすめると、「時分け合うも多生の縁」がドッグイヤーされている。ドキドキが止まらなくなる。オガタさんのイチオシとして挙げられる。まともに立って居られなくなり部屋で足をバタバタさせて暴れ弟にジトっとした視線を送られた。
そして採用され崩れ落ちる。
前日が自身の誕生日なのもあり、推しから誕生日プレゼントを貰った気分だ。
さて、どうしようか。受験はある。人生の一大イベントだ。しかし、サブタイトルの採用なんて一生に一度あるかないかだ。行こう。
ここまで行き着くまで約3分。そこから母にお便りを送っていることを白状し、口説き落とす。そうしてチケットを手に入れた。忘れられない一日だ。

ここからは、
①サブタイトルの由来②後日談を語りたい。
「時分け合うも多生の縁」の由来。
私はアニメ『ネト充のススメ』に出てくる、リリーが「旅は道連れ世は情け 袖振り合うも多生の縁」と林(主人公)に手を差し伸べるシーンが好きだ。そこから「袖振り合うも多生の縁」という言葉が大好きになった。
サブタイトルを考えようとしたときに真っ先に思い浮かんだのは、
「普段はそれぞれの場所で、それぞれの時間でトキノワに集っているリスナーが、トキノワを縁に一堂に会するなじみのお店」の光景だ。
同じ時を分け合うのもイベントという時を分け合うのも縁が繋いだ結果だと思いこの言葉になった。
感覚で組み立てたから、言葉で説明するのは少し難しい。
②後日談
トキノワから頂いた「お礼」について。
土岐さんがリスナーをイメージしてオーダーした、オリジナルブレンドコーヒー豆を頂いた。
成分は「癒やし」25%「陽気さ」25%「自由さ」50%。
「わかる~!」と思いながらコーヒーミルを使って挽く。淹れると爽やかな香りが鼻から抜けて、余計にトキノワリスナーらしさを感じた。

脳直で送ってしまった回(161回)

2019年9月11日。サブタイトルの採用された日に、勢いのまま書いたお便りだ。
なにせイベントを諦めるつもりだった私の決心を一瞬にして覆してしまった。崩れ落ち、ニヤつく頬を抑えきれないことを報告して参加宣言をするそんなお便りになる。後にも先にもこんなにも脳直で書いたお便りを送ることはないだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?